SW2.5 CP:冒険をしよう~砂の砦からの脱出~

escape2部3.5話『黒き吸血鬼の秘密』



GM:ANIGR


PC:「グレン・ネルス」(キャラシート)PL:jyona
PC:「藍花(ランファ)」(キャラシート)PL:せにすち
PC:「モーグ・メタラージ」(キャラシート)PL:ジェンガ
PC:「イディー」(キャラシート)PL:Wolfram
PC:「シアストリス」(キャラシート)PL:seveer

メイン 見学

本作は、「著:北沢慶/グループSNE、KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作作品です。
(C)Group SNE 「ソード・ワールド2.0/2.5」



『目次一覧』



Index

  • エリア:奴隷街区-タヌキ亭
  • ヒューネの依頼
  • エリア:黒砂の殿堂
  • 虚ろなるルースティッヒ
  • イーシス図書館
  • セト・イーシス
  • VS ■■■■■
  • 一時の閉館
  • 感想戦+リザルト



  • プリプレイ

    GM:On time...
    GM:お時間になりました
    GM:点呼!
    グレン・ネルス:ヴォー
    イディー:ウサー
    シアストリス:Sand…
    モーグ・メタラージ:!
    藍花:Kani
    GM:ヨシ! では始めていきましょう
    藍花:よろしくお願いします
    GM:【今回予告】
    ショウライとの天地を巡る激戦から翌日。
    古代図書館に居を構えるノスフェラトゥ、ルースティッヒの元を訪ねることにした。
    街で最も古い蛮族にしてどの四天王にも属さぬ強者と呼ばれる彼は一体何を知っているのだろうか。
    そして300年前のイーシスの知識を蓄えた図書館に眠る秘密とは?

    GM:冒死よ!第二部3.5話『黒き吸血鬼の秘密』
    GM:◆◆◆




    エリア:奴隷街区-タヌキ亭


    GM:ショウライとの天地を巡る激戦から翌日。
    傷を癒やした君達は久々にタヌキ亭で身体を休めていた。

    GM:朝食を取ろうとする君達の目の目には、ダムールの作った普通の料理やミケの作った独創的な料理が並んでいる。
    テーブルには、ソコやヒューネ、そして珍しく朝に弱いホルドも座っているようだ。

    GM:仲間に〈受益者のシンボル〉を配りたいなら今配ってしまうのがいいだろう。
    ミケ:「みなさん! どんどん食べてどんどん傷を直しちゃってくださいね!」
    ミケ:「お料理はいくらでもありますから! 何故か作ると増えるんですよねえ」

    藍花:「ん」言われるままにどんどん食べている
    シアストリス:配っちゃうぞー
    イディー:「…なんで?」
    モーグ・メタラージ:「なに当然のこと言ってんだお前……」
    グレン・ネルス:「なんか勝手に動いてるぞこのパン」
    藍花:「作ると予想以上に増えるなら食糧問題も解決?」
    シアストリス:「おはよ」シアストリスが目をこすりながら階下に降りてきた。若干遅刻だ。
    ミケ:「ですね! ひとりぶんのパスタを茹でようとしたらなんか5人前くらいになったり……もしかしたら私って才能あるのかも!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「おおシア、いかんぞ寝坊とは……フワァ」
    藍花:「おはよ、シアちゃん」
    モーグ・メタラージ:「いや作ったら普通に増えるもんじゃねぇの……茹で過ぎだろただの、あと水を使い過ぎだろそれァ」
    藍花:「シアちゃん、大丈夫?体調悪い?」心配そうだ
    シアストリス:「準備をしてたから」ぱふ、と椅子に乗る。
    ルーサ:「準備?」

    シアストリス:その両手には4本の木の枝が抱えられていた。
    藍花:「?」
    シアストリス:「そう」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?」
    イディー:「いい感じの棒でも拾ってきてたのかい?」
    シアストリス:「空での激戦を終え、次なる目標に狙いを定めている今……
    シアストリス:「私は、また新しい魔法を覚えてしまった」
    ルーサ:「すごい! すごいですシアストリスさん!!」
    シアストリス:神妙な顔で枝を掲げた。
    モーグ・メタラージ:「そりゃ結構、どんなもんだ」
    グレン・ネルス:「へえ、新しい魔法」
    ルーサ:「是非その魔法をグレンさんに試してみてください……!」
    シアストリス:「うむ」
    グレン・ネルス:「なんで俺!?」
    シアストリス:グレンに枝の内一本を渡す。
    グレン・ネルス:「なんだこの木の枝」
    シアストリス:その枝には剣の鍔のように短い枝が一本足されて、十字架…あるいは剣のような形状をしている。
    グレン・ネルス:受け取ってしげしげと眺める
    シアストリス:その先端には、スペードの刻印。
    藍花:「武器?槍みたい」
    ソコ:「? これはトランプの?」

    シアストリス:「これは<受益者のシンボル>。」
    シアストリス:「私が作ったおまもり。」
    グレン・ネルス:「ほー」
    シアストリス:「スートはカジノで覚えた。」胸を張っている。
    ホルス:『ウッ、バニーサンの記憶ガ……』ホルスが頭をハネで押さえる
    シアストリス:「グレンは剣を使って私たちを守ってくれる。だから勇気と武器の象徴、スペード。」
    ソコ:「おお、ピッタリっすね!」
    藍花:「ホルス、平気?」撫でている
    イディー:「ふむふむ」
    グレン・ネルス:「じゃあ他のやつのは……」
    ホルス:『ダイジョブ』
    シアストリス:「ん、みんなにも」
    藍花:「トランプにうさぎのマークがなくてよかった」
    シアストリス:イディーに枝を渡す。
    モーグ・メタラージ:「受益者の……あー、なんだ、ドルイドのだったか?」
    イディー:「ありがとう」
    シアストリス:刻まれているスートはクローバー。
    ヒューネ:「メリアの方なんかが使う魔法ですよね……。このクローバーにはどういう意味が?」

    シアストリス:形はクローバーに近いが…本来葉のように丸くなっている部分が妙に鋭い。
    イディー:「ずいぶん鋭いね」
    シアストリス:「クローバー、叡智の証。それと……」ホルスに目を向ける。
    ホルス:『ピ?』
    シアストリス:「イディーはホルスと仲がいい。だから、ホルスの足っぽくした。」
    ホルス:『イェイ』
    イディー:「なるほど、いいね」
    シアストリス:「ん。」
    藍花:「よく似合う、流石シアちゃん」
    グレン・ネルス:「なるほど」
    イディー:「長さもいい感じだ」腰のベルトに刺してみる
    ホルス:ちょっと爪が食い込む性でイディーの頭頂部の毛が爪の形状に薄くなってきているのだが、本人が気づかない内はいいやと思っているホルスだった。
    シアストリス:力の代償…
    ホルス:『イーカンジ』
    シアストリス:「次はモーグ」3本目の枝を差し出す。
    藍花:また毛の話してる……
    シアストリス:枝の外側が炎の揺らめきのように波打ち、先端にはハートのスートが刻まれている。
    ルーサ:「あれ、可愛いマークですね」
    藍花:「モーグにハート?」
    モーグ・メタラージ:「おう……ハート?言うのぁなんだが似合わねぇだろ」
    シアストリス:「ん。ハートは激しい情熱を表す側面もある」
    ルーサ:「なるほど~」
    イディー:「ほうほう」
    モーグ・メタラージ:めんどくさそうな表情を浮かべた
    シアストリス:「いつも黒い炎でなんでも溶かしてるし、私たちの中で一番他の人をよく見て共感している」
    藍花:「なるほど?」
    ヒューネ:「意外と情に厚いところありますもんね、モーグさん」
    グレン・ネルス:「いいんじゃないか」
    モーグ・メタラージ:「うるせぇ、評すな一々」
    シアストリス:「モーグの言葉が相手を動揺させられるのは、それだけモーグがその人を理解して言葉を選んでいるからだと思って。」
    藍花:「モーグ照れてる?」
    ホルス:『いつものヤツ。ツンデレ』
    藍花:「そう、つんでれ」
    モーグ・メタラージ:ホルスを掴んでがくがくと揺すっておいた
    ホルス:『ファーブルスコファー』
    シアストリス:「ん。私が覚えた魔法の中でひと際強力な魔法、それを一番活用できるのはモーグ。シンボルを失くさないで。」
    藍花:「ちょっとモーグ、図星だからってそういうのよくない」
    グレン・ネルス:「またホルスが再起動した……」
    ホルス:『モルスァ』
    シアストリス:どこかに飛んで行っちゃうよ
    モーグ・メタラージ:「失くすかアホ、斥候スカウトだぞ俺ぁ」
    モーグ・メタラージ:ルーサと一緒にするな、と視線を投げておいた
    シアストリス:「信頼してる。」頷き、藍花に目をやった。
    ルーサ:「? ……!」バチコーン☆、なにを勘違いしたのかウィンクで答えている
    シアストリス:枝に刻まれているのは最後に残ったスート、ダイヤだ。
    藍花:「ん、スペード、クローバー、ハート……ってことは」シアを見つめ返す
    モーグ・メタラージ:呆れかえって視線を戻した
    ダムール:「ダイヤといったら富の象徴って意味もあるようだが、富?」しげしげと藍花を見る。

    シアストリス:「そう、ダイヤ。富と純潔の象徴……だけど」
    イディー:「一番貧乏感ある」
    藍花:「むむ……」少し傷ついたように視線を落とす
    シアストリス:「私がこれを選んだのは、似ていたから」
    イディー:「ふむ?」
    藍花:「?」
    ダムール:「?」
    シアストリス:「竜の鱗。」
    モーグ・メタラージ:「あー」
    グレン・ネルス:「言われてみれば……」
    藍花:「……。」自らの左手を見た
    シアストリス:「これは藍ちゃんと、トゥムの繋がりから作った証。」
    ソコ:「竜の鱗……」
    藍花:「私と、トゥムの……」
    藍花:左手で受け取る
    シアストリス:「今は自由に話したり、触れ合ったりは出来ないけれど」
    シアストリス:「いつか、ちゃんと友情を結べるように。」
    藍花:「……ありがとう、シアちゃん」
    藍花:「大切にするね」
    シアストリス:「ありがとう。」
    藍花:「でもシアちゃんの分はないの?」
    ホルス:『ピ』
    藍花:「ホルスもそう思うよね」
    シアストリス:「ん……スートは4つしかないから」
    グレン・ネルス:「トランプにはもう一つ例外・・があるだろ」
    ソコ:「え、それって……」
    モーグ・メタラージ:(別に実利の上じゃ問題はねぇだろうが……まぁいいか)
    シアストリス:「例外?」
    グレン・ネルス:「ジョーカー。砂の砦の切り札」
    ホルス:『ピ!』
    シアストリス:「ジョーカー……」
    イディー:「切り札か…シア君にぴったりかもしれないね」
    藍花:「うん」
    ホルス:グレンの言葉に我が意を得たのか、ホルスは机の上に降りるとシアの腕輪に頭をすりつけた。
    シアストリス:「そう? ……ん。みんながそう言うなら」ホルスを見る。
    ホルス:そこには砂の神のマークが刻まれている。この街の王族たる証だ。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム、良い仕事をしたなシア」ホルドが後方保護者顔でウンウンと頷く。

    シアストリス:「使える魔法も増えたから、ホルドおじさまに教えてもらったいろんな戦術もとりやすくなるはず」
    モーグ・メタラージ:「へぇ、そりゃ期待しとくさ」
    藍花:「それにおしゃれだし、仲間って感じもする。すごくいいと思う」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、それもそうだが……」ホルドは口ひげを満足気にいじると、仲間たちが持つシンボルを順繰りに見た。
    藍花:「?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「人を見て、言葉と形にし、縁をつなぐ。人の上に立つ者として一番重要なことだ」
    シアストリス:「……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「いずれお前が目指す立場がなんであれ、無駄になることはあるまい」
    グレン・ネルス:腕組み後方兄貴面をしている
    ホルス:羽組み後方相棒面をしている
    藍花:「えーと……?」二人を見た。一緒にやった方がいいのだろうか……?
    シアストリス:「わかった。」
    グレン・ネルス:「そういやなんでここにみんな集まってんだ? ソコとか、ヒューネとか」
    シアストリス:んふー、と息を吐いて朝食に手を付け始めた。シアなりに緊張していたらしい。
    藍花:「シアちゃん、おつかれさま」
    ソコ:「え、ああ! 私は連絡役としてなるべく顔出すようにしろって言われたっす。自由団が得た情報も適宜共有するようにって」
    シアストリス:「ん。がんばってよかった」
    グレン・ネルス:「なるほど、ありがとな」
    ヒューネ:「私も似たようなところです。ケルダ先生が自由に動けるようになったから、私も動ける範囲が増えて」
    藍花:「ミケの増える朝ごはんがあるよ」シアの皿に取り分けている
    グレン・ネルス:「そりゃよかった」
    ソコ:「……このパンなんかウネウネしてないっすか?」
    モーグ・メタラージ:「そうかい、まぁ先にケルダの方の話に乗らねぇといけねぇが……」
    モーグ・メタラージ:「あー、それは気にするな」
    グレン・ネルス:「一口で行け。そうすれば気にならない」
    シアストリス:「お得。砂の砦を救えるかも」もぐもぐもぐもぐもぐ
    藍花:「テーブルよりは柔らかいから食べやすいと思う」うねうねを噛みちぎっている
    ソコ:「うっす! いやあああ口の中でウネウネしてるっすうううう」



    ヒューネの依頼

    ヒューネ:「あと……えっと、前に頼んだ件について、なにか手がかりはないかなって」
    ヒューネ:「あ、えっと……」
    藍花:「ん、ヒューネの話だった」うねうねのことは脇に置いておくことにした
    モーグ・メタラージ:「はぁ……あぁ、準備でき次第にぁなるが、ラッダイトとやらの件」
    ヒューネ:「あ、そっちもなんですが……」
    モーグ・メタラージ:「首突っ込みに行くつもりで……ぁん?」
    グレン・ネルス:「他になんかあんのか?」
    モーグ・メタラージ:「……あぁ悪いな、お前の依頼もだったか」
    ヒューネ:「はい、私の個人的な依頼の方です。といっても手がかりもなにもない、急がないものですが」
    ヒューネはそう言うと懐からなにか紙切れを出した。

    依頼『かつての主人を探して欲しい』 ・依頼人:ヒューネ
     (前弾)報酬:5000ガメル、(後段)斬魔の剣
     私は元騎士で街の外で捕まりました。
     その時、護衛対象だったオート王国の貴族令嬢、クロト様とモルタ様の姉妹も一緒に捕まったのです。
     もう数年前のことになるので無事かどうかもわかりませんが、どうか探していただけませんか。
     二人の所在が分かっただけでも5000ガメル、救っていただけたら我が家の家宝を差し上げます。 

    藍花:「そういえば探し人がいるって」
    シアストリス:「家宝」
    ヒューネ:「前に口で話したきりになってしまっていたのですが、二人の肖像画を見せておこうかなと」
    イディー:「それは助かるね」
    ヒューネ:「あ、はい! 斬魔の剣ってやつです! 魔法を切れる便利な剣なんですよ!」
    藍花:「今なら街のいろんなところにも行きやすくなったから、探しやすいはず」
    グレン・ネルス:「魔法を斬る!?」
    シアストリス:「すごい」
    ヒューネ:「それでクロト様とモルタ様の絵がこちらです」
    ヒューネが二人の肖像が描かれた紙を見せる。

    藍花:「きれいな人たちだね」
    グレン・ネルス:「おお、綺麗な顔立ちだな」
    シアストリス:肖像画を見ながらパチパチ瞬いた。
    藍花:我々見たことあります?
    クロトとモルタ:美しい貴族の少女が二人並んで描かれているが、妹の方をどこかで見たような気もする。
    クロトとモルタ:だが、会ったことが無いのも確かだ。

    藍花:たとえば大通りあたりで見ませんでしたかね
    イディー:「うーん…どこかで見たような」
    シアストリス:シアメモリースキャン!
    クロトとモルタ:どこで見たか思い出せるか、冒険者Lv+知力で目標値18でいってみましょうか
    GM:大通りではないですね
    藍花:そうか
    GM:PL記憶で当ててもOK
    GM:……
    GM:あ
    GM:クロトの方は見たことあるわ!
    藍花:デスヨネ?
    モーグ・メタラージ:おぉ
    GM:OK、ではPLパワーで藍花は姉の方を思いだせる
    藍花:やったぜ(?)
    GM:この女性は黒壇の殿堂で、吸血鬼ルースティッヒの隣にいた女性だ。
    シアストリス:よし、妹をノーヒントでいきなり存在しない記憶から思い出すぞ
    グレン・ネルス:草
    藍花:「ん、こっちの人は見たことある。ルースティッヒの隣にいた、はず」
    シアストリス:「おお」
    ヒューネ:「ルースティッヒ!?」
    モーグ・メタラージ:「……あぁ、あの時の、大通りの」
    藍花:「わ」ヒューネの大声に驚いたようだ
    グレン・ネルス:「すまんまったく覚えてねえわ」
    ヒューネ:「あ、ごめんなさい……」
    ヒューネ:「でもルースティッヒって、四天王と並ぶ最古参の……」
    藍花:「でも奴隷とかそういう感じじゃなかったような気はする。元気そうだったし」
    ヒューネ:「……そう、ですか」
    イディー:「よく覚えてるね」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、普通に連れだって歩いてる様子だった」
    藍花:「イディーは人の顔をあまり覚えないよね」
    グレン・ネルス:妹の方思い出しチャレンジしていいかな
    藍花:「遺産のことならたくさん覚えてるのに……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ノスフェラトゥは人間の女を好む。気に入られているならしばらくは無事だろう」
    シアストリス:さすが妹の専門家
    GM:OK! では妹のほうが思い出せるか、冒険者+知力で目標18でどうぞ
    グレン・ネルス:2d+8+2 冒険者+知力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+2) → 4[3,1]+8+2 → 14
    シアストリス:2d+7+5 冒険者+知力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+5) → 7[3,4]+7+5 → 19
    藍花:2d+8+1 冒険者+知力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+1) → 2[1,1]+8+1 → 11
    藍花:草
    グレン・ネルス:ダメです!
    モーグ・メタラージ:2d+8+3>=18 冒険者+知力
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+3>=18) → 8[4,4]+8+3 → 19 → 成功
    GM:妹の専門家は思い出せなかった
    イディー:2d+8+4 冒険者+知力
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+4) → 5[1,4]+8+4 → 17
    グレン・ネルス:ランファ、爆発しろ
    モーグ・メタラージ:思い出したぞ
    藍花:50点もーらい
    GM:ではシアとモーグは思い出せる。イディーはやはり興味がなかった。
    シアストリス:妹の専門家と妹が思い出せてないやんけ
    藍花:妹からしたら姉の専門家やろがい
    翡翠の像:この妹、モルタは……どこかで見覚えがある。
    グレン・ネルス:「うーーーーーん???」首をひねっている
    シアストリス:「……あ」
    翡翠の像:そうだ。あれは人間牧場で見た、翡翠の像だ。

    藍花:げぇっ
    モーグ・メタラージ:「……、……あー」
    イディー:ウワーッ!
    藍花:「なに?どうしたの?」
    モーグ・メタラージ:「……クソ、あったな見覚え」
    シアストリス:「牧場、覚えてる?」
    グレン・ネルス:「どこかでは見たと思うんだが……牧場?」
    ヒューネ:「え!? 本当ですか!? ……牧場?」
    藍花:「う、うん……エディルネとノウロスがいたところ」
    グレン・ネルス:「……おいまさか」
    モーグ・メタラージ:「ある意味で、目的の理由が増えたとも言うが……そうだ、人間牧場」
    シアストリス:「人間牧場の、翡翠の像。」ぱちぱちと瞬く。
    ヒューネ:「……っ!」
    藍花:「え」
    モーグ・メタラージ:「あそこで翡翠になってた」
    シアストリス:「重ね合わせると、形状が似ている。」
    ヒューネ:「……!!!」
    藍花:「そんな……」
    ヒューネ:ヒューネが絶望的な顔をする。
    ソコ:「人間牧場ってことは……シェフィードっすよね、ジェイドバジリスクの」
    藍花:「私たちの目的の一人」拳を握る
    モーグ・メタラージ:「はぁ、元々謝肉祭までにやる予定だったが……翡翠化ってのぁ治せる症状だったか?あれぁ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「呪いをかけたバジリスクの血液、あるいは高位の神官の力があれば可能だ」
    藍花:「その、ヒューネ、少なくとも二人が思い出せるってことは壊されていたりはしてない……から……」
    シアストリス:「血液か神官…」
    ヒューネ:「で、でも……」
    つまりこの姉妹を助け出すにはノスフェラトゥとジェイドバジリスク、両方をぶちのめす必要がある。ムリでは?

