闘技場-赤竜化した刺客戦
GM:【戦闘開始】
GM:先制判定18!
シアストリス:2d+5+5+1 ウォーリーダー先制(知)
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+5+1) → 8[4,4]+5+5+1 → 19
モーグ・メタラージ:2d+7+3+1 スカウト運動
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+3+1) → 5[3,2]+7+3+1 → 16
グレン・ネルス:2d+7+2+1 スカウト運動
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+2+1) → 5[1,4]+7+2+1 → 15
シアストリス:あぶね
モーグ・メタラージ:ちっ、ナイスシア!
モーグ・メタラージ:ファスアク不発!
藍花:2d6
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[5,3] → 8
イディー:2d6
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 11[6,5] → 11
GM:シアがポリゴナムの刺客達の機先を制する!
シアストリス:限りなくクリティカルに近い兎
敵後衛:アッシナ、赤竜式タロス
------------------------------
敵前衛:ダーガン、赤竜化したリザードマン1,2
味方前衛:
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味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス、グレン、藍花
ホルス:「ピ!」
シアストリス:「”控えよ”」一歩踏み出す。砂塵が舞い、足元に聖印が形作られる。
バルカンのダーガン:「……ヌゥッ!?」
バルカンのダーガン:飛びかからんとしていたダーガンが一瞬怯んだ
白騎士リーキ:(((いまのはハラノヴ様の加護と同じ…!?)))
ゴルゴーンのアッシナ:「怯んでんじゃないよ筋肉ダルマ! いいから行きな!」
バルカンのダーガン:「当たり前だ!」
ゴルゴーンのアッシナ:あっと忘れてた
ゴルゴーンのアッシナ:◯身も凍る姿/9(16)/精神抵抗力/消滅
この魔物を見たキャラクターは、ラウンド開始時に石化進行(敏捷度/-6)の効果を受けます。この効果は呪い属性として扱います。
ゴルゴーンのアッシナ:全員目標16で精神抵抗判定!
シアストリス:ムキーッ
モーグ・メタラージ:ギャース!
藍花:2d+10+0 精神抵抗力
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 5[4,1]+10+0 → 15
イディー:ファミリアの知覚共有で見るとかで回避できませんかね!
シアストリス:2d+10+0 精神抵抗力
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 3[1,2]+10+0 → 13
モーグ・メタラージ:2d+11+0 精神抵抗力
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 6[1,5]+11+0 → 17
グレン・ネルス:2d+9+0 精神抵抗力
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 10[4,6]+9+0 → 19
藍花:ああん
シアストリス:藍ちゃんの敏捷度削られるの嫌だな…
GM:慣れない操作するぶんこの戦闘中ずっと命中に-1していいならOK>視覚共有で回避
イディー:敏捷より命中だぜ~!
イディー:2d+11+0 精神抵抗力
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 5[1,4]+11+0 → 16
GM:藍花のみ回避-1!
藍花:かなし
GM:藍花はあと3回失敗で石化
シアストリス:シアもビキビキなってます
ゴルゴーンのアッシナ:「さあ、コッチヲミナァ!!」
ゴルゴーンのアッシナ:アッシナの赤い蛇達が一斉に金の眼光を放つ!
藍花:「ッ!」思わず声に顔を向ける
ゴルゴーンのアッシナ:ビシ、バキ
ゴルゴーンのアッシナ:藍花は瞬間、身体の表面が石化していく音を聞いた
ゴルゴーンのアッシナ:身体の一部が強張る。
ゴルゴーンのアッシナ:「さーて、ゆっくり料理させてもらおうかい……」
藍花:「……う……ぁッ!?」足が重い……!
ゴルゴーンのアッシナ:金色の、竜の目が藍花を見る。「ねえ、竜の友達さん?」
シアストリス:「ん……」指先を見つける。
藍花:「……なに」それでも怯まない。退かない。
ゴルゴーンのアッシナ:「なぁに、あの人の妹のくせに"こんなもんか"って思っただけさぁ!」
藍花:「……。」
藍花:「私がどれほどのものかは、その身で確かめてみるといい」
藍花:バチリ、とその瞳に赤が灯った
ゴルゴーンのアッシナ:「……!」
バルカンのダーガン:「そうだ、そうこなくてはなァ!」
シアストリス:シアのターン!
シアストリス:【怒涛の攻陣Ⅰ】!