    モーグ・メタラージ:「リムーヴカース、だったか……流石にまだ真っ向から、ってわけにはいかねぇなぁ」
    イディー:「血の方は何とかなるだろ。グレン君の剣とかにつくだろうし」
    藍花:「少なくとも、死んでない、二人とも」
    藍花:「なら助けられる、かもしれない」
    グレン・ネルス:「シェフィードの方は遅かれ早かれなんとかするつもりだからいいが……」
    グレン・ネルス:「ルースティッヒの方は未知数だな」
    ヒューネ:「…………ほ、本当ですか?」
    シアストリス:「ん。血が手に入らなくても、私は神官だから、勉強すればなんとかなる」
    ヒューネ:「二人の所在が分かったので、一旦お礼はお渡しします。だからどうか、二人を……」
    ヒューネはすがるような顔で君達に金貨袋を差し出した。5000ガメルはありそうだ。

    藍花:「シアちゃんは切り札ジョーカー、だもんね」
    ホルス:『ピ!』
    モーグ・メタラージ:「ありがとよ、んでルースティッヒの方は……なんてーかあれだな」
    モーグ・メタラージ:「一回見ただけだから何も分からねぇな、状況やら立ち位置やら」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「フム、ならそうだな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドが咳払いをする。
    藍花:「ホルド、何かアイデアある?」
    モーグ・メタラージ:「根本的にアイツが現状にあんま関わってねぇっつぅか……あぁ?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「今日はそのルースティッヒとやらを探ってみるのはどうだ」
    モーグ・メタラージ:「……正気か?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「最古参のくせに動きが見えないノスフェラトゥなど、我々が大きな事を起こした時に気まぐれに動かれれば面倒だ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「味方にするのは難しいだろうが、立ち位置くらいは知っておきたいところだろう」
    グレン・ネルス:「でもノスフェラトゥなんてただの蛮族以上に何考えてるかわかりませんよ」
    藍花:「……。」
    シアストリス:「先にどんな立場か知っておく……」
    イディー:「なるほどね」
    モーグ・メタラージ:「……なるほどな、まぁ探り入れる中で敵対しねぇならいいか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「だからこそだ。直接会わずとも、どんなヤツか知れるだけでも違う」
    シアストリス:「もしかしたら、動きを抑えるために話し合いが出来るかもしれない。わかりあうのが無理でも」
    グレン・ネルス:「……うーむ、それはそう」
    藍花:「いきなり襲い掛かってきたりとかは……ない?」不安が瞳に浮かぶ
    イディー:「日中なら多少は安全だろうし、日が高いうちに行こうじゃないか」
    グレン・ネルス:「そんときゃ逃げの一択だな……」
    モーグ・メタラージ:「シアストリス、そこまでは期待しないでおけ」
    ソコ:「わかんないっす、私が仕入れた情報の中でも結構やばい話は色々あるんすよ」
    藍花:「うっ」ソコにの言葉に固まる
    グレン・ネルス:「例えば?」
    モーグ・メタラージ:「格上なんだ、チップが足りねぇよどうせ」
    ソコ:「実力は四天王相当で睨んだだけで全員が血を吸われて干からびたとか」
    ソコ:「人族のとんでもない美女を侍らせているが満足せず、町中で若い女の子、特に小さな子を物色してるとか」
    シアストリス:「……ん。様子だけでも見れれば十分」
    藍花:「うわ」グレンを見た
    グレン・ネルス:「許せねえなァルースティッヒ!!!!!」
    モーグ・メタラージ:「だとよ、気が合うんじゃねぇか?」グレンに
    藍花:「うーん、すごいやるき」
    ソコ:「わぁ」
    モーグ・メタラージ:当然冗句めいた態度だ
    グレン・ネルス:「やる気と元気がモリモリ湧いてくるってもんじゃあねえか!?」
    ソコ:「あと……気になるのは昔あのXXとかいうマッドサイエンティストが出入りしてたとか」
    シアストリス:「……XX」
    グレン・ネルス:「…………」
    グレン・ネルス:「……えぇー……」
    ヒューネ:「ああ、クロト様……!」ヒューネが死にそうな顔になった
    グレン・ネルス:グレンの中で噂が最悪の繋がり方をしようとしている
    藍花:「グレン?」
    モーグ・メタラージ:「うげぇ、クソマッドが……あーいや待て」
    藍花:「さっきまであんなにやるき満々だったのに……」
    モーグ・メタラージ:「そっちは心当たりあったわ、普通に協力的にやったのかアイツ……?」
    モーグ・メタラージ:ケルダの心臓がまさにそれだった
    イディー:「ノスフェラトゥの心臓って何個もあるの?」
    ヒューネ:「……だとしたら、邪悪で敵対的な蛮族ってことに……」
    グレン・ネルス:「普通は一個だな」
    モーグ・メタラージ:「血から作るなりしたんじゃねぇの?……はぁ、余裕があればXXからも探るんだがま」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ノスフェラトゥの種類によるな。種類によっては抉っても復活したりはするが」
    藍花:「あ、そっか、ケルダ先生の心臓」ようやく気付いたと言わんばかりにぽん、と手を叩いた
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「だが、私が気になるのはヤツの館がかつてイーシス王国の図書館だったというところだな。貴重な情報の宝庫ということになる」
    藍花:「としょかん」
    シアストリス:「情報の宝庫」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「昔のイーシスのことが分かる、ということだ」
    イディー:「行こう」
    モーグ・メタラージ:「……そうだな、上手くすりゃ本人以外のことも色々と探れる」
    藍花:「今度はイディーがやるき満々に……」
    ホルス:『ピ!』
    モーグ・メタラージ:「赤竜のことも情報あるかもしれねぇぜ」ランファに
    グレン・ネルス:「300年前の記録か……残ってるといいな」
    シアストリス:「ん。情報は戦いにおいても最重要、教えてもらった」
    藍花:「い、行……こう、かな」モーグの言葉に何とか絞り出した
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム」満足気に頷く
    ヒューネ:「どうかお願いします。クロト様がご無事かどうかだけでも確かめられれば……」
    シアストリス:「みんな動けるなら行こう。☆☆とか♡♡とかが誕生する前に」
    藍花:「わかった、クロトのこともがんばって探してみる、ね」
    モーグ・メタラージ:「おう」
    ホルス:『イクゾー!』
    イディー:「おー!」
    グレン・ネルス:「デッデッデデデデ」
    ソコ:「グレンさん! 皆さん! どうかご無事で!」
    藍花:「……ん」あまり乗り気ではない方だが、行き先が炎の街ではないだけまだ気楽な藍花であった
    GM:◆◆◆



    エリア:黒砂の殿堂


    GM:【黒砂の殿堂】
    GM:君達はルースティッヒの館がある高級蛮族の邸宅街、黒砂の殿堂へとやってきた。
    GM:上位蛮族達が住んでいるであろう邸宅たちは、それぞれ主の種族と嗜好に合わせた装飾と構造を持ち、美しい庭園や精緻な彫刻で互いに豪華さを競い合っている。
    モーグ・メタラージ:フードを目深に被り、静かに進む
    バジリスク:街の人通りは少ないが、歩いているのはどれもバジリスクやディアボロ、ドレイクなどの上位蛮族たち。豪奢な服装に身を包み、鍛え上げられた肉体のボルグやトロールなど屈強な蛮族の伴を連れて歩いている。
    藍花:「いくつか石化した人間だったり……しないよね?」周囲の目が気になりつつ
    バジリスク:さあてどうかしら♡
    シアストリス:ひえ…
    グレン・ネルス:2.5でリストラされたフェイスレスさんではないか
    ドレイク・アルトス:「…………」ひとりのドレイクが君達のことをチラリと見るが、そのまま無表情で歩き去っていく。
    モーグ・メタラージ:(……西よかぁ表面上の争いは少ないが)
    ドレイク・アルトス:どうやら高位蛮族ともなれば君達の実力も見て分かるようで、無計画な衝突をしようという者はいないようだった。
    モーグ・メタラージ:(これはこれで面倒だな、裏がどろどろとしてそうだ)
    シアストリス:(ちゃんと準備できれば殺しに来る)
    藍花:「……。」恐怖に身が竦むことはないが、あまり気分が良いものではない。
    GM:……と、その時。
    GM:君達の足元にころころと何かが転がってくる。
    グレン・ネルス:「んあ?」
    イディー:「…?」
    グレン・ネルス:下を見る
    GM:そのひとつはイディーの足元に突き当たった。なにか丸い物体だ
    GM:それは……玉ねぎだ!
    モーグ・メタラージ:目視で確認し……「あぁ?」
    GM:にんじん、にんにく、じゃがいも……次々と転がってくる!
    グレン・ネルス:「オイオイオイ」
    藍花:「???」転がってくる先を見る
    コボルトのメイド:「ああ~、いけませんわ! いけませんわ!」
    シアストリス:「罠?」
    藍花:「あのコボルトも見たことある、気がする」
    コボルトのメイド:その後を追って買い物袋を抱えたメイド姿のコボルトが走ってくる。

    イディー:「大丈夫かい?」
    藍花:一応尾で野菜がこれ以上転がるのを止めておいた
    イディー:野菜を拾おう
    コボルトのメイド:「ああ、ありがとうございます」野菜を君達が止める、あるいは拾ってくれたのを見て、コボルトが頭を下げる。
    シアストリス:目と目が合う~
    藍花:「こんにちは」腕を出すのは少し憚られたので会釈するだけだ
    モーグ・メタラージ:「おう」合わせて拾っておく
    イディー:「こんなにどこまで運ぶんだい?」
    シアストリス:「コボルト。なんだか懐かしい。」
    グレン・ネルス:「どうしたよ。袋が破れたか?」野菜を拾い集めながら
    コボルトのメイド:「ああ、こんにちは。失礼しました、私テリアと申します」
    コボルトのメイド:「ああ、親切な旦那様、ええ、主人の家まで……」
    藍花:「藍花、よろしく」
    藍花:「主人っていうのはルースティッヒって名前?」
    テリア:親切さを見せたイディーにテリアが微笑む。
    テリア:「! 御主人様をご存知なのですか?」
    藍花:「知らない人の方が少ないと思う、けど」
    モーグ・メタラージ:「……あぁまぁ、有名だしな、不躾に悪いな」
    藍花:「でも、やっぱり見覚えあると思った」テリアを見た
    ホルス:『イディーが親切、オカシイ』ヒソヒソ シアに耳打ちする。
    イディー:「なるほどなるほど、それならば僕らも運ぶのを手伝おう」
    グレン・ネルス:「ちょっと用事がな……会ったりできるか?」
    テリア:『いいのですか、そんな申し訳ないです……」
    テリア:「御主人様に御用ですか? 珍しい。はい、お取次することは可能ですが……」
    藍花:「イディー……」様子のおかしい少しイディーから離れた
    シアストリス:「うん。ちゃんと見ておく」ホルスとひそひそしている。
    グレン・ネルス:「ふむ、じゃあ頼もうかと思うんだが、皆はどう思う」
    モーグ・メタラージ:(分かりやすいこって)
    モーグ・メタラージ:「あぁ、できるんならありがたいな」
    藍花:「えっと、テリアから見て、ルースティッヒ……様、はどんな人?」
    イディー:「いいと思うよ。君達も荷物を持ってちょっとはいい印象を与える努力をしたまえ」
    テリア:「え、ええと、とてもゆ……ではなく、強く、お優しい方でございます」
    藍花:「ゆ?」
    テリア:「イディー様というのですか? ありがとうございます」
    テリアは荷物を持ってくれたイディーにペコペコとしている。

    イディー:「お安い御用さ」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……はいはい」
    藍花:「……。」はぁ、と小さく溜息を吐く
    グレン・ネルス:「(なんか今日のイディーキモいな)」ヒソヒソ
    テリア:あまりに都合が良すぎるタイミング……。
    だが、テリアがルースティッヒのメイドということは事実のようだ。

    シアストリス:「(いつも力仕事絶対にやりたがらないのに)」コソコソ
    藍花:「(実はレッサーオーガだったり?)」ヒソヒソ
    ホルス:『(キケン、キケン)』ヒソヒソ……
    テリア:「ではこちらです、どうぞ!」
    テリア:テリアが尻尾を振りながら歩き出す
    イディー:とことこ
    藍花:「でも放っておいたらきっと一人でも行っちゃうだろうし、行くしかない……よね」
    シアストリス:ずんたかずんたか
    藍花:重めな足取りでついていく
    モーグ・メタラージ:(さて、どういう作為があるのかぁ知らねぇが……まぁいい)
    GM:◆



    虚ろなるルースティッヒ

    GM:【黒砂の殿堂──ルースティッヒの邸宅】
    テリア:「こちらでございます」
    GM:弛緩した雰囲気は、テリアに続いて邸宅に入った瞬間に吹き飛んだ。
    GM:黒く荘厳な丁度。窓はなく、砂の砦というのに湿った涼しい空気が館内を満たしている。
    イディー:「…!」
    藍花:すぅ、と息を吸ったまま固まる。
    モーグ・メタラージ:「……へぇ」(空気が違うな、空調、ってわけじゃねぇ)
    シアストリス:「…………」辺りを見回す。
    イディー:「図書館だからか…?空調管理が行き届いている…?」
    GM:どこからか漂う血とバラの香気が、この館の何処かに高位のノスフェラトゥがいることを強く君達に訴えてきていた。
    GM:遠くからはどこかすすり泣くような声が聞こえるような気さえする。
    シアストリス:ホラー映画の洋館みたいだ
    モーグ・メタラージ:「……水冷に近いか?図書館だってのに、んでまぁ」
    モーグ・メタラージ:なんとも"らしい"館だ
    グレン・ネルス:「図書館ってのには初めて入ったが……」
    グレン・ネルス:「これはなんというか……図書館っぽくねえな、空気が」
    藍花:「……。」緊張の面持ちできゅっと右手で左腕を抑える
    テリア:「どうぞこちらでお待ち下さい」
    テリアは君達を暗い応接間に通すと、真紅のソファに座るよう促した。

    イディー:「あぁ、ありがとう」
    グレン・ネルス:血染めのソファじゃないだろうな……
    藍花:ペチョ
    GM:座ってみるとバラの香りがしますが、普通のソファですね
    グレン・ネルス:よかった……
    テリア:机の上にグラスを置き、真紅の液体を注いでいく。
    「ご主人様を呼んでまいります。どうぞ、こちらでお待ちくださいませ」

    シアストリス:「ありがとう」
    モーグ・メタラージ:「おう……」匂いと見た目で検分しますね……
    グレン・ネルス:「何から何まで赤いなオイ」
    藍花:「う、ん……」このままここで待ってていいのだろうか、と顔に書いてある
    藍花:レンジャー技能で何かわかるかしらん
    GM:では調べる人は異常感知判定12か薬学判定10をどうぞ
    モーグ・メタラージ:スカウトなら異常感知だな
    GM:異常感知はスカウトorレンジャー、薬学はセージorレンジャー
    イディー:2d+6+4 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+4) → 7[2,5]+6+4 → 17
    モーグ・メタラージ:2d+8+3>=12 スカウト観察
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+3>=12) → 5[3,2]+8+3 → 16 → 成功
    GM:どちらも知力
    藍花:2d+7+1 レンジャー観察
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+1) → 8[6,2]+7+1 → 16
    グレン・ネルス:2d+7+2 スカウト観察
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+2) → 8[6,2]+7+2 → 17
    シアストリス:2d+5+5 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+5) → 5[1,4]+5+5 → 15
    藍花:皆わかった
    GM:では君達は持てる限りの能力と技能を活用し分かった。
    これは……ぶどうジュースだ……!!(シアと藍花は赤い果物のジュースとわかる)

    GM:幸い毒などは入っていないようだ。
    グレン・ネルス:「おい、待てこれは……」指ですくって舐める
    グレン・ネルス:「……ぶどうジュースだ……!」
    モーグ・メタラージ:「……………………まぁ、なんてーかこの環境なら財力の誇示にぁなるな」
    藍花:「毒じゃなさそう……?」すんすんと香りを嗅いでいる「ぶどう?」
    モーグ・メタラージ:舐めるように飲む
    シアストリス:こくこくと飲んでいる。
    ホルス:『糖度が高イ』
    ホルス:『ここから南方でとれル果物』
    シアストリス:「ん。お菓子みたい」
    グレン・ネルス:「それもただのぶどうジュースじゃねえ。相当な上物だ」
    藍花:「……!わ、あまい」目をまん丸にしている
    イディー:「ジュースを飲むのも久しぶりだな…」
    GM:気が抜けてしまったかもしれないが、この砂の砦で上質なぶどうジュースを手に入れること自体がルースティッヒの権勢を示している。
    グレン・ネルス:「トゥアル地方でこんなのにあやかろうと思ったら、ミナトリアの産地直送ジュースくらいしか……」
    GM:どこかで奪った? 人族との密貿易? あるいは……。どれにせよ、そう簡単に客に振る舞えるものではない。
    モーグ・メタラージ:「さて、外との交易っつったら竜の巣商館だが」
    藍花:「……。」無心でちびちびジュースに口を付けている
    モーグ・メタラージ:「まぁ、気軽に出すにぁお高い代もんだわな」
    シアストリス:こくこくこくこく。
    GM:めっちゃ飲んでる!
    シアストリス:飲み溜めしておこう
    GM:しばらく待っていると、心なしか遠く聞こえるすすり泣く声が大きくなり、そして止まった。
    藍花:聞き耳……するほどではない?
    GM:なんか聞こえるなあ、くらいですね
    GM:意味のある言葉ではないです
    イディー:まぁ、ノスフェラトゥの館だしな…
    藍花:どうしようぶどうジュースの妖精だったら……
    モーグ・メタラージ:(で、なんだこの声……)
    グレン・ネルス:(わかんね)
    GM:そしてまたさらに10分、20分と時間が経過していく。
    グレン・ネルス:ぶどうジュースを堪能している
    シアストリス:ちょっといたずらしちゃうか
    テリア:「おまたせしております」時折テリアが現れてはジュースを継ぎ足していく
    シアストリス:魔法の目、出撃!
    藍花:「……。」居心地が悪いのでひたすらそわそわしている
    イディー:蔵書探そうぜ
    シアストリス:お宝探検だ……目だけで!
    モーグ・メタラージ:「……夜に来た方がよかったとかあるか?」
    イディー:「夜まで待たされるなんてことはないよね?」
    藍花:そしてジュースが注がれるたびにちびちび飲んでいる
    GM:お、ではシアが砂の目を起動しようすると、うまくいかないのを感じます。
    GM:盗撮・盗聴防止の魔術式が館全体に張られている。
    シアストリス:「……?」首を傾げる。
    藍花:「シアちゃん?」
    GM:ただ、試みたことでそれが砂の砦の流れを汲む魔導機によるものだということも感じられます。
    シアストリス:「目が……展開しにくい。 ……魔動機を使った妨害?」
    イディー:「ほほう」
    ホルス:『ピ』ホルスもまたこの館に来てからどこかキョロキョロとしている。
    モーグ・メタラージ:「……元々王家が関わってるだろう図書館だろうしな」
    ホルス:『なにか、感じル。わからないケド……』
    藍花:「遺産っぽい?」
    シアストリス:「夜まで待てば、ルースティッヒにとって有利な時間になるから……準備しておきたかったのに」
    モーグ・メタラージ:「多分、そっちの技術もあるだろ、遺産かは知らんが」
    イディー:「図書館の情報を外に持ち出させないようにするためか…?」
    イディー:「蔵書にも期待が持てるね」
    グレン・ネルス:「つっても夜になるのにまだだいぶ時間あるぞ」
    GM:と、その時。応接間の扉が開いた。
    ルースティッヒ:「待たせたね、客人たちよ」

    シアストリス:「!」
    藍花:「この辺、見学す…………!」言葉が止まると同時に一瞬呼吸も止まる
    モーグ・メタラージ:「……っ」硬直、気を引き締める
    ルースティッヒ:扉の奥からゆっくりと現れたのは、つややかな黒髪に真っ白な肌、そして血のように赤い目と唇をした男。
    イディー:「こちらこそ、アポもなしに来てしまって申し訳ない。」
    ルースティッヒ:唇の間から光る牙は、彼がノスフェラトゥであることを訴えている。
    シアストリス:「ジュース、おいしかった。」ルースティッヒの赤い目を見る。
    ルースティッヒ:「構わないさ、だが……」
    藍花:「……。」どきどきはらはら
    クロト:そしてその傍に無言で控えているのは、ヒューネの肖像画で見た女性。クロトだ
    モーグ・メタラージ:(さて、そっちは間違いなかったが)
    グレン・ネルス:「どうも、お邪魔しています。グレンと申します」心を凪のように落ち着かせ、様子を見る
    ルースティッヒ:「ルースティッヒという」
    ルースティッヒ:「……人族の分際で我が館を訪れるとは、いかなる命知らずか」
    藍花:「ぁ、藍花……です」
    ルースティッヒ:ルースティッヒは微笑むと、君達の正面のソファに腰を下ろした。
    ルースティッヒ:「ほう、タンノズのウィークリングもいるようだね」
    藍花:「……。」ルースティッヒとは目を合わせないように床に落としている
    シアストリス:「シアストリス」
    モーグ・メタラージ:「モーグだ」
    イディー:「ボクはイディー。図書館があると聞いてね。ぜひ本を読ませてもらいたくて。」
    クロト:「……」
    モーグ・メタラージ:「ド直球だなお前……」
    ルースティッヒ:「ほう、図書館が君達の目的かい。まあ本題に入る前に、紹介しておこう」
    ルースティッヒ:「彼女は私の妻、クロトだ」
    藍花:「つま」思わず声が漏れた
    イディー:「人族を妻に…?」
    モーグ・メタラージ:「へぇ、"分際に"って言ってたが……あぁ、前に一目は見たな」
    シアストリス:「ケッコン?」
    ルースティッヒ:「なにかおかしいかい……?」ルースティッヒが目を細めて君達を見る。
    ルースティッヒ:ド、ド、ド、と空気が震えるのを感じる。
    グレン・ネルス:「いやなにも。この街の外でもたまにそういう話は聞きます」
    イディー:「失礼、寿命がそもそも大きく違うカップルというのも珍しいと思って。」
    藍花:「……。」
    モーグ・メタラージ:「物珍しくはあるな」
    ルースティッヒ:「ならいい、長い寿命の気まぐれのようなものさ」ルースティッヒが微笑む。
    ルースティッヒ:「それで本当の目的はなんだい? 我が財宝かな? それとも本当に大図書館に眠る智慧? それとも……」
    ルースティッヒ:「我が眷属となり永遠の命を求めるか?」
    イディー:「ボクは図書館です。」
    藍花:「えっと……」クロトを見て、そのまま押し黙った
    モーグ・メタラージ:「それは別に、図書館と……あぁ、強いて言えばこの雑談もでぁあるが」
    シアストリス:「ノスフェラトゥ……不死の血鬼。でも今は、貴方の血の鎖に繋がれるつもりはない」
    グレン・ネルス:「うーん、腹の探り合いは趣味じゃねえんだ。正直に話そうか」
    グレン・ネルス:「目的は3つ。ひとつは蔵書の調査。ふたつはアンタの人柄の調査」
    モーグ・メタラージ:「……あ?3つ?その二つじゃ」ねぇのか、と続けようと
    グレン・ネルス:「みっつめは……これはまああまり期待してないが、アンタの妻を返してもらいたがってるやつがいる」
    クロト:「!」
    モーグ・メタラージ:(そこも言うのかよ)
    クロト:「まさか……モルタ!?」
    藍花:「ヒューネ、かな……」内心気が気ではない
    イディー:「喋れたんだね」
    クロト:「ヒューネ……! 生きていたのね……!?」
    ルースティッヒ:「クロト」
    シアストリス:「……」
    クロト:「……、ごめんなさい」
    モーグ・メタラージ:(今の様子からしてモルタの方の現状は把握してねぇと)
    ルースティッヒ:「……やれやれ、では正直に話してくれた君達に対して敬意を表し、私も結論から言おうじゃないか」
    グレン・ネルス:「話が早くて助かる」
    ルースティッヒ:「君達が何を求めていたとしても答えは全てノーだ」
    ルースティッヒ:ルースティッヒは懐から手鏡をとりだすと、自分の前髪を直し、また君達を見た。
    藍花:「……。」俯く
    ルースティッヒ:「今宵は気分がいい。今なら君達を五体満足で帰してあげよう、早く帰りたまえ」
    イディー:「図書館も…!?」
    シアストリス:「む」
    ルースティッヒ:「図書館もだ」
    クロト:「……」
    テリア:「あ、あの、御主人様。この方々は私の買い物を助けてくださいまして、せめて夕食だけでも一緒に……」
    イディー:「しかし、眷属もNOとは…勢力を拡大したりはしないのかい?」
    テリア:テリアが玉ねぎ、にんじん、にんにく、じゃがいもの入った買い物袋を見せる
    グレン・ネルス:「なるほど、差し支えなければ理由を聞かせてもらっても?」
    ルースティッヒ:「興味がないんだ。この砂の砦の情勢に関わろうとは思わない」
    シアストリス:「なるほど」
    モーグ・メタラージ:「……」そういやさらっとニンニク買ってんなこいつ、と変な目で見る
    モーグ・メタラージ:「そうかい」
    グレン・ネルス:「興味がない、か……」
    シアストリス:今や冒険者パーティといえば巻き起こってる砂嵐みたいな存在だし…
    藍花:「……不思議な人、シェフィードもちょっとそういうところあったけど……」
    ルースティッヒ:「だってそうだろう? 本当の強者であるボクが何故俗世にかかわらないといけないんだい?」
    モーグ・メタラージ:「……ん、んー……」なんだろうか、何か違和感がある
    GM:……さて、では君達にはルースティッヒの力を探る権利がある。
    シアストリス:シアグリット知性ビーム!!
    モーグ・メタラージ:探ります
    GM:魔物知識目標値20。ただし、ルースティッヒの正体についてなんらかの「疑念」を抱いた場合は
    GM:疑念ひとつにつき2ずつ目標値が下がります。
    シアストリス:吸血鬼伝説を見せつけるかのように無視している!!!
    モーグ・メタラージ:じゃあ
    ・にんにく……
    ・ボク?
    ・鏡?
    ・こいつ本当に吸血鬼?

    シアストリス:流水とか渡れなくあってくれ
    藍花:大通りで見た時は流石に日傘さしてたよな確か
    イディー:米とかこぼしちゃうか
    GM:OK、では最後は推測なので、-6で目標値14としましょうか
    モーグ・メタラージ:皆から見える場所だからな
    GM:魔物知識判定目標14をどうぞ。
    シアストリス:知性ビーーーーム
    シアストリス:2d+5+5 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+5) → 11[5,6]+5+5 → 21
    イディー:2d+6+4+2 魔物知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+4+2) → 5[1,4]+6+4+2 → 17
    モーグ・メタラージ:2d6 ひらめ
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[4,3] → 7
    シアストリス:おしい
    藍花:シアつよくて草
    GM:知性ビーム強すぎるだろ
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 11[6,5] → 11
    イディー:何という出力
    藍花:なんなら素で抜いてて草
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 3[2,1] → 3
    シアストリス:ビビビビ
    GM:OK。ではシアとイディーは気付いた。
    グレン・ネルス:出目はよかったが平目!
    藍花:うーんゴブリンだなぁ
    GM:こいつはノスフェラトゥではない。フィラデルファスだ。
    GM:フィラデルファス:ノスフェラトゥのフリをして勢力を築く蛮族。
    モーグ・メタラージ:(いやだが流石に……蛮族であることに間違いはないだろうし……)
    GM:バトルマスタリー155P 
    GM:モンスターLvは8、中堅蛮族の端くれですが君達の相手ではありません。
    イディー:カスやんけこいつコラァ
    ルースティッヒ:「…………」
    グレン・ネルス:おう舐めとんのかボケカスゥ
    シアストリス:偽物やんけ
    藍花:まーた偽物だよ
    シアストリス:しかも事前に退路ふさがないとどんだけ有利でも逃げるし
    ルースティッヒ:「…………妙な目をしているね」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、そういうことなら大人しく……」
    イディー:「……」じーっ
    モーグ・メタラージ:「……どうしたお前ら?」
    藍花:「?……??」全く気付かない。そもそもノスフェラトゥをよく知らないのだ
    ルースティッヒ:「……フッ、何に気づいたかは知らないが……少し失礼じゃないかね……?」
    ルースティッヒが目を細める。ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、空気が震える。

    シアストリス:「……そう。」
    イディー:「テリア君、ちなみに今日の夕食は…?」
    テリア:「はい、今日の買ってきた野菜で作る特製カレーです!」
    藍花:「おいしそう」
    テリア:「はい、特製ですよ!」
    ルースティッヒ:「…………」
    モーグ・メタラージ:「……にんにく入ってたよな?さっき」
    シアストリス:「あなたが私たちに永遠の命を与えられないのは、確からしい。」
    テリア:「はい! あ」
    モーグ・メタラージ:「………………」視線をルースティッヒに
    ルースティッヒ:「……………………」ドドドドドドドドドドド
    ルースティッヒ:「……フッ」
    シアストリス:「だって、永遠はノスフェラトゥだけの権利だから。」
    藍花:「え、えっ?」
    グレン・ネルス:「吸血鬼がにんにく嫌いなのはただの噂じゃねえの? 知らんけど」
    ルースティッヒ:「……何に気づいたかは知らないが……果たして通用するかな?」
    藍花:「……?」何かが起きているらしいことには気づいた
    クロト:「…………」
    テリア:「…………」
    シアストリス:「ホルドおじさまから聞いた噂がある」
    シアストリス:「それはノスフェラトゥによく似た蛮族が、別大陸にはよくいるという話だった」
    ルースティッヒ:「……」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
    藍花:「つまり……?」
    シアストリス:「外見的特徴やいくつかの能力はノスフェラトゥのよう。でも中身はまるで別」
    ルースティッヒ:ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
    藍花:ルースティッヒを黒い瞳でじぃぃ……っと見る
    シアストリス:「再生せず、陽光を恐れず、蘇ることもない中位の蛮族」
    シアストリス:「フィラデルファス、という種がいると」
    ルースティッヒ:「…………フッ、果たして通用するかな?」
    藍花:「?」
    モーグ・メタラージ:「動揺しすぎて同じセリフ言ってるぞ」
    ルースティッヒ:「いや」
    ルースティッヒ:「このボクの土下座が通用するかな? と言ったのさ」
    藍花:「なるほど?」
    ルースティッヒ:「見逃してくださあああああああああああい!!!!」
    グレン・ネルス:「???」
    モーグ・メタラージ:「せめてその言葉は吐かないでおけよ……」
    シアストリス:「……」
    モーグ・メタラージ:はぁ、と顔を抑えながらため息をついた
    ルースティッヒ:ルースティッヒは突如ソファから飛び降り、鮮やかなドゲザの姿勢をとった
    藍花:「すごくゆかいな人?」ルースティッヒを指しながらテリアを見る
    テリア:「はい、ご主人様は愉快な人で……!」
    グレン・ネルス:「いや、どう見てもこいつはレッサー級のヴァンパイアかそれ以上……」
    シアストリス:シアはとりあえず味方に情報を共有した。
    グレン・ネルス:「どうなってんだシア! イディー! 教えてくれ!」
    イディー:「よく見ろグレン君、レッサーバンパイアの土下座を見たことがあるか?」
    テリア:「見逃してあげてください! 悪い人じゃないんです!」
    シアストリス:「こういうこと」(メモ参照)
    モーグ・メタラージ:「とりあえず、なんだ、別に取って食いはしねぇよ……」
    ルースティッヒ:「う、うう……」
    クロト:「あ、貴方達が……噂の冒険者ですか……?」
    モーグ・メタラージ:「なぁ、なんでこんなことになってんだ?アンタもこいつも……」クロトとテリアに問う
    モーグ・メタラージ:「そうだな」
    クロト:クロトがルースティッヒをかばうように横に座る
    グレン・ネルス:「なるほど理解した」
    藍花:「ノスフェラトゥなのはウソだけど、夫婦なのは本当?」
    シアストリス:「あなた達は…ルースティッヒをノスフェラトゥだと信じて従っているわけではない?」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、それと俺らシェフィードには関わりねぇから、そっちも安心しとけよ」
    クロト:「はい、それに……」
    グレン・ネルス:「この街で数百年もノスフェラトゥのフリできたその胆力には感心するがな……」
    クロト:「貴方達は……ドレイクを頭から食べるとか、オダー派幹部の率いるゴブリンの群れを皆殺しにしたとか、あのマサガタの軍勢を丸ごと氷漬けにしたとか……そういう恐ろしい人たちだと噂で……」
    藍花:「半分くらいは合ってる、かも?」
    グレン・ネルス:「うーん間違ってるともいいがたい」
    モーグ・メタラージ:「あんま間違ってねぇな」
    ルースティッヒ:「まさか四天王でもなんでもない私を殺しにくるとは思わないじゃないかあ!!」
    ルースティッヒ:「ボクはクロトと静かにくらしたいだけなのに!!!」
    シアストリス:「おお」
    モーグ・メタラージ:「だぁから殺しに来たわけじゃねぇって言ってんだろ!」
    シアストリス:「ラブ、ロマンスだ」知性スキャン。
    ルースティッヒ:「嘘だ! 蛮族はみんなそう言うんだ!!」
    クロト:「ぽっ」シアの言葉に頬を染める
    イディー:「あのー…もう図書館行っていい?」
    モーグ・メタラージ:「蛮族じゃねぇ!くそ、あれかお前」
    テリア:「ほら、御主人様たちは愉快な人でしょう?」
    藍花:「……。」ルースティッヒの蛮族扱いにちょっと傷ついた顔をした
    モーグ・メタラージ:「中々出てこなかったのも、変な演出してたのも」
    シアストリス:「さっきの変な音は魔法?」
    モーグ・メタラージ:「『ビビって帰ってくれねぇかなぁ』って思ってただろ!?」
    シアストリス:どっどっどっ、と声真似した。
    ルースティッヒ:「そうだよ! なんで帰らないんだよお前達!!」
    ルースティッヒ:「あ、それはボクの心臓の音だね」
    モーグ・メタラージ:「今更あんなもんにビビるか!」
    藍花:「すすり泣いてたのも?」
    シアストリス:「常識外れの心臓」
    ルースティッヒ:「怖くて……」
    グレン・ネルス:「夜な夜な子供たちを攫って血を啜るという噂があるんだが?」
    クロト:「ルースティッヒ様は怖がりでしばらく私に抱きしめられないとノスフェラトゥのマネもできないんです」
    藍花:「うーん、これが"おもしれー男"……」
    イディー:かわいいね
    クロト:「あ、それは私の妹、モルタを探してくれていて……」
    グレン・ネルス:「そうか……」
    シアストリス:「なるほど」
    藍花:「モルタの居場所なら知ってる」
    クロト:「!! 本当ですか!?」
    クロト:「そういえば先程ヒューネにも会ったと……」
    モーグ・メタラージ:「情報をぶち込まないでやれ……!あぁそうだよ、知ってる、両方な」
    藍花:「うん、ここにはヒューネに頼まれて来たから」
    ルースティッヒ:「と、とりあえず逃げ……」
    ルースティッヒ:ルースティッヒが逃げ出そうとしている!
    モーグ・メタラージ:「……逃げてもいいが俺らはクロトと話してるぞ」
    藍花:「クロトを置いて逃げるの?」
    ルースティッヒ:「……!」
    グレン・ネルス:「男見せろ男」
    テリア:「……えっと、とりあえずジュースのおかわりお持ちしますね!」
    モーグ・メタラージ:「あとなんだ、その……お前多分外までは逃げられねぇだろ……」
    グレン・ネルス:「まあ別にアンタを退治しに来たわけじゃないんだがな……」
    藍花:「そもそも私たちの目的は人族の・・・グレンが言ってるし」
    イディー:「…」大人しくジュースを待つ
    シアストリス:「聞いて、ルースティッヒ」
    シアストリス:「本来、フィラデルファスは自分がノスフェラトゥほど強力でないと分かっているから、迂闊に強者の興味を引くことはない」
    ルースティッヒ:「そうだよ…………」
    シアストリス:「それでもあなたは、自分の妻のためにリスクのある目立つ行為を行っていた。噂になるくらいに。」
    ルースティッヒ:「…………」べそべそ
    クロト:「……」
    シアストリス:「あなたが種に備わった本能に逆らってまで、その悩みを解決しようとしていたということ」
    シアストリス:「私は、あなたのその思いを信用する。」
    モーグ・メタラージ:「で、その情報を持った奴らがわざわざ来たんだ、少しくらい話してけ……はぁ、なんなんだ、ったく」
    ルースティッヒ:「……ありがとう。うう、じゃあ話そう。この聞くも涙、語るも涙の事情を」



    GM:◆



    ルースティッヒ:そのあとようやく落ち着いたルースティッヒは、自分の事情を語りだした
    ルースティッヒ:「実はボクは300年前の大破局の頃からこの街に潜り込んでたんだ」
    イディー:「蛮族が街に来る前からか」
    ルースティッヒ:「元々人族の街のほうが好みなんだけど、この街は蛮族との共闘のために守りの剣を解いたからね。ちょうどいいと思ってさ」
    モーグ・メタラージ:「なるほどな、混乱の隙を付けたわけだ」
    ルースティッヒ:「うん、そしたら……セトナクト様が降臨して状況が激変!」頭を抱える。
    ルースティッヒ:「どうしようか迷っているうちに周囲の蛮族からノスフェラトゥだと祭り上げられて逃げるに逃げられなくなったんだ……」
    モーグ・メタラージ:「……まぁ、元々そういう種族だってことらしいしな」
    ルースティッヒ:「うう……でもまあ、それなりに快適でね」
    藍花:「むしろ今までよくボロが出なかった、ね」
    シアストリス:「自分が管理しきれない規模になる前にどこかに行くのがフィラデルファス……でも、砂の砦はそう大きくない」
    ルースティッヒ:「ああ、他の四天王に対しては偉そうな顔と野心が無いことを強調して乗り切ったよ!」
    ルースティッヒ:「唯一焦ったのは、モリィ様が訪ねてきた時くらいかな」
    モーグ・メタラージ:「モリィが……? そういやXXも訪ねたことがあったらしいが……」
    ルースティッヒ:「『地下の図書館に入った?』と聞かれてね。『魔導機でロックされていて入れないし興味もない』と答えたら笑って『そのままでいなさい』と」
    ルースティッヒ:「だからずっとそのままにしてるんだ」
    藍花:「なるほど」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、それでさっきはあぁ答えたのか……」
    ルースティッヒ:「ああ、XX! 訪ねてきたね!」
    ルースティッヒ:「どうやら不死にやたら興味があるようでね。昔心臓をよこせと迫られたよ。でも私がノスフェラトゥじゃないと分かると去っていった」
    モーグ・メタラージ:「あー……」
    ルースティッヒ:「頼むから秘密にしてくれ、と頼んだら爆笑して快諾してくれたよ」
    モーグ・メタラージ:「あいつ、ノスフェラトゥの心臓を魔改造の種にしてたからな……」
    藍花:「じゃあ××はどこから心臓確保したんだろう……?」
    グレン・ネルス:「さすがに上位連中は正体くらい見抜くか」
    ルースティッヒ:「噂ではモリィ様と契約して、どこからか吸血鬼を材料として確保したみたいだね。恐ろしいことだよ……」
    モーグ・メタラージ:「関わりあるとは把握してたが、そこまでやってんのか……」
    藍花:「うーん……」
    ルースティッヒ:「モリィ様に吸血鬼のツテなんてあるとは思えないんだが、理由はわからないなあ……」
    シアストリス:「……」
    GM:PLならピンと来るかもしれないが、現在だとPCじゃ分かりようのない情報ですね
    グレン・ネルス:オートの方が匂いますねえ!
    モーグ・メタラージ:なるほどね
    グレン・ネルス:「ふむ……じゃあまあそれはいい」
    グレン・ネルス:「図書館は本当に使えない……というか入れないのか?」
    ルースティッヒ:「わからない。ボクには技術もなにもないしね」
    藍花:「技術なら……」イディーを見る
    グレン・ネルス:「俺たちで直接見るしかないか」
    ルースティッヒ:「でも図書館目当てで来た連中もたびたびいて、何度か追い返しはしたよ」
    イディー:「案内してくれたまえ」
    シアストリス:「ん。」
    モーグ・メタラージ:「てか、腕輪で認証通るんじゃねぇか?」
    イディー:「それもありうる」
    ルースティッヒ:「えっ、ここからクロトと出会ってめくるめく愛の物語が始まるんだけど……」
    クロト:「ぽっ」
    藍花:「また今度ね」
    ルースティッヒ:「うう、わかったよ」
    シアストリス:「これから忙しくなるかもしれないけど」超小声かつ超早口で言った後
    シアストリス:「あなたのことは信用してるから、がんばって」
    ルースティッヒ:「は、はい……」
    GM:◆



    イーシス図書館

    GM:君達は図書館への道を歩いていく。
    GM:図書館は地下に作られており、長い階段を降りる必要があった。
    クロト:「あの……ヒューネも、モルタも生きているのですか?」
    グレン・ネルス:「ヒューネは生きてる」
    クロト:「! で、ではモルタは……」
    グレン・ネルス:「モルタは……死んではいない」
    藍花:「……うん」
    クロト:「死んで、いない……?」
    モーグ・メタラージ:「……人間牧場っての知ってるだろ」
    グレン・ネルス:「シェフィードのお気に入りに選ばれたらしくってな」
    ルースティッヒ:「街に攫われてきたって話で、街中探し回ったけどいなかったんだ。どこに……」
    ルースティッヒ:「シェ、シェフィード……!」
    グレン・ネルス:「翡翠の彫像になって飾られてるよ」
    ルースティッヒ:ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
    シアストリス:「解決する手段はある。でも今すぐ解決はできない」
    クロト:「……!」クロトが悲痛な顔をした。
    藍花:「ルースティッヒはシェフィードと知り合い?」
    ルースティッヒ:「ま、まさかシェフィードに楯突く気なのかい!? 正気かい!?」
    ルースティッヒ:「そ、そりゃ近くに住んでるからね、なるべく顔は合わせないようにしてるけど……」
    モーグ・メタラージ:「うるせぇ、散々に楯突いてんだぞ俺らぁ」
    ルースティッヒ:「ひぃいい……」
    藍花:「正気だし真剣だけど」む、と顔を顰める
    イディー:「君、シェフィードの好きな酒とか持ってないかい」
    ルースティッヒ:「シェフィードはボクと違って本当の意味で四天王と互角の古参だよ……」
    藍花:「そうみたい、だね。会った時もそう思った。」
    グレン・ネルス:「まあジェイドバジリスクって言ったらなあ」
    ルースティッヒ:「アイツは時々この屋敷に来て酒を飲み尽くしては帰っていくんだ、めぼしいものはだいたい持ってかれたよ……」
    ルースティッヒ:「ボクのことは『面白い』って気に入ってるらしいんだ……ウウ……」
    イディー:「ふぅむ、残ってないか…」
    グレン・ネルス:「アンタの正体もまあ見抜かれてるわな」
    シアストリス:「ソファは見逃されたんだ…」
    ドレイク・アルトス:ちなみに街では超高位蛮族二人が恐るべき密談をしていると思われている。
    モーグ・メタラージ:「間違いなく見透かされてるな」
    藍花:「二人とも300年もここで暮らしてるなら付き合いも長いんだね」
    ドレイク・アルトス:『一体何を話しているんだ……トゥアル王国を滅ぼす相談だろうか……』
    バジリスク:『いいえ、きっと遂に砂の砦を二人で乗っ取る相談ですわ!』
    ルースティッヒ:「いい迷惑だよホント……」
    グレン・ネルス:「アンタも大変だねえ」
    グレン・ネルス:他人事。
    シアストリス:「なんだかんだほぼすべての権力者から見逃されてるのはすごい」
    ルースティッヒ:「うう……君達もその大変のひとつなんだけど……」
    モーグ・メタラージ:「まぁ蛮族は書物に対して興味向けねぇらしいからな」
    テリア:「御主人様はゆかいな人ですから!」
    イディー:(ここに呼び出して毒入りの酒でも飲ませられないかな~)とか考えている
    クロト:「でも優しい人なんですよ。人族を傷付けたこともないんです」
    藍花:「そう、なんだ」
    ルースティッヒ:「だって人族を傷付けたらその人も痛いし、もしかしたら反撃してくるかもしれないじゃないか!」
    イディー:「愛の力とかじゃないんだ」
    ルースティッヒ:「痛いのはみんなイヤだろう!?」
    モーグ・メタラージ:「砂の砦にゃ不釣り合いな性格してんな」
    シアストリス:「それはそう」
    ルースティッヒ:「だからクロトを連れて逃げようとしてたんだけど、妹のモルタちゃんが見つからなくてね……」
    藍花:「……うん、痛いのは、嫌だ」心の底からの答えだ
    ルースティッヒ:「見つけられ次第一緒に逃げようと画策してたんだ……」
    モーグ・メタラージ:「潜り込んだ先がこんなんになったのにぁ同情するわ……あぁ、そこまで覚悟決めてたのか?すげぇな」
    藍花:「ならモルタを何とかできたら二人は砂の砦このまちから出るの?」
    ルースティッヒ:「そのつもりだよ、最近どんどんきな臭くなってるしね」
    ルースティッヒ:「なによりセトナクト様がこの前久々に姿を見せただろう?」
    藍花:「ルースティッヒは安全に出る方法を知ってるってこと?」
    ルースティッヒ:「もしほんとに復活したら、ボクなんて一瞬で見破られて殺されてしまうよ」
    グレン・ネルス:「高位蛮族だと誤解されてるなら奴隷と一緒に門を通るくらい簡単だろ」
    ルースティッヒ:「安全に出る方法か……ボクの立場ならなんとかなるとは思うんだけど……」
    藍花:「そっか……」
    モーグ・メタラージ:「だろうな」
    ルースティッヒ:「逆に君達を従者扱いして一緒に出ることも出来るよ」
    ルースティッヒ:「だから見逃してください!!」
    モーグ・メタラージ:「今はいらねぇよ」
    藍花:「私にもっと高い立場があれば……よかったのに……」尾が壁を軽く叩く
    ルースティッヒ:「うう……」
    クロト:「ついたみたいですね」
    イディー:「お、いよいよか」
    モーグ・メタラージ:「っと、ここか」
    クロト:クロトがつぶやいた通り、階段が終りを迎える。
    グレン・ネルス:「だからどうこうする気はねえって」
    グレン・ネルス:「あ、着いた?」
    シアストリス:「ここが……」
    GM:そこには砂の神の紋章とともに、巨大な魔導機のロックがかかった扉が道を塞いでいた
    ルースティッヒ:「押しても引いても開かないんだ」
    藍花:「ん」はなからシアとイディー任せの姿勢である
    グレン・ネルス:試しに押してみる
    ルースティッヒ:「それどころかうんともすんとも……」
    砂の神:スンッ……
    シアストリス:「……」片目を閉じ、砂の瞳を開く。
    砂の神:『──────認証』
    グレン・ネルス:「なるほど、こりゃ力じゃなんともならんな」
    ルースティッヒ:「キェェエエエエエエエエエエエシャベッタァアアアアアアアアア!?」
    藍花:「わ」耳を塞ぐ
    シアストリス:「遺産は結構喋るタイプ」
    グレン・ネルス:「うるせえ!」思わずルースティッヒの頭をはたく
    砂の神:コンソールパネルが浮き上がる。イディーでなければ操作できないが、逆にイディーなら操作できるだろう。
    モーグ・メタラージ:「ま、元々そのためのロックだろうしな」
    ルースティッヒ:「グワーッ! ひぃいいいいいいいい!!」
    シアストリス:「イディー、おねがい」
    藍花:「グレン、やさしくしてあげて」
    グレン・ネルス:「すまん音響攻撃かと思って反射的に」
    モーグ・メタラージ:(王族がそのまま技術者の家系だったのもあるだろうなぁこれぁ)
    イディー:「OK」
    ホルス:『ピ』
    砂の神:コンソールパネルは比較的シンプルな操作だった。判定もいらないほどだ
    イディー:「ふむふむ…」コンソールを見ながらポチポチしていく
    藍花:「イディー、どう?」
    砂の神:しばらく操作を進めると、権限認証を求める画面になる。
    砂の神:『アクセス権限を持つデバイスをかざしてください』
    イディー:「シンプルなものだ。シア君、もう一度腕輪をたのむ」
    シアストリス:「わかった。」
    シアストリス:青い腕輪を掲げる。
    テリア:「すごい、イディー様はすごい技術者なのですね」
    砂の神:『────承認。権限者:シアストリス・イーシス』
    砂の神:扉が音を立ててゆっくりと開いていく。
    イディー:「あぁ、砂の砦でも5本の指にはいるだろうね」
    テリア:「砂の砦で!? すごい……!」
    シアストリス:「開いた」
    藍花:「……。」イディーをジト目で見た
    ルースティッヒ:「扉が……開く、300年開かなかったのに……」
    GM:◆
    GM:【地下図書館/ジェフティ・ウィーキ】

    GM:扉を開いた君達が出迎えたのは、本棚が続く巨大な部屋だった。
    ジェフティ・ウィーキ:そしてその中央には管理用と思われる魔導機が君達を見下ろしている。
    ホルス:『ピ!』
    ジェフティ・ウィーキ:『私は本図書館の検索システム、ジェフティ・ウィーキです。イーシスの住民よ、ようこそ』
    シアストリス:「ん。魔動機」
    モーグ・メタラージ:「すげぇ量だな……んで、やっぱここにも、っと」
    モーグ・メタラージ:「検索システム?」
    ジェフティ・ウィーキ:『ハイ。求める情報に応じて、本や情報を提供いたします。この図書館の管理人のようなものと思っていたければ』
    藍花:「えっと、私は藍花」とりあえず挨拶されたので返す
    ジェフティ・ウィーキ:『こんにちは、藍花』
    シアストリス:「シアストリス。」
    モーグ・メタラージ:「うわ、今のにも反応するのか、また高度だな……」
    ジェフティ・ウィーキ:『ようこそ、シアストリス』
    藍花:「おお」
    ホルス:『ホルストや、ストゥムに近イカモ』
    イディー:「ホルスの前身か、対話型のはしりだろうね」
    グレン・ネルス:「なるほどな」
    シアストリス:「なるほど」
    藍花:「ジェフティはホルスのこと知ってる?」
    ジェフティ・ウィーキ:『検索中……登録データ、ナシ』
    ジェフティ・ウィーキ:『ただし、デザインからオシリス計画によるものと思われます』
    ホルス:『ピ』何故かホルスは誇らしげに胸を張った
    シアストリス:「最新スーパー魔動機。」その横で胸を張った。
    藍花:「物知り、だね」
    ジェフティ・ウィーキ:『褒めて頂き、嬉しいです』魔導機らしい、抑揚のない声で応える。
    イディー:「ホルスの登録は無しか…オシリス計画についての情報はあるかい?」
    ジェフティ・ウィーキ:『検索中……情報を出力します』
    【オシリス計画について】 ★オシリス計画について
    現在地域の暑熱化の原因であり、推定300年後には目覚めによって破局的災害をもたらしうる”赤竜”。
    魔法王タウセルトの遺した”炎の剣”をヒントに、赤竜を無尽蔵のエネルギー源として街の諸問題に対処しつつ、竜の目覚めを遅らせる計画が立てられた。
    計画の推進者はアサルをリーダーとする科学者の一団とそのパトロンとなったセト王子とイシストリア姫
    赤竜を起こしかねない試みとセト王子の強引な進め方に反発もあったが、兄の薨御以来王位継承者となったセト王子に逆らう者はなく計画は実行に移された。

    ◎オシリス計画の構成について
    オシリス計画と名付けられた魔導機群の構成は4つに分かれる。
    ・無尽蔵のエネルギーを生み出す竜炉
    ・あらゆる用途に使用される人工のマナと言うべき極小魔導機ナノマシン”赤い砂”
    ・特定用途のために建設された超高出力の巨大魔導機群
    ・それら全てを統括・指揮する中枢”オシリス”。赤い砂を自在に操り、街のあらゆる魔導機を操作する。

    計画はさらに第二段階として「赤竜への対処」があったと言われているが、
    その方向性については内部調整が済んでおらず未公表のままである。
    GM:内容は今のところほぼ君達が集めてきた情報だ
    イディー:「ふむ…目新しい情報はなしか」
    シアストリス:「まとまってておさらいしやすい」
    藍花:「えっと、赤竜……トゥムについても何か知ってる?」
    モーグ・メタラージ:「あっちセトが継承権持ってたのか、通りでよく煽れるわけだ」
    ジェフティ・ウィーキ:『検索中……出力します』
    【赤竜と赤竜剣について】 ◎赤竜について
    遥か昔、アルトコロア大陸を統べていた竜たちの一柱"赤竜"。
    古代神にも匹敵する力を持ち、存在だけで周囲を焼き払い砂漠化させる災害そのものとも言える存在
    現在は地下深くで眠りについているが、それでも余剰エネルギーだけで周辺を暑熱化させ、生物を変質させる赤竜病を引き起こしている。

    ◎赤竜の夢と目覚めについて。
    大破局発生時期と並行し、強い魔力を持つ赤い髪の少女が街内で目撃されるようになった。
    調査の結果、彼女は赤竜の見ている夢が具現化した存在であり、赤竜自身の目覚めの兆候であると判明。
    さらに彼女とのコンタクトの結果、赤竜が闘争こそが友好を示す手段と捉えていることが判明。
    赤竜の目覚めが致命的なカタストロフを起こす可能性があると指摘された。
    この危機に対処するため考案されたのが『オシリス計画』である。
    ジェフティ・ウィーキ:「関連事項として『赤竜剣』と『赤竜病』がヒットしました、出力しますか?」
    藍花:「……うん」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、両方頼む」
    ジェフティ・ウィーキ:「承知しました」
    シアストリス:「すごい性能」
    ◎赤竜剣について。
    古代魔法文明時代、魔法王タウセルトが赤竜の力を奪い神化するため赤竜の肋骨から作り出した剣。
    しかしタウセルトは吸い上げた力に耐え切ることが出来ず、永遠に燃え続ける苦しみを味わうことになった。

    ★赤竜病の治療法について
    赤竜病は長年イーシスの問題となっていたが、ある時イシスの水花と呼ばれる赤竜化を抑制する成分を持つ魔法植物の開発に成功した。
    育成に膨大な清水を必要なため量産は非現実的と見られていたが、フィラエの水瓶の発明によりそれも解決。赤竜病患者の特効薬となった。
    さらにオシリスの魔導機群が赤竜の余剰エネルギーを消費することで赤竜病患者自体も減少していった。
    ジェフティ・ウィーキ:『情報は以上です』
    シアストリス:「水花…」
    ルースティッヒ:「すごい、何を言っているかまったく分からない……!」
    モーグ・メタラージ:「神化……なるほど、吸い上げた先の器が耐えられれば"可能"と判断したわけだ」
    ルースティッヒ:「でも物凄く聞いてはいけないことを聞いている気がするんだけど……!?」
    モーグ・メタラージ:「安心しろ」
    ルースティッヒ:「えっ、大丈夫なのかい?」ほっ
    モーグ・メタラージ:「俺らに立ち会って踏み入った時点でアウトだ」
    ルースティッヒ:「ひぃいいいいいいいい!!」
    藍花:「赤竜化と赤竜病は違うもの、なんだよね」己の左手を見ている
    ジェフティ・ウィーキ:『検索中……』
    シアストリス:「扉を開けさせた時点で、モリィが気付いたらびっくりするかも」
    ジェフティ・ウィーキ:『赤竜化は、赤竜の力に適合する存在が引き起こす肉体・精神の変質現象です』
    ルースティッヒ:「モ、モリィ様が来かねないのかい!?」
    モーグ・メタラージ:「肉体、精神の変質……」
    ジェフティ・ウィーキ:『赤竜病に性質は似ていますが、赤竜に親和性が高い存在に起こるため、異常と肉体や免疫系に認識されづらく、治療も困難なものとなっています』
    藍花:「……。」
    シアストリス:「治療は困難……」ルースティッヒは放置した。
    モーグ・メタラージ:「となると……なぁ、魔改造……この腕みてぇな人体改造に関する情報はあるか?」弓腕を掲げて
    ジェフティ・ウィーキ:『ピピピ……』
    ジェフティ・ウィーキ:『魔法王タウセルトが同様の実験を多く実施していたことが記録されています』
    モーグ・メタラージ:「なるほどな、これの来歴はそっちに飛ぶのか」
    藍花:「なら魔法王タウセルトについて教えてほしい」
    ジェフティ・ウィーキ:『彼が赤竜化に適合できず燃え続けているにもかかわらず死なないのは、彼の生前の不死を求めた数々の実験の結果と推測されています』
    シアストリス:「もし…もしもだけど、タウセルトと話せるようになったら、詳しく聞けるかもしれない?」
    モーグ・メタラージ
    イディー:「自業自得というわけか」
    ジェフティ・ウィーキ:『ただし詳細な技術情報については、イシューシス王より倫理上の問題から禁書指定を受けています』
    藍花:「じゃあ技術じゃなくて人となりとか、そういうのは?」
    モーグ・メタラージ:「……持ち出しがあったな、これぁ」
    グレン・ネルス:「その禁じられた情報の閲覧履歴は?」
    ジェフティ・ウィーキ:『閲覧記録:モリィ・ネフティス』
    グレン・ネルス:「やっぱりか……」
    シアストリス:「モリィが」
    ジェフティ・ウィーキ:『該当記録は本図書館ではなく、外部媒体からアクセスを受けています』
    モーグ・メタラージ:「だろうなぁ、てか外部から見れるのかよ」
    シアストリス:「禁書なのに」
    シアストリス:「じゃあ私も見たい」
    シアストリス:「私、姫だけど」
    イディー:でた
    ジェフティ・ウィーキ:『閲覧権限がありません』
    イディー:姫なのに
    シアストリス:「でも、姫だけど」
    ホルス:『姫ナノニ』
    グレン・ネルス:「食い下がるな食い下がるな」
    ジェフティ・ウィーキ:『ピピピ……』ジェフティがなんらかのサーチ光シアストリスに照らす
    シアストリス:「むう」
    ジェフティ・ウィーキ:『対象はイシストリア・イーシスとは別人と判定』
    藍花:「でもシアちゃんは本当に姫だよ?」
    イディー:「それに、見ても楽しいものじゃないだろう」
    モーグ・メタラージ:「黙ってろ、しかし……なぁ、その外部アクセスってのぁ墓地のあたりからだったりするか?」
    ジェフティ・ウィーキ:『権限照会……。done. 街北西部、オシリス計画研究所からのアクセスです』
    モーグ・メタラージ:「北西……あー、まだ行ってねぇところだな、多分」
    藍花:「オシリス研究所、まだ行ってないところだよね」
    ルースティッヒ:「……ああ、XXはモリィ様と仲が良いという話はよく聞くね」
    ルースティッヒ:「情報くらいならよく回してるんじゃないか? よくわからないけど」
    モーグ・メタラージ:「らしいな……」はぁ、とため息、また面倒ごとが増えたようだ
    藍花:「魔法王タウセルトについて閲覧できる情報ってなにもないの?」
    GM:少なくとも、魔法王が不死を求めた魔改造の技術をモリィがXXにまわしている可能性は高いと言えるだろう
    ジェフティ・ウィーキ:『歴史上の人物であるため、情報は限られます』そう言うとジェフティはタウセルトの情報を映し出す
    魔法王タウセルト:それは野望に狂った魔法王の記録。
    魔法王タウセルト:圧倒的な魔力で権力を恣にし、不死を求め、そして神になろうとした。
    魔法王タウセルト:そして彼は地下に眠る赤竜を知り、眠る彼女の傷口から肋骨を一本盗み出す。
    魔法王タウセルト:そしてそれを元に作られたのが赤竜剣。
    魔法王タウセルト:剣の名は、赤竜の3つの名のひとつをとってヌークと名付けられたと言われている。
    藍花:「3つの名前?」
    ジェフティ・ウィーキ:『アルトコロアを総べた神竜たちは、みな3つの名前を持っていたと伝えられています』
    シアストリス:「神竜……」夢で見た壮絶な出来事を思い出す。
    ジェフティ・ウィーキ:『その多くは失伝し、総ての名前が残るのは"青龍"オセア・リバル・スカヤのみとなっています』
    ジェフティ・ウィーキ:『ただ、赤竜の夢が名乗る名は、赤竜の名の一つだろうと推測されています』
    モーグ・メタラージ:「むしろそっちが残ってる方がすげぇわなぁ」
    藍花:「ヌークとトゥムが名前だとしたら残り1つを知るのがトゥムを知ることになる、かも」
    イディー:「面白い考えだね」
    シアストリス:「ん。名前で呼ぶと仲良くなれる」
    藍花:「うん、名前は大事」
    ルースティッヒ:「コミュニケーションの基本だね!」
    ルースティッヒ:「逆に自分を偽りたい時や大きく見せたい時は改名したり別の名前を名乗るものさ」
    グレン・ネルス:「そうだな」遠い目をした
    藍花:「ルースティッヒは本名?」
    GM:名乗り合うことのなかった過去……
    ルースティッヒ:「フフフ、昔とてつもなく格好良く偉そうな名前を考えに考え抜いたのがこの名前さ」
    藍花:「ん、かっこいいとおもう」
    モーグ・メタラージ:「まぁ威圧感はあるな、高貴そうで」
    ルースティッヒ:「だろう!」
    グレン・ネルス:「本名がタゴサクとかだったら笑うぞ」
    テリア:「本名はヤンガスっていうんですよね」
    ルースティッヒ:「 」
    グレン・ネルス:「いい名前じゃん」
    モーグ・メタラージ:「んー、あとは当時の魔動機とかについてくらいだが……子葉か?これぁ」
    藍花:「そっちで呼んだ方がいい?」
    ルースティッヒ:「ありがとう……でもルースティッヒで頼む……」いじけている
    モーグ・メタラージ:さらっと談笑を流しつつ他の事項を考えている
    藍花:「わかった、ルースティッヒ」
    GM:ふむ、では多分赤竜の話をしている間、イディーがずっと魔導機の本を探していたと思われるので
    イディー:「蔵書の魔動機技術の棚はどこかな?」うろうろ
    シアストリス:「ん。ルースティッヒもいいと思う」
    シアストリス:一問一答形式だと待ってられなくなったんだろうな…
    藍花:「……合わせてヤンガスティッヒ?」首を捻った
    GM:マギテックで目標17をふッてみましょう
    イディー:2d+12+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+0+0) → 12[6,6]+12+0+0 → 24
    GM:草
    シアストリス:こいつ…
    モーグ・メタラージ:草
    藍花:大草原
    イディー:本気すぎ
    グレン・ネルス:本気すぎて笑う
    モーグ・メタラージ:分かりやすい奴!
    シアストリス:戦闘にかけるやる気のなさがどんどん浮き彫りになっちゃうだろそういうことすると!
    【失われた魔導機技術について】 イディーは現代では失われていた高度な魔導機術の技術書を何冊も見つけた!
    検証・再現するには専用の設備が必要になるが、街を脱出した後のイディーの名声を大いに高めてくれるだろう。
    イディー:カバンに詰めて帰ろう
    ジェフティ・ウィーキ:クリティカルボーナスとして、イディーが求める技術をなにかひとつ(戦闘に使えないやつで)なんでも見つけたことにしていいです。
    藍花:今なんでもって
    イディー:じゃあ、サボテンからご飯作る奴
    GM:ワオ
    GM:OK
    藍花:食糧問題解決したぁ
    モーグ・メタラージ:やったぁ
    GM:ではコム・ユンボが生やすサボティンの加工に関する様々な資料を見つけることができた。
    GM:基礎技術がないため再現には時間がかかるだろうが、この本がある限りいつか辿り着くことはできるだろう。
    イディー:「あ、これ300年前の記録で食べた奴だ」
    グレン・ネルス:「マジ?」
    ホルス:『ワオ?』
    モーグ・メタラージ:「よく分かるなんなこと……」
    イディー:「なるほどねぇ。こういう仕組みだったのか…たしかにこれなら…」
    ホルス:『食料問題、カイケツ?』
    藍花:「美味しかった、な……」思い出に暫し浸っている
    グレン・ネルス:「じゃあ一旦魔動機から離れてみるか」
    イディー:「すぐには無理だが、いずれはね」
    ホルス:『スゴイ!』
    グレン・ネルス:「この街の四天王の来歴や弱点なんかの資料はあるか?」
    イディー:「あぁ、ここは僕に任せて君達は質問していたまえよ」
    ジェフティ・ウィーキ:「四天王……検索……該当、ナシ」
    イディー:「個人名で検索したほうがいいんじゃないか?」
    モーグ・メタラージ:「基準が300年前だしな」
    ジェフティ・ウィーキ:ある種当然ではある、300年前の知識であるからだ。
    シアストリス:「300年前だから?」
    グレン・ネルス:「ふむ、存在が新しすぎるか……」
    ルースティッヒ:「ああ、それならボクが知ってることを教えるよ」
    モーグ・メタラージ:「……」いいのか、とはもはや聞かないでおいた
    ◎四天王の来歴と弱点について ・ハラノヴ様:この街を実質的に取り仕切る最古参の幹部だね。元々はこの街に駐在していた蛮族群の指揮官の一人だ。
    セトナクト様の降臨時に、当時の蛮族群の長だったアシュ・カーヴを裏切ってこの街の幹部になった。
    弱点か……思いつかないくらい強いんだけど、流石に最近は歳で衰えがあるみたいだね。

    ・モリィ様:よくわからないんだ、セトナクト様の降臨後いきなり現れた感じで……。
    ものすごい魔法の使い手なんだけど、実はその正体は魔導機術だって噂があるよ。
    ハラノヴ様とは別の意味で砂の砦の中枢に近いと感じるね。

    ・ダーテ様:前四天王ウルカヌスの死後一気に勢力を増してきたブロークンだね。
    来歴は正直良くわからないけど、単独の力で言えばもしかしたら四天王一かもしれないって噂をよく聞くよ。
    組織の統制をナンバー2のポリゴナムとその親族に任せきりなのが弱点といえば弱点かもしれない。

    ・オダー様:昔四天王のボルグキングが人族の勇者によって打倒された後にハイゴブリンメイデンのイチが四天王になったんだけど、さらにそれを駆逐する形で現れたのがあのオダーだ。
    ゴブリンなのに物凄く頭が良くて銃を部下に持たせてあっという間に街でも有数の軍を作ってしまったよ。
    弱点といえば、強い個人の幹部がほぼいないことかな。
    グレン・ネルス:だいたい知ってる情報だな
    藍花:「詳しい、ね」
    ルースティッヒ:「フフ、命が懸かってるからね!」
    シアストリス:どこにも取り入ってないのにこの精度で知ってるのすごい
    藍花:「ヤ……ルースティッヒは300年前にアシュ・カーヴとかイチとも実際にしゃべったこともあったの?」
    モーグ・メタラージ:(裏の事情は流石に漏れてねぇわな、街中には)
    ルースティッヒ:「フッ……」
    グレン・ネルス:「ふーむ。わかった。ありがとうルースティッヒ」
    ルースティッヒ:ルースティッヒは前髪をかきあげた。
    藍花:(あ、なさそう……)
    モーグ・メタラージ:「無いみてぇだな」
    ルースティッヒ:「怖くて家にこもっていたよ!」
    藍花:「知ってた」
    ルースティッヒ:「うわああああああああああん!」
    クロト:「よしよし」
    藍花:「じゃあ人族とは?」
    ルースティッヒ:「フッ」前髪をかきあげた
    藍花:(あ、なさそう……)
    モーグ・メタラージ:「無いみてぇだな」
    ルースティッヒ:「しょうがないだろう、その時はただの1豪商のフリをしてたんだから! でもイシューシス王は優しい王様と有名だったよ」
    藍花:「そっか」
    シアストリス:「知ってるんだ」
    シアストリス:「他にもある?」
    モーグ・メタラージ:「豪商のフリで入り込んだ手腕は相当だと思うぜ、おう」
    藍花:「むしろ仲の良かった人とかはいたの?」
    ルースティッヒ:「フッ」髪をかきあげると……
    モーグ・メタラージ:「その辺にしとけ」
    グレン・ネルス:「(ダメそう)」
    ルースティッヒ:「ジェフティ君! ボクにこの街の意外なところから外につながっているルートを教えてくれ!」
    ルースティッヒ:ルースティッヒは必殺話題そらしを使った
    藍花:「……。」ジェフティを見上げる
    シアストリス:「むう」
    ジェフティ・ウィーキ:『検索中……』
    ジェフティ・ウィーキ:『下水道地図を出力します』
    ジェフティ・ウィーキ:ジェフティがルースティッヒの言葉に答えて、下水道地図を出力します
    モーグ・メタラージ:「……あ?外に繋がってんのか?あれ」
    ルースティッヒ:「おお」
    グレン・ネルス:「よく考えたら下水道って普通川かなんかに繋がってるわな」
    モーグ・メタラージ:かなり現実的な脱出経路だ、出力された地図を暗記する
    グレン・ネルス:「街の中で回してたら汚水が溜まるばかりだし」
    藍花:「真ん中に大事な施設もあるしね」
    シアストリス:「ワニもたくさん」
    ジェフティ・ウィーキ:君たちの前に詳細な下水道地図が出力される。
    迷路のような下水道は上層と下層の二層構造になっており、
    下層の南側は街の外にまで続いている。脱出路として使えるかもしれない。

    モーグ・メタラージ:「確かにな、だが脱出に使えると侵入にも使えちまうからねぇと思ってたんだよ」
    藍花:「地下深くに行く道もあるのかな?」
    ジェフティ・ウィーキ:そして驚くべきことに、下層の北側はちょうどアブシンベルの光と思しき位置の塔につながっている。
    もしかしたら宮殿とは別ルートで中に入り込むことが出来るかも知れない。

    モーグ・メタラージ:「……下層の探索も必要そうだな、これは」
    ジェフティ・ウィーキ:『ただし下水道は野生化したワニ達が多く、危険です』
    藍花:「そうだね」グレンを見た
    シアストリス:「ん。」
    モーグ・メタラージ:「当時からなのかよ……まぁ」相手も把握しているであろう道だ
    イディー:「今アブシンベルの侵入経路が…」
    モーグ・メタラージ:「追加で罠なり、仕掛けなりがあってもおかしくはねぇ、活用はできるだろうが気をつけるぞ」
    ジェフティ・ウィーキ:『元々は動物園で飼われていた連中が野生化したものです。遭遇してしまった場合は棘の木などを投げて気をそらすことを推奨します』
    藍花:「下水道を使うならティスタたちにも協力してもらいたい、ね」
    モーグ・メタラージ:「動物園……」
    イディー:「棘の樹の意外な活用法」
    グレン・ネルス:「大丈夫だ、今の俺なら致死毒を喰らってもそう簡単には倒れん」
    モーグ・メタラージ:「だな、制圧の一手になるはずだ」>ティスタたち
    ホルス:『グレン、ツヨイ』
    シアストリス:「おお、動物園」シアはその名前を強く記憶した。

    GM:さて、では最後。過去のイーシスについて
    GM:シアは本棚を見ているうちに、吸い寄せられるように一冊の本を見つけます。
    GM:筆者の名はイシューシス──シアの父親と同じ名の、イーシス最後の王です。
    シアストリス:「…………」手に取り、装丁を撫でる。
    シアストリス:「……?」他にも多くの本があるにも関わらず、手に取っていたそれを開いてみる。
    GM:その本の内容は手記に近く、イーシスの政治と歴史についてイシューシス王の個人的な視点から書かれていた。
    GM:当時のイーシスは立憲君主制……王家が絶対的な支配を行うのではなく、民衆の代表と共に意見を出し合いながら統治を行うことで国をうまくまとめていたらしい。

    GM:今のシアではセージ政治レベルが足りずよく分からないが、ホルドに教わっていけばいずれ理解できるだろう。
    シアストリス:おじさまー!
    GM:だが何よりシアの目を引いたのは、その本にいくつもの絵葉書や写真が挟まっていたことだ。
    GM:それは君達もかつて見た、イーシスの美しい街の風景だ。
    シアストリス:「……!」
    GM:この写真を撮った人も、この本を読んでいた人も、イーシスという国を愛していたのだろうと感じられる。
    GM:そして最後の一枚の絵葉書には……
    GM:照れたようにポーズをとるイシストリアの写真が映っていた。
    シアストリス:「……」絵葉書を慎重に、慈しむように指でなぞり、挟み直す。
    ホルス:『持ってかなくて、イーノ?』
    シアストリス:「ホルス……」
    シアストリス:「……今はいい。私が独り占めしたら、王様が寂しいから」
    ホルス:『……ピ!』
    ホルス:ホルスはシアを勇気づけるように、その肩に乗る。
    シアストリス:「ん。ホルスもいるし、あのイーシスの記憶は絶対に忘れない。」
    イシューシス王:ではシアは絵葉書を挟み直す時、そこのページにメモのように書かれている言葉を見る。
    イシューシス王:どうやら大破局にあたってのイシューシス王の言葉のようだ
    シアストリス:「あれ……」
    イシューシス王:「一人が力で全てを解決するようなことは出来ないし、あってはならない。全ては皆で力を合わせ地道に行うべし」
    イシューシス王:「あの子は言った」
    イシストリア:「『大破局で皆が傷ついたんです。今ならば傷付いた者同士、人族も蛮族も、赤竜すらも一緒に手をとりあうことが出来るはず』」
    イシューシス王:「私は、セトではなくイシストリアの言葉を私は信じたい」
    GM:そのページをよく読むと、大破局で国が危機に陥るにつれ王族が強い権力を行使して事態を打開すべきという意見が高まっていったことが書かれている。
    GM:それを強く主張したのは。長男イシスティウスの急逝の後、王位継承者となった彼の次男、セト・イーシス。
    ルースティッヒ:「ふーむ、イシューシス王はこんなことを考えていたのか。難しくてよく分かりかねるが……」
    モーグ・メタラージ:「謀殺くせぇなぁ……まぁ、主張の人気も高かったろうが、これぁ」
    藍花:「全ては皆で力を合わせ地道に行うべし……だって」
    シアストリス:「でも、イシストリアの言葉を王様は重んじていた」
    シアストリス:「私もきっと手を取り合えると思う。だからもう一度、イーシスを再建したい」
    藍花:「うん、シアちゃんならできる、よ」
    ホルス:『ウン!』
    藍花:「私ももちろん協力する」
    モーグ・メタラージ:「そうかい」否定も肯定もしなかった
    ルースティッヒ:「本当に君たちは途方もないな。しかしアレだね、このセトというのは、なんかどこかで聞いたことのある名前だね。ハハハハハ……」
    グレン・ネルス:「超えるべき壁は高いぞ」
    ルースティッヒ:「…………まさか、違うよね?」
    グレン・ネルス:「そりゃおめえ、セトナクトその人だよ」
    ルースティッヒ:「は」ルースティッヒは停止した。
    藍花:「知ってる情報が増えてよかったね」
    イディー:「現実から目を背けるのはやめたまえよ」本を読みつつ
    シアストリス:「みんな、ありがとう」石化するルースティッヒを背景に、シアの口角がほんの僅かに上がる。



    セト・イーシス

    ジェフティ・ウィーキ:『セト・イーシス』ジェフティがセトという単語に反応するように告げた。
    ジェフティ・ウィーキ:『セト・イーシスには情報項目があります。ご覧になりますか?』
    藍花:「見られるのかな?」
    モーグ・メタラージ:「……? そうだな、出せるなら」
    モーグ・メタラージ:何か雰囲気が変わった感覚を覚えつつ、情報は得ようとする
    ジェフティ・ウィーキ:『了解しました、検索中』
    ジェフティ・ウィーキ:「情報:セト・イーシス」
    ジェフティ・ウィーキ:「イシューシスの第二子」
    ジェフティ・ウィーキ:「英雄」
    ジェフティ・ウィーキ:「黒の太子」
    ジェフティ・ウィーキ:「不信の王子」
    ジェフティ・ウィーキ:単語を並べると、ジェフティはひとりの青年の顔を画面に映し出した。

    藍花:「翠の、目……」
    シアストリス:「……」
    セト・イーシス:『セト・イーシスはイシューシス王の次男として生まれ、幼い頃から神童として国民の人気も高かった』
    セト・イーシス:『セトは長ずると軍に入り、将軍として北方の蛮國アスタルテを打ち破り滅ぼした』
    ジェフティ・ウィーキ:この戦いにはこのような逸話がある。
    セト・イーシス:『セトは女王アスタルテに対する戦争を有利に進めたが、蛮国は女王を中心に結束力が強く、一度講和してもすぐに力を盛り返す恐れがあった。しかし完全に打ち破るほどの戦力もまたイーシスにはなかった』
    セト・イーシス:『そこでセトは女王アスタルテを打ち破った際、有利に講和する代わりに彼女の2人の息子のうち1人の死を要求した』
    蛮王アスタルテ:「首都を返還する代わりに、子の一人を差し出せと?」
    セト・イーシス:「そうだ。有力な将軍は街ひとつに勝る」
    蛮王アスタルテ:「……」
    セト・イーシス:「選ぶといい、兄と妹、どちらを殺すかを」
    ドレイクの子:「…………」
    ドレイクの子:「…………」
    蛮王アスタルテ:『苦渋の上、アスタルテは兄を殺すように言った』
    セト・イーシス:それを聞いたセトは答えた。
    セト・イーシス:『ならば妹を殺すように』
    ジェフティ・ウィーキ:「講和後蛮國アスタルテでは親子の骨肉の争いが起こり、内紛のうちに滅んだ』
    GM:「この戦争後、イーシスでセトの名声は鳴り響いたが、父王イシューシスは彼を恐れ関係は離れていった」
    ジェフティ・ウィーキ:大陸が大破局を迎えると、セトは状況に対処するためオシリス計画を主導した。
    ジェフティ・ウィーキ:セトは王室の権力強化を訴え、自身の手でイーシスを導び
    ジェフティ・ウィーキ:「ザ、ザザ」
    藍花:「……?」
    シアストリス:「ジェフティ?」
    ジェフティ・ウィーキ:『ザ、ザザ、ザ────』
    ジェフティ・ウィーキ:『そう、我はイーシスの守護者。この国の敵を打ち払い、全てを与えた』
    モーグ・メタラージ:「……ちっ、何か仕込みがあったか」
    藍花:「!」
    ジェフティ・ウィーキ:『だが、この街は我が手を振り払った』
    モーグ・メタラージ:退路を確認する
    シアストリス:「……これは」
    ジェフティ・ウィーキ:ジェフティの機体の隙間から徐々に赤い砂が漏れ出す。
    藍花:「ルースティッヒ、クロトを連れて逃げる準備しておいて」
    セトナクト:『故にこの街には罰を与えた』
    モーグ・メタラージ:「イディー、持ち出せそうなもんは今すぐ見繕え」
    ルースティッヒ:「ひ、わ、わかった!」
    セトナクト:蛮族は人を虐げ、人は蛮族を恨み
    蛮族同士が奪い合い、人同士が疑い合う

    セトナクト:『不信と憎しみの獄に繋いだ』
    イディー:本をバサバサカバンに詰めていく
    セトナクト・アバター:赤い砂が渦巻き、不定形の赤いローブの人影を作りだす
    シアストリス:「……そう。あなたが」
    モーグ・メタラージ:くつくつと笑う
    モーグ・メタラージ:「他人のこと、信用も、慈しみもできそうにねぇもんなぁ、お前」嘲笑の声を作る
    グレン・ネルス:「ろくなことしねーなマジで」
    セトナクト・アバター:『苦しみの中で街の者は我を崇め、再び我が力を取り戻すための糧となる』
    セトナクト・アバター:モーグの挑発に対し、その言葉は魔導機の言葉のようだ。生気も、意志も感じられない。
    藍花:「セトナクト……」両拳を握る
    セトナクト・アバター:そう、これはセトナクト本人ではない。妄執が生み出した影にすぎない。
    強い光が水蒸気に像を打ちしだす蜃気楼と同じ。

    モーグ・メタラージ:「……あくまで影か、しかしこりゃ退けられるもんか?」
    ルースティッヒ:「クロト、逃げ────」
    砂の神:ガシャン!
    シアストリス:「砂を────」
    砂の神:逃げようとしたルースティッヒの前で扉が閉まる。
    クロト:「……っ!」
    ルースティッヒ:「ひぃいいいい!?」
    藍花:「逃がしてくれるつもりはない、みたい」フードを外す
    モーグ・メタラージ:「ちっ……!あんま離れんな!」
    セトナクト・アバター:「私は竜王をも飲み込み、大陸を統べる神となる」

    モーグ・メタラージ:「巻き込んでわりぃな、だがある意味ちょうどいい」
    セトナクト・アバター:それは妄執
    オシリスを支配するセトナクトの妄執が、機械を経由して赤い砂を媒介に具現化しているのだ。

    セトナクト・アバター:自分の正体を知りうるものに対する、罠として。
    イディー:「歴史に学ばないね。永遠に燃え続けるのが望みらしい」
    モーグ・メタラージ:「謝肉祭までに片付けねぇと、こいつは"なっちまう"と、分かんだろ、もはや!」
    ルースティッヒ:「ひ、た、たしかに……!」
    シアストリス:「ここで影すら振り払えなければ、私たちは目的を達することなんて出来ない」
    セトナクト・アバター:そう、それは厳然たる事実。
    蜃気楼にすら勝てないようでは、本物のセトナクトに勝つことは絶対に不可能だ。

    セトナクト・アバター:「我はセトナクト。砂の神なり」
    モーグ・メタラージ:「は」
    モーグ・メタラージ:「神になれもしなかった、と、書き直しておけポンコツ!」
    シアストリス:「片手間で、手遊びで対処できるような存在じゃないと、ここで証す。」
    グレン・ネルス:「アンタはクロトを守ることだけ考えてろ」剣を抜き放つ
    グレン・ネルス:「アンタがビビり散らかしてた冒険者の力、見せてやるよ」
    藍花:「シアちゃんを、皆を……そしてトゥムを貴方に傷つけさせやしない」
    ルースティッヒ:「……!」
    セトナクト・アバター:「……」セトナクトの姿が不快げにブレた。
    セトナクト・アバター:今、この敵の正体を知るべき時だ。魔物知識判定16/20
    シアストリス:2d+5+5 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+5) → 7[3,4]+5+5 → 17
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[5,1] → 6
    藍花:はい……ヒラメです……
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[4,5] → 9
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[6,2] → 8
    シアストリス:ちょっとしかわからん!
    イディー:2d+6+4+2 魔物知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+4+2) → 9[4,5]+6+4+2 → 21
    シアストリス:!?
    藍花:イディー……!
    シアストリス:先生ェ!
    グレン・ネルス:イディーが本気になっている
    セトナクト・アバター:弱点貫通!
    イディー:蔵書を傷つけさせはしねぇぜ
    藍花:お、回復でダメージ通るタイプの敵じゃーん
    GM:敵全員の能力値を確認可能
    セトナクト・アバター:「神に逆らう者よ。人の姿の私を知る者よ」
    セトナクト・アバター:セトナクトが手を振るう。
    ハイガーディアン:すると渦巻く砂が二体のガーディアンを生み出した。
    これまで見てきたどのガーディアンとも違う、禍々しい力を纏ったガーディアンだ。

    セトナクト・アバター:「奪われ、埋もれよ。忌まわしき歴史の遺物よ」
    セトナクト・アバター:△加護簒奪(解聖目標:24)
    ・ホルス系列の砂の神の神聖魔法の効果(回復・ダメージ量)を半減します。
    ・ホルス系列の"砂の加護"、"ホルスの助力"を無効化します。
    ・セト系列の"砂の加護"を任意で解除します。

    シアストリス:目標値たっか
    藍花:簒奪だあ
    ホルス:『ピ!?』
    イディー:簒奪バトル!?
    ホルス:ホルスが小さい悲鳴をあげ、シアの肩から落ちる。
    シアストリス:「ホルス!?」
    イディー:「ホルス!」
    ホルス:『ピ、ガ……』そのまま床に落ち、動かなくなった。
    藍花:「えっ」
    シアストリス:「ホルス……!」
    モーグ・メタラージ:「ちっ、干渉力が高いな」
    GM:それだけではない、君たちは全身から痛みを感じる。
    シアストリス:「うう……」片目を閉じ、手を当てる。
    イディー:「セトナクトの砂が干渉している…!シア君、何とか出来るか!?」
    GM:君たちの身体を癒やし続けていたシアの赤い砂、それらの動きが急激に止まりつつあるのだ。
    モーグ・メタラージ:「イディー、補助が無いからって外すな……ぐっ!?」
    シアストリス:「……わから、ない」
    藍花:「……大、丈夫、シアちゃん」
    藍花:「シアちゃんなら、ホルスと二人でなら、きっと……!」
    ホルス:『──────』
    ホルス:ホルスは地面に倒れたまま、声をもあげられない
    ホルス:だが、その目はシアを見ていた。
    シアストリス:「ホルス……」
    藍花:「……!」がちがちと牙が鳴る。それは恐怖か、歓喜か。
    グレン・ネルス:「調べものしに来ただけなのにとんだ邪魔が入ったもんだぜ」
    セトナクト・アバター:『さあ、始めようか』
    セトナクト・アバター:セトナクトの身体がゆっくりと君たちに向く。
    セトナクト・アバター:今まで戦ってきたどの蛮族とも、魔導機とも違う、冷たい敵意が君たちに染み透る。



    《VS SetnakhteセトナクトAvatarアバター

    セトナクト・アバター:先制19!
    グレン・ネルス:2d+7+3+1 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+3+1) → 11[6,5]+7+3+1 → 22
    モーグ・メタラージ:2d+8+4+1>=19 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+4+1>=19) → 9[5,4]+8+4+1 → 22 → 成功
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[6,2] → 8
    シアストリス:2d+5+5+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+5+1) → 6[5,1]+5+5+1 → 17
    GM:FA組が両者成功
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[1,4] → 5
    モーグ・メタラージ:固定値13の力ぁ!
    藍花:たのもしいぃ
    シアストリス:しかも今回からはマルチプルアクターがありまぁす
    藍花:ワー!
    セトナクト・アバター:シアの目がホルスに向いた瞬間、セトナクトが操る砂が図書館中を圧した
    セトナクト・アバター:その砂はそのまま君たち全員を切り刻もうとするが────
    グレン・ネルス:「うっとうしいんだよッ!」迫る砂の壁を切り払う
    モーグ・メタラージ:「舐めてんじゃねぇよボケぇ!」噴き出す黒炎が砂を退け、弓引く方がわずかに早い―――!
    セトナクト・アバター:『……!』
    シアストリス:「みんな……」
    セトナクト・アバター:セトナクトの身体が再び不快げにブレた。
    藍花:「……ありがと、二人とも」床に残った砂を尾が掃いた
    ホルス:『ピ、ガ……!』
    ホルス:二人がセトナクトの砂嵐を打ち払ったことで、ホルスがかろうじて首を起こして呻き声をあげた。
    GM:先制奪取。一番最初に解聖チャレンジをやってから戦闘開始にしましょう
    シアストリス:うおおお負けてたまるか
    シアストリス:私には今まで入れ忘れていた+2があるんだぞ
    GM:なにっ!?
    GM:いいだろう、来い!
    シアストリス:加護解聖!
    イディー:いっけぇぇ!
    藍花:いけー!
    シアストリス:いや腕輪の効果は+1だったわ
    シアストリス:2d+13+1+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+13+1+0) → 10[6,4]+13+1+0 → 24
    GM:成功!
    シアストリス:い、いけた!?
    イディー:さすがシア
    GM:クソ、やられた!
    モーグ・メタラージ:ひゅー!
    イディー:解聖率100%の女
    GM:ではロールして、解除と同時に戦闘開始だ!
    藍花:すげぇ
    セトナクト・アバター:赤いフードの奥の、魔導機の冷たい目がシアを睨む。
    セトナクト・アバター:『欠片か』
    セトナクト・アバター:『敗者の遺物と欠片が手を組んだところで、何も得られることはない』
    シアストリス:「そう。私には足りないものばかり」
    ホルス:『シ、ア……』
    シアストリス:「血統はあってもそれを振るう力はなくて、思考はあっても感情は見失って。」
    シアストリス:「それでも」
    シアストリス:「それでも、私には歩んできた道がある」
    シアストリス:「私が何も変えられない欠片だったかどうかなんて、私が死んでから確かめればいい」
    セトナクト・アバター:無機質な目がシアを見る。まるで死人を見るように。
    セトナクト・アバター:そう、この男にとっては変わらないのだ。死者も、生者も。
    シアストリス:「今立っているのは、生きて、呼吸して、考えている私。」
    シアストリス:「0と1でしか物が見えなくなってしまった貴方には、どれだけの時を経ても理解できないものがある。」
    シアストリス:「ホルス、大丈夫。貴方もまた、今を生きているから」
    ホルス:『……ピ』
    ホルス:『シ、ア……!』
    セトナクト・アバター:『それは理解できないものではなく、不必要なものだ』
    セトナクト・アバター:『お前達はそうして、いつも全てを取りこぼす』
    セトナクト・アバター:『イシストリアのように、何もかもを無くして歴史に埋もれていく』
    セトナクト・アバター:セトナクトの周囲に赤い砂が渦巻く。
    シアストリス:「そう。かつてはそうだった」
    シアストリス:「それでも私は、世界が変わると知っているから。」
    シアストリス:「たまには見下ろすばかりでなく、見上げるべき。」
    シアストリス:「永遠に変わりないことなんて、空にも地にもないのだから。」
    セトナクト・アバター:『いや、世界は変わらない、永遠に私の足下に。奪われ埋もれよ、シアストリス』
    シアストリス:「永遠は砂嵐の見せる幻想。いつか世界は変わる。”晴れ渡れ”、セトナクト」
    砂の神:2つの砂嵐が衝突する。
    砂の神:それは今までの晴れ渡る空ではない、二人の力は拮抗し、その結末を見せることはない。だが────
    ホルス:『…………シ、ア!』
    ホルス:ホルスが再び羽ばたき、シアの肩へと乗る。
    イディー:「おぉ…」
    シアストリス:「あなたに屈するモノは、今ここにはいない……!」ホルスを視線を合わせ、セトナクトを見据える。
    セトナクト・アバター:『…………が、ガ』影が手を握り、開く。
    藍花:「シアちゃん……!」
    セトナクト・アバター:その動きが鈍り、今まで君たちを圧迫していた強烈なプレッシャーが和らいだ。
    ハイガーディアン:『ピ、ガガ……!?』
    ハイガーディアン(飛行型):『ガ……!』
    モーグ・メタラージ:「……っはぁ! よくやった、畳みかけるぞぉ!」
    ハイガーディアン(飛行型):赤い砂で構築されたばかりのガーディアンたちの身体がブレ、その輪郭が砂に返っていく。
    セトナクト・アバター:『……時は近い。どれだけ抵抗しようと、これで終わりだ!』
    シアストリス:「ここから全て変わる。全て変えてみせる!見ていて、みんな!」それはパーティメンバーだけでなく、繋がりを持つすべての人々に告げる想い。

    セトナクト・アバター:◆戦闘開始◆

    グレン・ネルス:「まずは飛んでるやつを狙う! 煙幕が厄介だ!」
    藍花:「わかった」
    ホルス:解除→△加護簒奪(解聖目標:24)
    ・ホルス系列の砂の神の神聖魔法の効果(回復・ダメージ量)を半減します。
    ・ホルス系列の"砂の加護"、"ホルスの助力"を無効化します。
    ・セト系列の"砂の加護"を任意で解除します。

    シアストリス:とりあえずセイポンは仕込み済み!鼓砲【怒涛の攻陣Ⅰ】!
    ホルス:ホルスの助力が復活します。
    藍花:やったねイディー
    シアストリス:ファナティしとく?
    イディー:たすかる~
    モーグ・メタラージ:欲しいです!
    イディー:欲しい!
    グレン・ネルス:後ろにファナティだねえ
    シアストリス:モーグ、イディーにファナティ
    シアストリス:アンナマリーア見ました
    GM:回復魔法でダメージ入るけどそっちでなくてもOK?
    シアストリス:消費MP2×2
    グレン・ネルス:攻撃よりも重要なものがある
    グレン・ネルス:命中だ
    藍花:命中だ
    GM:ワカル、値引き完了!
    シアストリス:2d+9+1+0 森羅魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+1+0) → 3[2,1]+9+1+0 → 13
    シアストリス:あぶね
    グレン・ネルス:あぶね!
    藍花:ああっぶね
    藍花:解晴で相当ちからを使ったようだ
    イディー:せふせふ
    シアストリス:あ、補助動作だからマルチプルアクターは今入れなきゃな
    GM:あ、そうだね
    シアストリス:マルチプルアクタージャイアントクラブ宣言
    シアストリス:MP10円
    GM:ひぎぃ
    GM:効果に比べて安すぎる!
    シアストリス:割引不可なんて…味方一人動かすだけで…血も涙もねえ!
    藍花:あまりに……w
    GM:加護みたいな効果しやがって
    シアストリス:えーっと与えるのはイディー?
    イディー:くれたらWシャッガンかな~
    藍花:よさげ
    イディー:藍花にあげると4回攻撃?
    モーグ・メタラージ:おk
    藍花:防護点的にイディーがよい
    イディー:ウス
    シアストリス:破壊の嵐をまき散らせ!
    GM:ウワーッ!
    藍花:弱点も雷だしね
    GM:シャッガンだから属性付与はできないがな!
    イディー:シャッガンでは属性付与は…
    藍花:(´・ω・`)
    ホルス:『ピ、ィイイイイイイッ!!』
    ホルス:ホルスがセトナクトの支配力を払う。
    ホルス:『シア、ヤッテヤロ!』
    シアストリス:「ついてきて、ホルス!」
    ホルス:『マカセテ!』
    シアストリス:「新しい魔法、ここで見せる」
    ホルス:『スート、ハ?』
    シアストリス:「クローバー、叡智の象徴。」
    イディー:「なんだか知らないが、ボクを選ぶとはいい判断だ」
    シアストリス:「ジャイアントクラブの精霊。私はその姿を見たことはないけれど───」
    ホルス:『レディ、イディー』ホルスがイディーの頭に飛び移り、強く掴む。
    シアストリス:それゆえに、精霊に祈るシンボリックロアはシアストリスと相性が悪かった。
    イディー:「イタァィ!」
    シアストリス:「だから、情報を集めて”私の思う精霊の姿”を想起することにした。」
    シアストリス:「曰く、それは水辺に棲む」
    藍花:「うん」
    シアストリス:「曰く、それは濡れた鎧を身に纏う」
    藍花:「うん」
    シアストリス:「曰く、それは鋭い刃を武器とする」
    藍花:「うんうん」
    シアストリス:「イメージは固まった。つまりジャイアントクラブとは……」
    ホルス:『ウンウン』
    シアストリス:「とっても強いワニ。」
    藍花:「うn……うん?」
    グレン・ネルス:「なんて???」
    イディー:「いや…ジャイアントクラブって」
    虹色のワニ:ぐおーん
    赤いワニ:ぐおーん
    モーグ・メタラージ:「なんでもいいからとっととやれ!」
    シアストリス:「今こそ、私は願う。」砂が集まり、一つの形を取ろうとしている。
    藍花:「私はワニだった…………?」衝撃の真実である
    ルースティッヒ:「そうかな……そうかも……」
    シアストリス:「私の前に姿を表し、その力を以て叡智を示せ!」
    シアストリス:ざあざあと集まる砂塵が、これまでで最も強い光を放つ───
    ジャイアントクラブ(シアのイメージ):「……」

    ホルス:『ピ……?』
    シアストリス:「できた」
    GM:ワニめいたカニの精霊が少し首をひねりながらイディーに力を与える!
    シアストリス:「完成。名付けて──────」
    シアストリス加護聖纏シンボリックロア"水辺に潜む刃"ジャイアントクラブ
    藍花:「……シアちゃんがいいなら、それでいいよ、うん」
    セトナクト・アバター:『それはカニではない、ワニだ』
    イディー:「なるほど…まぁ、とりあえずはちゃんと効果は出ているようだ」
    シアストリス:「集中を乱すために変な嘘つかないで」セトナクトの意見を一蹴した。
    セトナクト・アバター:『…………』
    グレン・ネルス:「(ワニだよな……)」
    藍花:「(カニではない、かな……)」
    GM:ではイディーの手番かな?
    シアストリス:くっ味方がセトナクトに乗っ取られかけてる!
    シアストリス:イディー!なんとかするんだ!
    藍花:味方が簒奪されそうです
    グレン・ネルス:モーグの銀矢からだぜ!
    モーグ・メタラージ:おっとこちらがデバフいれるぜ
    GM:それだ!
    イディー:たすかるぜ
    モーグ・メタラージ:では行動!
    ハイガーディアン(飛行型):初お目見えのハイガーディアンに攻撃が当たると思うなよ!
    モーグ・メタラージ:まずタゲサ、キャッツアイで自己バフ
    ハイガーディアン(飛行型):回避は固定値で22だ! 当ててみろ!
    モーグ・メタラージ:ふぁなてぃ込みで命中+4で20
    モーグ・メタラージ:露払いで25っす
    ハイガーディアン(飛行型):…………
    藍花:……
    ハイガーディアン(飛行型):命中!!
    モーグ・メタラージ:じゃ、ダメージっす
    ハイガーディアン(飛行型):精神抵抗も貫通!
    モーグ・メタラージ:◆ブラッドスクイーズ
    銀の矢使用時に発動、命中時に呪い属性物理ダメージとなり、対象は命中達成値を目標に精神抵抗を行う。抵抗に失敗した場合3分の間あらゆる行為判定に-2のペナルティ。判定後にHPを5消費することでその判定におけるペナルティを無視できる。

    藍花:500回転しろ
    ハイガーディアン(飛行型):抵抗なんて無理に決まってんだろ!
    モーグ・メタラージ:ではダメージ!黒炎5!
    モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+12+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]a[+1]+18 → 2D:[5,1]=7 → 8+18 → 26
    モーグ・メタラージ:ちっ回らなかったか!
    ハイガーディアン(飛行型):17ダメージ!
    藍花:かってぇな
    ハイガーディアン(飛行型):フッ、赤い砂製は伊達ではない
    ハイガーディアン(飛行型):ガーディアンとは違うのだよガーディアンとは!
    モーグ・メタラージ:リカバリィ使ってHP戻して
    モーグ・メタラージ:MP消費が8、では演出
    藍花:自己回復するモーグ
    シアストリス:状況によっては回復魔法爆破も視野だな…
    モーグ・メタラージ:「し、ぃ」銀矢に黒炎を込める
    モーグ・メタラージ:夜の如きに燃える鏃を、厄介な護衛に向ける
    セトナクト・アバター:「ダークドワーフの黒炎。イグニスの炎とはいえ、所詮は小さな灯火」
    モーグ・メタラージ:「まずは、一つ」
    モーグ・メタラージ:その言葉を聞き流しながら
    モーグ・メタラージ:.
    影の如き矢を放
           キュガンッ!!!
                   音より早く魔動機に突き立つ

    ハイガーディアン(飛行型):『ガガッ!?』
    モーグ・メタラージ:「爆ぜて死ね」―――ひゅ  ぼっ   キュドォォォォオオン!!!
    モーグ・メタラージ:そのまま内側から黒炎が爆ぜ、銀の楔を張り巡らせる!
    ハイガーディアン(飛行型):爆散した銀の茨が機体の全身から吹き出す!
    ハイガーディアン(飛行型):『ガガガガ……!?』
    モーグ・メタラージ:「おら、とっとと落とせ!アレならテメェでも当たんだろ!」
    イディー:「助かる!」
    ホルス:『クロコダイル・シャッガンモード』
    イディー:キャッツタゲサロックオンシャッガン→クイックリロード、シャッガン!
    グレン・ネルス:「今クロコダイルって」
    ホルス:『ジャイアントクラブ・シャッガンモード』
    藍花:「言い直した……」
    グレン・ネルス:「聞き間違いか……」
    シアストリス:「?」
    モーグ・メタラージ:「遊んでんじゃねぇ!」
    イディー:2d+11+5 命中力/ロングバレル2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+5) → 7[4,3]+11+5 → 23
    ハイガーディアン(飛行型):両者に命中!
    藍花:ヨシ!
    GM:もう一発どうぞ!
    イディー:2d+11+5 命中力/ロングバレル2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+5) → 3[2,1]+11+5 → 19
    イディー:あぁぁ
    GM:アアーッ!
    藍花:いっそ爆発しろよ~
    イディー:もういっこも1であれ!
    GM:割る指輪か腕輪ある?
    モーグ・メタラージ:ゆ、指輪とか……
    GM:あ、匠の指輪あるわね
    イディー:腕輪はあるが割ると1減る
    シアストリス:ファナティを無に帰していくな
    GM:ここで1減るの痛いねえ
    モーグ・メタラージ:今当てるのが結構デカイし割るのは在りだと思うぜ
    イディー:割るか!
    GM:あとはイディー判断だ
    イディー:まぁ、なんとかなるやろ
    モーグ・メタラージ:あ、でもデバフ解除したら結局回避される?
    藍花:そうなのよねー
    GM:あ、たしかにそうね
    イディー:じゃあ、いいか!
    GM:じゃあ先の方だけダメージどうぞ!
    モーグ・メタラージ:なら諦めよう、所詮兎肉だったようだ
    シアストリス:今からでも天使ダイスがいついかなる状況でも爆発するようになりませんか?
    GM:草
    藍花:クロコダイルとか言うから……
    GM:イディー死んじゃうよ
    イディー:k20[10]+17+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+17 → 2D:[1,5]=6 → 4+17 → 21
    ハイガーディアン(飛行型):ハイガーディアン両方に21ダメージ!
    イディー:「うなれ、クロコダイルの力!ボクのリロードはレボリューションだ!!」BLAM!!
    ハイガーディアン(飛行型):散弾がハイガーディアンの装甲を穿っていくが──
    ハイガーディアン(飛行型):『学習完了』
    イディー:すかさずリロード!そのまま2射目を行うが…反動を殺しきれずあらぬ方向へ!
    イディー:「ウワーッ!」
    モーグ・メタラージ:「……お膳立てしといて外してんじゃねぇアホ!」
    ジャイアントクラブ(シアのイメージ):「……? ! --ッ!」ジャイアントクラブの精霊の反応が一瞬遅れる!
    ハイガーディアン(飛行型):ブレた弾道をなんなく回避!
    モーグ・メタラージ:「クソッ詰めろランファにグレン前衛!」
    ホルス:『ピガガガ……!』
    藍花:「名前は大事ってことだね」
    イディー:「シア君には今度動物図鑑を買ってあげようね」
    グレン・ネルス:「あいよー」
    シアストリス:「ん。管轄外はサポート対象じゃないって。」
    セトナクト・アバター:『…………』機械がフードの下で嘲笑う
    藍花:よし殴ろう
    藍花:猫目筋熊羚脚
    ハイガーディアン(飛行型):来い!
    藍花:飛行型に3発
    藍花:3 2d+15+1 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+15+1) → 8[2,6]+15+1 → 24
    #2 (2D6+15+1) → 3[2,1]+15+1 → 19
    #3 (2D6+15+1) → 11[6,5]+15+1 → 27

    ハイガーディアン(飛行型):2発命中!
    藍花:2 k20[(10+0)]+15+3$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+18 → 2D:[5,2]=7 → 5+18 → 23
    #2 KeyNo.20c[10]+18 → 2D:[2,4]=6 → 4+18 → 22

    藍花:トドメは任せたぜグレン
    ハイガーディアン(飛行型):c(23+22-18)
    <BCDice:ハイガーディアン(飛行型)>:DiceBot : c(23+22-18) → 27
    ハイガーディアン(飛行型):残り21!
    イディー:いけーっ!
    GM:グレンとモーグはFA発動してるしね
    藍花:「こ、のっ!」本棚を蹴り上がり、そのまま飛行するガーディアンに両爪で斬りかかる
    ハイガーディアン(飛行型):『タンノズのウィークリング、対────ガッ、ピガガッ……!?』
    ハイガーディアン(飛行型):ハイガーディアンは上昇して回避しようとするが、避けきれず一撃を受ける!
    藍花:「むむ」追撃の一撃は諦めそのままバク転し着地する
    ハイガーディアン(飛行型):ガーディアンとは比較にならない強さだが、その一撃は確実に効いている!
    藍花:「もっと高さが要る、か」
    シアストリス:「やっぱり、今までのガーディアンと違う?」
    藍花:「硬いし、早いと思う」
    シアストリス:「こっちも負けないように、学習。」
    藍花:「うん、私たちも強くなってきたから。だから勝てる」
    グレン・ネルス:では手番
    グレン・ネルス:キャットマッスルフットレッグ
    藍花:あ、物理+1忘れてた
    藍花:2ダメ追加です 失礼しました
    GM:+2ダメージ!
    ハイガーディアン(飛行型):残り19
    グレン・ネルス:まず剣!
    グレン・ネルス:2d+12+3 命中力/フランベルジュ・カスタム2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+3) → 9[6,3]+12+3 → 24
    ハイガーディアン(飛行型):命中!
    グレン・ネルス:k41[(10+0)]+13+3$+0#0 ダメージ/フランベルジュ・カスタム2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.41c[10]+16 → 2D:[2,6]=8 → 10+16 → 26
    ハイガーディアン(飛行型):15ダメージ!
    ハイガーディアン(飛行型):じゃない、17ダメージ!
    グレン・ネルス:そしてブーメラン発射
    グレン・ネルス:2d+13+3 命中力/ブーメラン1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+13+3) → 7[6,1]+13+3 → 23
    ハイガーディアン(飛行型):命中
    グレン・ネルス:k18[(12+0)]+12+3$+0#0 ダメージ/ブーメラン1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.18c[12]+15 → 2D:[3,1]=4 → 2+15 → 17
    ハイガーディアン(飛行型):8ダメ、撃破!
    イディー:ナイスゥ!
    シアストリス:サクッ
    藍花:よしよし
    モーグ・メタラージ:いいぞ~~
    ハイガーディアン(飛行型):『格闘型と剣士と推定、高所からの砲撃を敢行』
    ハイガーディアン(飛行型):ハイガーディアンはグレンと藍花に対し上昇して振り切ろうとする。
    グレン・ネルス:「遅えよ」グレンは上昇したハイガーディアンの……さらに上!
    ハイガーディアン(飛行型):『!』
    グレン・ネルス:「ゼンセ傭兵団流体術、肆の型、葉隠」そして身体を回転させ
    藍花:「ん、空中戦ならグレンの得意分野」見上げる
    ハイガーディアン(飛行型):『回避、回避ヲ……』
    グレン・ネルス:「剣術肆の型、大車輪ッ!!」
    グレン・ネルス:遠心力を乗せた一撃で両断!
    ハイガーディアン(飛行型):『戦闘続行不可能、不可……』両断されたハイガーディアンが爆散、赤い砂に戻り床に落ちる
    シアストリス:「やった……!」
    セトナクト・アバター:『……!』
    セトナクト・アバター:『攻撃を続行せよ』
    ハイガーディアン:『が、ガガ……!』アバターの指示にハイガーディアンがカマキリのような前足を震わせる。
    グレン・ネルス:モーグはどっち狙う?
    モーグ・メタラージ:セトに銀矢入れるよ
    グレン・ネルス:OK、じゃあ続けてファストアクション
    グレン・ネルス:ハイガーディアンに剣
    グレン・ネルス:2d+12+3 命中力/フランベルジュ・カスタム2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+3) → 4[1,3]+12+3 → 19
    ハイガーディアン:回避!
    グレン・ネルス:腕輪でも届かないな、失敗
    GM:変転はしないか
    モーグ・メタラージ:ぐぬぬ、出目はしゃーなし!
    グレン・ネルス:変転はセト用かな……
    GM:OK!
    ルースティッヒ:「じ、人族がこんな戦いを……!?」
    グレン・ネルス:「追撃は……無理だな」そのまま体勢を整え、着地
    モーグ・メタラージ:では残りの行動でセトに銀矢!
    セトナクト・アバター:ちぃ、来い!
    モーグ・メタラージ:通常射撃で攻撃、くらえー!
    モーグ・メタラージ:2d+16+4 命中力/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+16+4) → 8[2,6]+16+4 → 28
    セトナクト・アバター:2d6+17
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+17) → 7[3,4]+17 → 24
    セトナクト・アバター:命中
    モーグ・メタラージ:抵抗もドーゾ!
    グレン・ネルス:12出さないと抵抗できなくて笑う
    セトナクト・アバター:自分に矢を向けたモーグに対し、セトナクトは回避せず砂で盾を作る。
    セトナクト・アバター:2d6+16
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+16) → 12[6,6]+16 → 28
    セトナクト・アバター:抵抗したが?
    モーグ・メタラージ:!?
    グレン・ネルス:出ちゃったよ
    モーグ・メタラージ:キサマ……やるじゃねぇか
    セトナクト・アバター:出てビビる
    グレン・ネルス:ブロウビートをお持ちのお客様!
    モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+12+1$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]a[+1]+13 → 2D:[2,4]=7 → 8+13 → 21
    セトナクト・アバター:ラスボスの分体だからな!
    シアストリス:やはりシアと同等の運命力か
    モーグ・メタラージ:再び黒炎を鏃に込める、黒が揺らめき陽炎の如きに歪む
    イディー:格が高い
    モーグ・メタラージ:「ちぃ……!」ひゅ   ぱ っ      ひゅぼばばばっ!!
    セトナクト・アバター:『……』自分に矢を向けたモーグに対し、セトナクトはフードの奥で軽蔑に近い光を揺らめかせると回避せず砂で盾を作る。
    モーグ・メタラージ:軽い調子で放たれた矢が、中空で弾け驟雨と化す……!
    モーグ・メタラージ:そのまま、周囲ごと黒炎で炙り砂を乱す腹積もりであった、が!
    セトナクト・アバター:砂の盾を超えた銀の雨のいくつかが赤いローブ突き立つ、が。
    モーグ・メタラージ:「クソが、無駄にうまいな!」精々、砂の表皮を炙る程度!
    セトナクト・アバター:それら全てはセトナクトの身体に触れるや、砂に包まれ地面に落ちる。
    セトナクト・アバター:「消えぬ炎も灯火ならば蟻と同じ、包んで捨てるのみ」
    モーグ・メタラージ:(運もあんだろうが、クソ、伊達に英雄やってねぇな)
    モーグ・メタラージ:「持ってる輩は厄介だなぁ、まぁいいさ」
    セトナクト・アバター:「そして、終わる」
    モーグ・メタラージ:「蟻も潰せねぇ非力さを恥じてろよ!」
    藍花:「来る……!」
    セトナクト・アバター:「潰すとも」
    シアストリス:「……!」
    セトナクト・アバター:敵の手番
    セトナクト・アバター:▶砂嵐/17(24)/精神抵抗/半減
    全エリア象に2d6+20の純エネルギーの魔法ダメージを与え、知覚:五感の相手に次の手番まで命中・回避に-1のペナルティを与えます。
    この能力は砂の神の神聖魔法として扱い、連続する手番では使用できません。

    セトナクト・アバター:2d6+17
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+17) → 9[3,6]+17 → 26
    セトナクト・アバター:抵抗26!
    藍花:ギャッ
    グレン・ネルス:2d+11+0 精神抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 7[2,5]+11+0 → 18
    イディー:2d+12+0 精神抵抗力
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+0) → 4[2,2]+12+0 → 16
    モーグ・メタラージ:2d+12+0 精神抵抗力
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+0) → 10[4,6]+12+0 → 22
    藍花:2d+11+0 精神抵抗力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 3[1,2]+11+0 → 14
    シアストリス:2d+11+0 精神抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 8[2,6]+11+0 → 19
    セトナクト・アバター:2d6+20 ダメージ
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+20) → 8[2,6]+20 → 28
    イディー:ぐえー!
    モーグ・メタラージ:グギギ~!
    モーグ・メタラージ:c(42-28)
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : c(42-28) → 14
    シアストリス:口の中がじゃりじゃりしてしまう~~
    セトナクト・アバター:基本28、藍花は24、シアは23ダメージ、
    藍花:うおおありがとうスマルティエ!
    グレン・ネルス:残り63
    藍花:半分になっちゃったぁ
    イディー:残り10!
    セトナクト・アバター:『埋もれよ』
    GM:砂嵐が巻き起こり、君たちの身体を穿つ
    シアストリス:「……!!」
    モーグ・メタラージ:「ずぉ……っ!」
    イディー:「こんなものどうやって防げば…!」
    GM:一つ一つの砂粒が破壊エネルギーとなり、君たちの身体と対消滅を起こしている!
    藍花:「ぐぅゥ……ッ!?」両腕で身体を庇ったところで鋭い砂が全身に深い傷を残す
    グレン・ネルス:「クソがッ! とにかく耐えろ!」
    ハイガーディアン:▶レーザー掃射/14(22)/回避/消滅
    「射程:自身、対象:1エリア」にレーザー掃射を行い、2D+16の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。1手番に1度しか使用できません。連続した手番には使用できません。

    ハイガーディアン:2d6+14 命中
    <BCDice:ハイガーディアン>:DiceBot : (2D6+14) → 8[6,2]+14 → 22
    ハイガーディアン:taishouha
    ハイガーディアン:グレンと藍花は回避どうぞ!
    グレン・ネルス:2d+12+2 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+2) → 5[1,4]+12+2 → 19
    GM:あ、間違えた
    GM:ダイスふらないので目標21
    藍花:これカウンターできるやつ?
    GM:近接攻撃じゃないので不可
    藍花:おk
    藍花:2d+13+0 回避力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+13+0) → 9[6,3]+13+0 → 22
    グレン・ネルス:うーん、腕輪割って回避
    藍花:かいひっ
    GM:グレンHP9!?
    GM:両者回避!
    グレン・ネルス:63だけど……
    GM:おっと誤表示か
    藍花:6に見えるやつねあるある
    GM:なるほどよかった
    ハイガーディアン:◯連続攻撃
    近接攻撃が命中した場合、同じ対象にもう一度攻撃できます。
    その追加攻撃が命中しても、この効果は再度は発揮されません。

    ハイガーディアン:ん~
    ハイガーディアン:1d2
    <BCDice:ハイガーディアン>:DiceBot : (1D2) → 1
    ハイガーディアン:グレンに攻撃! 命中23!
    藍花:ホッ
    グレン・ネルス:近接攻撃命中してないしなんなら近接攻撃行ってないけど……
    ハイガーディアン:あ、失礼
    ハイガーディアン:◯2回行動でニ回目の行動
    ハイガーディアン:この攻撃が当たったらもう一回殴るよの意
    グレン・ネルス:2d+12+2 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+2) → 6[2,4]+12+2 → 20
    藍花:いたいっすね……
    ハイガーディアン:ニ回目の攻撃、回避どうぞ
    グレン・ネルス:2d+12+2 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+2) → 6[5,1]+12+2 → 20
    ハイガーディアン:2 2d6+18 ダメージ
    <BCDice:ハイガーディアン>:DiceBot : #1 (2D6+18) → 10[6,4]+18 → 28
    #2 (2D6+18) → 11[5,6]+18 → 29

    藍花:ひぇ
    ハイガーディアン:でっか
    モーグ・メタラージ:ウワーッ
    ハイガーディアン:28,29から防護点引いたダメージ!
    藍花:こんなダメージ普通は死ぬのよ
    グレン・ネルス:47ダメージ
    モーグ・メタラージ:結構死にそう!
    GM:よしこれは死んだだろ!
    グレン・ネルス:残り16
    GM:なんで生きてるんだ……
    イディー:まだイディーより元気
    シアストリス:ボスかな?
    ハイガーディアン:『最上位命令に従い敵を排除します』
    ハイガーディアン:残ったハイガーディアンがレーザーを掃射!
    藍花:「ッ!」咄嗟に机の下に潜り込みレーザーを掻い潜る
    ハイガーディアン:そのまま射撃を維持しながらグレンに襲いかかる!
    グレン・ネルス:「ちっ! スクラップとは比べモンにならねえ速さだ!」
    グレン・ネルス:レーザーは躱したが、その後の連撃をまともに食らう!
    ハイガーディアン:鋭い鎌のような前足がグレンを切り裂く
    ハイガーディアン:『撃破を確…………!? 生存を確認、攻撃続行』
    藍花:「グレンッ!?」
    グレン・ネルス:「致命傷は避けれたか」血反吐を吐き出す
    グレン・ネルス:「……次は耐えられねえなこれは」口元をぬぐう
    セトナクト・アバター:『本来ならば大破局の後、大陸を支配するはずだった兵だ』
    シアストリス:「グレン……! すぐ治療する!」
    モーグ・メタラージ:「よく生きてんなぁそれで、ここからだ……!」
    GM:冒険者たちの手番
    藍花:先にシアに命中バフにかえてもらうか
    シアストリス:いいぜ
    モーグ・メタラージ:せやな!
    シアストリス:【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】
    シアストリス:回復ボムするわよ
    シアストリス:セトナクト、ハイガーディアン含めた全員にキュアハート
    GM:7倍拡大!
    シアストリス:4×7で21!
    シアストリス:2d+12+1+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+1+0) → 6[2,4]+12+1+0 → 19
    GM:発動!
    GM:敵はふたりとも抵抗
    シアストリス:k30[13]+12+1+0 回復量
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+13 → 2D:[1,6]=7 → 7+13 → 20
    イディー:きく~!
    シアストリス:ビビビビ
    藍花:24>44
    GM:仲間は20回復、ハイガーディアンは10、セトナクトは20ダメージ!
    モーグ・メタラージ:14>34
    グレン・ネルス:36まで回復
    シアストリス:「”もう一度立ち上がって”!」シアが杖を振るい、癒しの力を纏う砂塵が巡る。
    ホルス:『ピ!』
    砂の神:優しい砂が渦巻き冒険者達の身体を癒す
    セトナクト・アバター:『何故そうして抵抗する? 全てに目を瞑り、感じず、考えないほうが幸せだったろうに』
    セトナクト・アバター:『何故お前達はそうも無意味なことをする?』
    モーグ・メタラージ:「は、ぁ……甘言弄するしか能がねぇのか?」
    藍花:「私たちの幸せも意味もお前が決めるな」
    シアストリス:「そうは思わない人もいる。それはセトナクト、貴方だって知っているはず」
    モーグ・メタラージ:血が止まった身で鏃を番える
    藍花:「私たちのことは私たち自身が決める!」
    セトナクト・アバター:『確かに存在した。そしてそれは全て私が殺した』
    モーグ・メタラージ:「は」
    セトナクト・アバター:『お前達の幸福は私が決める。それが神の権能が故』
    モーグ・メタラージ:「殺しきれてねぇから、その果てに俺らがいんだろ」
    シアストリス:「そう。だけどその血は、ここまで流れ着いた」
    イディー:「これだけの技術を前にして考えないなんて息をしないのと同じだよ。この喜びを知らない神なんていらないねぇ」
    藍花:「お前は神なんかじゃない」
    ルースティッヒ:「ひ、い……セ、セトナクト様相手に……!」
    藍花:「お前を神とは認めない!」
    ルースティッヒ:クロトを庇いながらルースティッヒが涙目で君たちを応援する。
    セトナクト・アバター:「……」
    シアストリス:一応応援してくれるんだ
    セトナクト・アバター:「ならば、消えよ!」
    グレン・ネルス:「消えるかよ!」
    藍花:「私たちは負けない、消えるもんか!」
    ホルス:『レディ』
    イディー:いくぜ!タゲサ、エフェバレ雷×2!2丁拳銃でシュートや!
    シアストリス:いけー命中モリモリウサギ!
    イディー:2 2d+11+6 命中力/デリンジャー×21H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+11+6) → 7[2,5]+11+6 → 24
    #2 (2D6+11+6) → 11[5,6]+11+6 → 28

    イディー:もりもり
    ハイガーディアン:ヒューッ! 両方命中!
    藍花:えらいぞ(緊張の一瞬)
    イディー:2 k20[10]+13+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+13 → 2D:[2,6]=8 → 6+13 → 19
    #2 KeyNo.20c[10]+13 → 2D:[5,2]=7 → 5+13 → 18

    藍花:ホッ
    イディー:雷で+3だ
    ハイガーディアン:c(22+21)
    <BCDice:ハイガーディアン>:DiceBot : c(22+21) → 43
    ハイガーディアン:弱点入って43ダメージ!
    藍花:Foo!
    イディー:Foo!
    イディー:「おしゃべりの時間は終わりだ!いくぞみんな!」BLAM!BLAM!!
    ハイガーディアン:バチン!! 強烈な雷の弾丸がハイガーディアンの身体を穿つ!
    イディー:短銃に持ち替え、ハイガーディアンに雷の弾丸を叩き込む!
    ハイガーディアン:『ピ、ガッガガ……!?』
    藍花:「こういうところはいつものガーディアンと同じ、だね」
    シアストリス:「ん。良いこと知った」
    ハイガーディアン:だが、ガーディアンなら確実に機能停止しているであろう弾丸を受け、それでもハイガーディアンは再び動き出す
    モーグ・メタラージ:「頑丈だなぁ、とっとと潰れとけや!」
    イディー:「さすがは新品…そう簡単には壊れてくれないか」
    ハイガーディアン:シアの巻き起こす砂嵐が、その身体を徐々に削り取っていく。
    セトナクト・アバター:『……』そしてそれはセトナクトに対しても例外ではない。
    GM:さあ次の手番どうぞ!
    モーグ・メタラージ:では活きます
    藍花:いけー!
    モーグ・メタラージ:タゲサ使ってハイガーディアンに赤竜矢露払い!
    モーグ・メタラージ:◯赤竜鋼の矢
     敵の防護点を半分(切上げ)無視、クリティカル時には防護点無視。クリティカル無効無視。

    GM:来い!
    モーグ・メタラージ:命中は26!ダメージいくぞー黒炎5!
    モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+12+5$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]a[+1]+17 → 2D:[4,1]=6 → 6+17 → 23
    モーグ・メタラージ:ぐぬぬ回らぬ……!
    GM:17ダメージ!
    モーグ・メタラージ:リカバリィで回復してMP消費5、演出
    モーグ・メタラージ:「前から、削る……!」
    モーグ・メタラージ:じじ、じじじっ  黒炎を込めた真紅の鏃
    ハイガーディアン:『ピピピピ……敵射手の射撃兆候を確認』
    モーグ・メタラージ:「おせ」  ひゅ  「ぇ」
    モーグ・メタラージ:―――ドンッ!!!
    ハイガーディアン:ハイガーディアンが注意すべき敵飛行型を苦しめた相手に警戒する。
    ハイガーディアン:『ピ、ガ……!』
    モーグ・メタラージ:黒炎をブースターに、螺旋の軌跡を描いて
    モーグ・メタラージ:その装甲を溶かす様に抉り取る!
    ハイガーディアン:回避しようとするが避けきれないと悟るや、ハイガーディアンは姿勢を低くし、致命部位への一撃を避ける。だが────
    モーグ・メタラージ:「ちぃ……! 芯は外したかっ」
    モーグ・メタラージ:「詰めろグレン!堕とせんだろ!」
    ハイガーディアン:『ピガガガガガ!?』赤竜鉱の矢は装甲を抉り、黒炎を機体内部に流し込む!
    グレン・ネルス:「当然!」
    モーグ・メタラージ:「ランファ、飛び込む準備しとけぇ!」
    グレン・ネルス:では手番
    グレン・ネルス:チェインハンマーシュート!
    グレン・ネルス:2d+13+4 命中力/テムズガルドのチェインハンマー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+13+4) → 5[4,1]+13+4 → 22
    GM:ここでか!
    ハイガーディアン:命中!
    グレン・ネルス:k52[(10+0)]+12+3$+0#0 ダメージ/テムズガルドのチェインハンマー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.52c[10]+15 → 2D:[1,3]=4 → 7+15 → 22
    ハイガーディアン:10ダメ!
    ハイガーディアン:転変は!?
    グレン・ネルス:んー
    グレン・ネルス:運命変転!
    藍花:おおー
    GM:ウオーッ!
    藍花:攻めの変転ッ
    グレン・ネルス:出目は11! クリティカル!
    ハイガーディアン:ぐおおお、ダメージどうぞ!
    グレン・ネルス:k51[10]+12+3$11 ダメージ/テムズガルドのチェインハンマー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.51c[10]m[11]+15 → 2D:[1,5 5,3]=11,8 → 15,12+15 → 1回転 → 42
    ハイガーディアン:30ダメージ、撃破!
    シアストリス:うおお
    藍花:ひゅーっ
    ハイガーディアン:これは値千金の転変
    イディー:ナイスゥ!
    グレン・ネルス:「オラブッ潰れろッ!!」
    グレン・ネルス:胸部から棘付きの鉄球高速射出!
    ハイガーディアン:『!?!?!?』
    藍花:「うわっ」風に煽られたマントを掴む
    ハイガーディアン:モーグの一撃を受けたばかりのハイガーディアンは致命的鉄球を回避しきれない!
    ハイガーディアン:そのまま正面から叩き潰され機能停止!
    セトナクト・アバター:「……!」
    藍花:「最近グレンがどんどん人族を辞めてる気がする」
    ホルス:『アルボルよりヤバイ』
    イディー:「いろんなものが出てくる花だな」
    シアストリス:「胸から鉄球が出てくる人族を考慮してなかったガーディアンの責任」
    モーグ・メタラージ:「鉄球は幾らなんでもな……」
    セトナクト・アバター:『異常値が……』
    グレン・ネルス:そして今のは補助動作だ! 前に出て斬るぜ!
    セトナクト・アバター:おのれ、来い!
    グレン・ネルス:セイクリッドウェポン発動!
    藍花:やったぁ
    グレン・ネルス:2d+12+5 命中力/フランベルジュ・カスタム2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+5) → 7[4,3]+12+5 → 24
    セトナクト・アバター:来たな
    セトナクト・アバター:2d6+17
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+17) → 5[4,1]+17 → 22
    セトナクト・アバター:命中!
    イディー:届いた!
    グレン・ネルス:k41[(10+0)]+13+5$+0#0 ダメージ/フランベルジュ・カスタム2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.41c[10]+18 → 2D:[1,3]=4 → 6+18 → 24
    藍花:ダイスでよかった()
    セトナクト・アバター:14ダメージ!
    グレン・ネルス:「お供はもういねえ! 覚悟しな!」剣を腰だめに構え、突進!
    グレン・ネルス:「参の型、疾風閃ッ!」
    セトナクト・アバター:『定命の分際で……!』
    セトナクト・アバター:『……!!』
    セトナクト・アバター:幾重もの砂の壁を貫き、グレンの剣がアバターの身体に届く!
    グレン・ネルス:「定命にも意地があるんでねぇ!」
    藍花:手番もらいます
    藍花:巨腕してなぐるっ
    GM:来い!
    藍花:3 2d+15+2 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+15+2) → 8[4,4]+15+2 → 25
    #2 (2D6+15+2) → 8[3,5]+15+2 → 25
    #3 (2D6+15+2) → 10[6,4]+15+2 → 27

    セトナクト・アバター:3 2d6+17
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+17) → 7[6,1]+17 → 24
    #2 (2D6+17) → 6[4,2]+17 → 23
    #3 (2D6+17) → 11[5,6]+17 → 28

    モーグ・メタラージ:出目がいいなこいつぅ
    セトナクト・アバター:2発命中
    藍花:2 k20[(10+0)]+15+7$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+22 → 2D:[5,6 4,5]=11,9 → 9,7+22 → 1回転 → 38
    #2 KeyNo.20c[10]+22 → 2D:[3,2]=5 → 3+22 → 25

    セトナクト・アバター:ぐおっ……
    モーグ・メタラージ:こっちも出目がいいぞぉ!
    イディー:いいぞいいぞ~
    セトナクト・アバター:43ダメージ
    藍花:「トゥム、少し力借りるね」その両爪に熱が宿り、周囲の景色が僅かに歪む
    セトナクト・アバター:「赤竜のエネルギーの反応、お前は……」
    藍花:「消えろッ、過去の亡霊が!!」
    藍花:爪がエネルギーの刃となり、そのままセトナクトをX字に切り裂く
    セトナクト・アバター:「我が糧に過ぎぬあの竜にすがる弱者が、我を亡霊と呼ぶか!」
    セトナクト・アバター:「……!!」
    藍花:「お前ごときがトゥムを糧に?」
    シアストリス:「大丈夫…効いてる」
    セトナクト・アバター:赤いローブを爪が切り裂き、内部から砂が散る
    藍花:「神を名乗るだけの紛い物が!」
    セトナクト・アバター:「……魔法王でも不可能だったことを私は成し遂げる」
    セトナクト・アバター:「お前達のような存在のせいでそれが300年遅れた、それだけだ!」
    グレン・ネルス:「じゃあこれからも無理だ、諦めな」
    セトナクト・アバター:◯薙ぎ払い
    セトナクト・アバター:魔剣:オシリス・フェイク
    砂で構築された魔力の刃
    近接攻撃を魔法ダメージとして扱います。

    藍花:ひぇー
    セトナクト・アバター:対象:グレン、藍花
    セトナクト・アバター:2d6+18 命中
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+18) → 5[4,1]+18 → 23
    セトナクト・アバター:げっ
    藍花:んんっカウンター!
    グレン・ネルス:2d+12+2 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+2) → 3[2,1]+12+2 → 17
    藍花:2d+15+2 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+15+2) → 8[6,2]+15+2 → 25
    藍花:おりゃっ
    イディー:ナイスゥ
    セトナクト・アバター:2d6+20 ダメージ
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+20) → 4[1,3]+20 → 24
    藍花:k20[(10+0)]+15+7$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+22 → 2D:[5,3]=8 → 6+22 → 28
    藍花:ほぼ等価交換()
    セトナクト・アバター:グレンに24、セトナクトに18ダメージ!
    グレン・ネルス:残り12
    グレン・ネルス:グレンのHPが危険域を行ったり来たりしている
    藍花:珍しいものを見ている
    シアストリス:さすがにラスボス分身は違うぜ
    セトナクト・アバター:「……」セトナクトのフードの奥の光が揺らぐ
    セトナクト・アバター:『──────』感情の光が弱まり、そのかわりに手の中に剣が生まれた。
    セトナクト・アバター:緑の光を放つ大剣。その周囲には赤い砂が渦巻き続けている。
    藍花:「ッ!」直感が危機を告げ、後方へ……否、敢えて前方へと飛び込んだ
    グレン・ネルス:「やべっ! 魔法剣か!」
    セトナクト・アバター:この砂の街のすべてを支配する神剣、その似姿。その維持のために、アバターはあらゆる機能を捧げる。
    セトナクト・アバター:『オシリス』
    シアストリス:「あれは……!」
    セトナクト・アバター:緑色の閃光が周囲を空間ごと切り裂く!
    GM:並ぶ本棚がまとめて両断!
    イディー:「……!」
    グレン・ネルス:「ぐううッ!」胴体が裂け、鮮血が噴き出る
    ホルス:『ピ、ガ……!!!?』その圧力にホルスが支配権を奪われかけ、呻く
    シアストリス:「ホルス、二人とも…!」
    藍花:剣がその細首を……切り飛ばす前に懐へと飛び込んだ藍花の爪もまたセトナクトの胴を深々と切り裂いた
    セトナクト・アバター:『……!!』
    藍花:その勢いのまま後方へと転がり再び体勢を立て直す
    セトナクト・アバター:『…………』信じられないものを見る目でセトナクトは間近の藍花を見た
    セトナクト・アバター:その赤いフードの下に藍花は見る。そこには神などいない。
    あるのはただ本体から魔力を注がれただけの機械だ。

    藍花:「これがお前が侮り蔑んできた力だ!」
    セトナクト・アバター:『……理解、しがたい』
    セトナクト・アバター:『異常値が』
    GM:冒険者たちの手番!
    モーグ・メタラージ:「ふぅぅ……次はねぇ、ここで殺す……!」再びの砂嵐を出される前に、ここで―――!
    セトナクト・アバター:セトナクトがオシリスを中心に魔力を集中させる。
    セトナクト・アバター:再び砂嵐を発動させようというのだ、それもオシリスに裏付けされた先程よりも遥かに強力なものを。
    シアストリス:バフ更新して最後の回復いくぞぉ!
    藍花:うおおおたのむぞー
    GM:来いやァ!
    シアストリス:【怒涛の攻陣Ⅲ:旋刃】
    シアストリス:そしてもう一度全員にキュアハート、6倍拡大
    藍花:あ、藍花はなくてもいいのよ
    シアストリス:ほんまや
    シアストリス:5倍で×4
    シアストリス:2d+12+1+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+1+0) → 6[5,1]+12+1+0 → 19
    シアストリス:k30[13]+12+1+0 回復量
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+13 → 2D:[2,2]=4 → 4+13 → 17
    シアストリス:ひいん
    セトナクト・アバター:2d6+16
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+16) → 2[1,1]+16 → 18
    セトナクト・アバター:!!
    セトナクト・アバター:回復量は変転する?
    モーグ・メタラージ:反動が来たようだな
    グレン・ネルス:おやおや
    藍花:草
    藍花:神のめっき剝がれてんよ~
    イディー:爆発するダイスをもっていればよかったのに
    シアストリス:変転すれば多少はダメージ伸びるか
    イディー:グレンも喜ぶ
    グレン・ネルス:ダメージ2倍になるので見た目以上に伸びる
    GM:k30[13]+12+1+0$11
    <BCDice:GM>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30m[11]+13 → 2D:[5,1]=11 → 10+13 → 23
    GM:アレ間違えた
    GM:ああいやあってるか
    グレン・ネルス:クリティカルはしないから合ってる
    シアストリス:よしじゃあ変転!
    GM:OK!
    GM:弱点で2倍、46ダメージ!
    藍花:でっかぁい
    イディー:うひょー
    GM:46ダメージ!?
    モーグ・メタラージ:ひゅぅ!
    グレン・ネルス:35まで回復
    シアストリス:ぺしぺし!
    グレン・ネルス:ちょっとまてよシア
    グレン・ネルス:陣率を使ってないんじゃないか?
    シアストリス:えっはい
    GM:あっ
    シアストリス:あっ
    グレン・ネルス:回復量とダメージが……+4じゃないか?
    シアストリス:【陣率:効力亢進Ⅰ】さん!?
    イディー:つまり倍で…+8ダメージってコト…?
    藍花:あれ、使ってた気がするけど
    GM:アバーッ!
    藍花:あ、そっちか
    セトナクト・アバター:残り16!
    シアストリス:攻陣使ってちょうど3ポイント溜まってたんだった
    藍花:+8はエグくて笑っちゃう
    シアストリス:ワシが最強DPSじゃあ~~~~!!
    グレン・ネルス:HPは39まで回復!
    ホルス:『シ、ア……!』偽物のオシリスの光に押され、ホルスの目にいくつもの光が巡る。だが、最後には再び意志の光が宿った。
    ホルス:『いこう』
    シアストリス:「うん……!」ホルスに手を伸ばす。
    ホルス:その手に乗り、翼を広げた。
    シアストリス:「私たちは屈しない!この輝きを遮ることは出来ない!」
    セトナクト・アバター:『我から剥がれただけの欠片風情が!』
    シアストリス:「私が話したいのはあなたじゃない」セトナクト・”アバター”のフードの奥を見据える。
    セトナクト・アバター:『…………!』
    シアストリス:「どれだけ砂嵐が厚くても、そこから私たちを見ている限り、私たちも貴方を見逃さないから。」
    セトナクト:『…………』
    セトナクト・アバター:『オ、オオオ……滅ぼす。我が古き過去を知るモノヲ! 命令ヲ、執行スル!』
    シアストリス:「セトナクト、これが私たちの意志。」シアの後ろから吹き込む砂塵が、最後の輝きを放った。
    シアストリス:最後に勝負を決するのは、私の信じる仲間たちだ。
    セトナクト:垣間見えた底知れぬ怒りを────
    セトナクト・アバター:────魔導機が覆い隠す!
    セトナクト・アバター:そしてその魔導機を、シアの砂嵐が圧倒した!
    セトナクト・アバター:『オ、ォオ、ォオオオオオオオオオオオオオッ!?』
    藍花:「今なら……届く!」
    シアストリス:「おねがい、みんな!」
    ホルス:『ブットバゼ!』
    グレン・ネルス:では手番もらうぜ
    GM:来い!
    グレン・ネルス:鉄球発射!
    グレン・ネルス:2d+13+5 命中力/テムズガルドのチェインハンマー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+13+5) → 5[4,1]+13+5 → 23
    セトナクト・アバター:2d6+17
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+17) → 8[5,3]+17 → 25
    モーグ・メタラージ:こいつぅ!
    藍花:こいつ!
    セトナクト・アバター:舐めるなよ! ラスボス分体だぜ!
    グレン・ネルス:割ってもギリ届かんな……
    グレン・ネルス:では素直に剣で攻撃します
    モーグ・メタラージ:後詰もいるしね
    グレン・ネルス:2d+12+5 命中力/フランベルジュ・カスタム2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+5) → 11[6,5]+12+5 → 28
    セトナクト・アバター:2d6+17
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+17) → 4[1,3]+17 → 21
    グレン・ネルス:k41[(10+0)]+13+5$+0#0 ダメージ/フランベルジュ・カスタム2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.41c[10]+18 → 2D:[2,1]=3 → 4+18 → 22
    イディー:とどめを刺したくてうずうずしている残り3人
    セトナクト・アバター:12ダメージ!
    藍花:残った……!
    モーグ・メタラージ:イディーもお怒りだからな……
    グレン・ネルス:これならもう何が当たっても死ぬだろ!
    グレン・ネルス:「弐の型、霞舞い」アバターを浅く切り裂き
    グレン・ネルス:「そんでこいつだ!」至近距離から鉄球発射!
    セトナクト・アバター:アバターの傷口から血のように赤い砂が舞う
    セトナクト・アバター:『舐めル、ナ……!』鉄球をアバターが受け止める。
    セトナクト・アバター:だが受け止めた片腕が衝撃に耐えきれず、圧壊!
    セトナクト・アバター:『…………!』
    グレン・ネルス:「受け止めたな・・・・・・
    シアストリス:「!」
    セトナクト・アバター:その衝撃に耐えるため、アバターの両足が止まる。
    グレン・ネルス:「それが致命傷だ」
    セトナクト・アバター:『……!』
    セトナクト・アバター:『バカ、ナ』
    藍花:「モーグ、いける!」
    グレン・ネルス:「─────やれ! モーグッ!!」
    モーグ・メタラージ:「─────殺す」
    モーグ・メタラージ:手番もらいます、タゲサ入れて名工の柳葉矢で露払い!
    GM:行けっ!
    藍花:やれっ
    モーグ・メタラージ:命中は26!最悪割る!
    セトナクト・アバター:2d6+17
    <BCDice:セトナクト・アバター>:SwordWorld2.5 : (2D6+17) → 2[1,1]+17 → 19
    藍花:ふふw
    セトナクト・アバター:終わった
    モーグ・メタラージ:完璧な足止めだグレン!
    イディー:足が止まっておるわ
    シアストリス:やったぜ
    グレン・ネルス:おお……もう……
    モーグ・メタラージ:黒炎5、ダメージ
    藍花:人間のままなら変転できたのにね
    モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+12+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]a[+1]+18 → 2D:[2,5]=8 → 8+18 → 26
    セトナクト・アバター:『……!』アバターは矢のような殺意を避けようとした。
    セトナクト・アバター:彼の本体はドワーフを2つに引き裂いた。
    セトナクト・アバター:ダークドワーフを支配者として堕落させ、ドワーフを被支配者として憎しみと無気力に落した。
    セトナクト・アバター:故に、その矢が届くことなど無いはずだった
    モーグ・メタラージ:「し、ぃ」鋭い、刃の如き矢を番える
    モーグ・メタラージ:謀略を受けて凋落した果て
    モーグ・メタラージ:再び鍛たれた、名工の鏃を
    モーグ・メタラージ:「ダークドワーフの矢を受けろ」
    モーグ・メタラージ:「オマエを穿つ、名工の一閃を─────!」
    モーグ・メタラージ:  ─────ィィンッ
    セトナクト・アバター:『────!』
    モーグ・メタラージ:矢は砂粒ごとに空を斬り別ち
    モーグ・メタラージ:その真核を穿ち貫いた
    セトナクト・アバター:『────』
    グレン・ネルス:「バカが。俺の鉄球受け止めてアイツの矢が避けられるかよ」
    モーグ・メタラージ:「お前に為せることなどねぇ」
    モーグ・メタラージ:「お前の謀略も、企みも、悪意も……ハッ」
    モーグ・メタラージ:「見とけ、このザマだからよ」
    セトナクト・アバター:『…………な、ぜ』
    セトナクト:『────』
    セトナクト・アバター:最期に深い憎しみを垣間見せ、アバターは四散し、消滅した。



    一時の閉館

    モーグ・メタラージ:「……はぁ、面倒な奴だったな、クソが」
    シアストリス:「……ん。あれでも、アバター」
    ルースティッヒ:「お……おわった……?」
    イディー:「権能の一部を知れてよかったと思うことにしようじゃないか」
    藍花:「なんとか、なった……」半壊した机に両手をつき肩で息をする
    イディー:両断された本棚からこぼれた本を拾い上げ、赤い砂を払い落す
    ホルス:『ソウ! 勝チは勝チ!』
    シアストリス:「次もちゃんと押し返す」しゅっしゅっと影に向かって拳を振るった。
    グレン・ネルス:「これから遺産起動するたびにアレが出てくる可能性があるのか……」げんなりした様子で言う
    モーグ・メタラージ:「分身であれたぁな、本格的に成り上がったら量産してくるだろあんくらい」
    テリア:「あ、手伝います!」テリアがイディーに駆け寄り本の整理を手伝い出す
    ホルス:『サセナイ。押し返ス』シュッシュと羽でパンチをしている。
    イディー:「あぁ、ありがとう。ここの本はとても大切なものだからね」
    藍花:「ジェフティは……?」
    ジェフティ・ウィーキ:『ピ、ガッガガ……』
    シアストリス:「大丈夫かな」
    イディー:「知識を軽んずるものに未来はない。アレは王の…ましてや神の器ではないよ。」
    ジェフティ・ウィーキ:『どうやら、オシリスからの強制命令によりプログラムを稼働させられていたようです』
    藍花:「今は何ともない?」
    イディー:「あぁ、よかった。大丈夫そうだね」
    ジェフティ・ウィーキ:『……おかげで、オシリスの強制切断に成功しましタ、が……』
    シアストリス:「が?」
    藍花:「?」
    ジェフティ・ウィーキ:『……オシリスからの切断は、エネルギーの断絶を意味しまス』
    ジェフティ・ウィーキ:『……しばし休眠します。お手伝いが出来て、幸福でした』
    シアストリス:「……ん。」
    藍花:「……うん、たくさんがお話聞けてよかった」
    シアストリス:「私も、話せてよかった」
    モーグ・メタラージ:「把握したいことは十分だしな」
    シアストリス:「またすぐ会える。次はずっと、お話しできるから」
    ジェフティ・ウィーキ:『図書館の、またの、ご利用を、お待ち、して、いま……』
    ジェフティ・ウィーキ:機械が光を失い、停止する。
    グレン・ネルス:「止まったか……」
    藍花:「……。」労わるようにそっと小さく光を失った機械を撫でた
    ルースティッヒ:「こんな甲斐甲斐しいやつが、ボクの屋敷の地下に住んでたなんてね……しかもセトナクトさ……いや、セトナクトの欠片といっしょに……」
    ホルス:『……ピ』
    藍花:「ルースティッヒもクロトも怪我はない?」
    イディー:「欠片ねぇ…」
    シアストリス:「……ん。魔動機のみんなは頑張り屋さん」
    クロト:「はい、ルースティッヒ様が庇ってくださったので」
    藍花:「そう、よかった」
    モーグ・メタラージ:「そりゃ結構」
    クロト:「ぽっ」
    藍花:「クロトは……」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、精々人柄見に来た程度だったが、こうなるたぁな」
    藍花:「ここを離れる気はない、んだよね?」
    クロト:「……ええ、私はルースティッヒ様といっしょに」
    ルースティッヒ:「……いやもう正直ね、これからどうしようとか色々あるんだけどさ」
    ルースティッヒ:「クロトが無事ならなんでもいいかなって……」ルースティッヒがしゃがみこむ。
    イディー:「なんか残ってないかな…」掃除がてら砂の中に何か残ってないか探していよう
    藍花:「モリィにバレなければまだ何とかなる……といいけど」
    ホルス:『多分、ダイジョブ』
    シアストリス:イディーの横で動かせる砂はどかしながら手伝おう
    藍花:「ならヒューネには元気にしてるって伝えておくね」
    イディー:「少なくとも人間牧場の件が片付くまでは街にいて欲しいね」
    クロト:「ありがとうございます、はい、モルタのこともどうか……」
    イディー:「それこそ地下の地図が手に入ったんだ。地下でしばらく大人しくしててもいいだろうし」
    シアストリス:「ワニもいる」
    藍花:「うん、シェフィードは私たちにとっても倒すべき相手、だから」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、なんとかするさ」
    虹色のワニ:ぐおーん
    シアストリス:ジャイアントクラブの砂像をズズ…と分解していく。
    グレン・ネルス:「レジスタンスに身を寄せる……のはまだ早いか」
    ルースティッヒ:「しかし君たちも凄いな、あれだけの激闘をして、セトナクトを敵に回しながら僕たちの心配もしてみせるなんて」ドッドッドッドッドッドッ
    藍花:「ん、強いから」
    モーグ・メタラージ:「散々死にかけてきたら慣れる」
    ルースティッヒ:「……このまま、最後まで戦うつもりなのかい?」
    モーグ・メタラージ:「そうだな」
    シアストリス:「それが避けられないことなら。」
    藍花:「……。」
    ルースティッヒ:「すごいな」
    藍花:「先のことはわからない、けど……今はまだ諦めたくはないから」
    ルースティッヒ:「ならボクのことは心配しなくていい、キミたちの1/100くらいはボクも頑張ってみるさ」
    グレン・ネルス:「別に俺たちがやらなくっても、マジでヤバくなったら伝説の英雄とかが駆けつけてなんとかするんだろうけどよ」頭をかく
    藍花:「?ルースティッヒのことはあまり心配してない」
    藍花:「クロトのことは心配してる」
    ルースティッヒ:「えぇ……」
    モーグ・メタラージ:「そうかよ、なら、吐いた言葉だ」
    グレン・ネルス:「関わっちまった以上、最後までやり遂げてやるつもりだぜ」
    モーグ・メタラージ:「気張れ」
    シアストリス:「ん。今は待ってて」
    藍花:「あとさっきのジュース美味しかった、ありがとう」
    テリア:「はい!」
    ルースティッヒ:「ああ。ボクからしたら君たちは既に伝説の英雄にしか見えないけど……」
    グレン・ネルス:「まだちょっと早ぇな」
    藍花:「セトも英雄……だったんだよね」
    ルースティッヒ:「この機械に記録されるくらいにはね」停止したジェフティを見上げる。
    ルースティッヒ:「だから……君たちも、成し遂げたあとにこの機械に記録してもらうといいさ」
    モーグ・メタラージ:「ま、敵国一つ落としてんだ、それぁ間違いねぇだろうよ」
    シアストリス:「ん。」
    モーグ・メタラージ:「ハ、そりゃいい」
    ホルス:『ピ!』
    藍花:「え、あ……うん……」
    藍花:己の姿を見た。「ならそれまでにもう少し綺麗な服を買わなきゃ」
    ルースティッヒ:「ふふふ、もうボクはセトナクトではなく君たちに賭けたんだ! 臆病なボクの一世一代の賭けだ、英雄らしくよろしく頼むよ!」
    藍花:「賭けなら負けなし。安心して」なお大負けした女である
    モーグ・メタラージ:「とっくに分かってんだよ、んなこたぁ」
    モーグ・メタラージ:「見とけ」
    シアストリス:「わかった。ルースティッヒのこともきっと書き残す」
    グレン・ネルス:「クロトをよろしくな」
    ルースティッヒ:「ああ」ルースティッヒは微笑んだ。
    グレン・ネルス:「せいぜいカッコつけてみせろよ」
    グレン・ネルス:「それしか取り柄ないんだからよ」
    イディー:「たしかに」
    ルースティッヒ:「ひぃん。でも任せてくれ。それだけは得意なんだ」
    GM:……かくして今回の君たちの戦いは終わる。
    GM:姿を見せたセトナクトの一端、それを打ち倒した君たちはいよいよこの街の深部に向き合うことになる。
    GM:人と竜と機械の神を巡る戦いのいきつく果ては、いかに。
    GM:冒死よ3.5話『黒き吸血鬼の秘密』
    GM:おわり



    感想戦+リザルト

    藍花:お疲れ様でした!
    GM:お疲れ様でした!
    グレン・ネルス:お疲れ様でした!
    シアストリス:お疲れさまでした!
    モーグ・メタラージ:お疲れ様でした~~!
    GM:久々の3時申し訳ない!
    GM:でも皆格好良かった! 楽しかったぜ!
    モーグ・メタラージ:連休入ったからセーフ!
    GM:セーフヨシ!
    シアストリス:無敵連休モード突入!
    藍花:今日朝から新幹線なんですよねえ
    藍花:……がんばろ
    シアストリス:全然無敵じゃなかった
    グレン・ネルス:(朝から出かけなきゃいけないんだけどどうすっかなという顔)
    GM:頑張って……!
    イディー:がんばえ~!
    GM:私も朝から来客対応! 大丈夫!
    モーグ・メタラージ:……みんな無理せずちゃんと申告しような!?
    シアストリス:すげえ…全員ギリギリだし
    藍花:てっしゅうします・・・あ、でぃすこでいいので経験点とかおしえてくだち
    シアストリス:わ、私も朝からマック行こうかな…
    モーグ・メタラージ:はいはい撤収!寝!寝!
    モーグ・メタラージ:お疲れ様でした!
    イディー:お疲れさまでした~!
    シアストリス:お疲れさまでした!