シアストリス:そしてキュア・ストーン宣言。対象は藍花とシア。消費MP4
シアストリス:2d+12+1+0 神聖魔法行使
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+1+0) → 10[4,6]+12+1+0 → 23
藍花:すごい
GM:完全治癒~
シアストリス:戦意を高揚させる藍花の背中に小さな手が触れる。
シアストリス:藍ちゃんがケガすると悲しい。でも、戦いたがっているから。
シアストリス:「”解いて”。」
藍花:「……シア、ちゃん」背に確かに感じる温もり
ゴルゴーンのアッシナ:「なんだい石化同士がくっついて…!」
シアストリス:左手を藍花の背に、右手を己の胸に当てた。
シアストリス:身体が凝固したような感覚が解消されていく。
藍花:「……ありがとう、シアちゃん」トントン、とその場で跳んで見せる。
砂の神:その気になれば身体すら作り変える砂の神の奇跡。石化を治すなど造作もない
ゴルゴーンのアッシナ:「わ、私の石化を…!?」
モーグ・メタラージ:「便利なもんだ、かかるぞ」
シアストリス:「ん。触れないと発動できないから、今だけ。」
シアストリス:「ちゃんと、見てるから。」
藍花:「うん」この身と心を焦がすような火とは違う陽だまりのような温かさ。この温かさを守るために、私は……
イディー:「よし、藍花君が治るまで時間を稼ぐ!」
ゴルゴーンのアッシナ:「ちぃ、この調子だと石化に時間がかかる! ダーガン、やっちまいな!」
バルカンのダーガン:「オオオオッ!」
イディー:キャッツ、タゲサ、ロックオン、シャッガン
GM:来い!
藍花:どきどき
イディー:セイポンもだ
バルカンのダーガン:◯赤竜化/矢溶かしの加護:常時【ミサイルプロテクション】と同様の効果がかかります。
イディー:2d+9+5 命中力/テンペスト2H
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+5) → 5[2,3]+9+5 → 19
GM:あ、対象は前衛? 後衛?
イディー:前衛です!
バルカンのダーガン:OK!
バルカンのダーガン:1d6
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (1D6) → 4
バルカンのダーガン:回避! 赤竜兵には命中!
モーグ・メタラージ:ぐえ~~~
イディー:k20[11]+13+0 ダメージ
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+13 → 2D:[6,3]=9 → 7+13 → 20
藍花:良いダメージだったな……
イディー:TE!
イディー:「させるか…!」BLAM!!弾丸の嵐が前に出ようとするダーガン達に襲い掛かる
赤竜化したリザードマン_2:「グオオオオッ!?」散弾を浴びて赤竜兵たちが悲鳴を上げる
バルカンのダーガン:だが――――「ぬるいっ!!」
バルカンのダーガン:弾丸はダーガンが巻き起こす炎の翼の前に飴玉のように溶け落ちる!
イディー:「…!?」
イディー:「まいったな…ガンの弾丸が届く前に溶かしきるとは…」
バルカンのダーガン:「これが我が力! 赤竜から得た許し!」
ホルス:「ピ」
モーグ・メタラージ:「チ……! 矢避け……いや、矢溶かしってとこか?面倒だなぁ……!」
ホルス:「アマダレ、石をウガツ」
藍花:じゃあ次いくか
藍花:猫目筋熊羚脚
GM:カモン!
藍花:リザ1に三連撃
赤竜化したリザードマン_2:ギャーッ!
赤竜化したリザードマン_2:回避16、どうぞ!
藍花:3 2d+15+2 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+15+2) → 4[1,3]+15+2 → 21
#2 (2D6+15+2) → 7[1,6]+15+2 → 24
#3 (2D6+15+2) → 5[1,4]+15+2 → 22
赤竜化したリザードマン_2:回避できるはずもなし!
藍花:3 k20[(10+0)]+14+5$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+19 → 2D:[4,6 4,2]=10,6 → 8,4+19 → 1回転 → 31
#2 KeyNo.20c[10]+19 → 2D:[5,5 1,6]=10,7 → 8,5+19 → 1回転 → 32
#3 KeyNo.20c[10]+19 → 2D:[4,1]=5 → 3+19 → 22
赤竜化したリザードマン_2:……???
藍花:ワ……
赤竜化したリザードマン_2:c(31+32+22-18+6)
<BCDice:赤竜化したリザードマン_2>:DiceBot : c(31+32+22-18+6) → 73
赤竜化したリザードマン_2:消し飛んだ!
イディー:ウヒョー
藍花:不殺とは?
モーグ・メタラージ:わぁ
シアストリス:事故は起きるさ
赤竜化したリザードマン_2:2d6+10<30
<BCDice:赤竜化したリザードマン_2>:DiceBot : (2D6+10<30) → 7[6,1]+10 → 17 → 成功
赤竜化したリザードマン_2:逆だ、失敗!死!
赤竜化したリザードマン_2:(赤竜兵は生死判定ペナかかってるのでどちらにせよ死)
藍花:「さあ、征くぞ」軽くなった両足が地を蹴る
赤竜化したリザードマン_2:「グオオオオオオオオオッ!!」
赤竜化したリザードマン_2:赤竜化の成れの果てが藍花を迎えうとうとする!
藍花:迎撃の爪を躱しながらそのまま左手でリザードマンの頭を掴み取り、全力で床へと叩きつける!
藍花:「頭が高いぞ、木っ端が!」
赤竜化したリザードマン_2:「…!!?」グシャリ、悲鳴をあげる暇もなく赤竜兵が動かなくなる
バルカンのダーガン:「ほおう! そうだ、その意気よ!!」
バルカンのダーガン:「お前、名を聞いておこうか!」
バルカンのダーガン:「ポリゴナム様からは聞かなかったものでな!」
藍花:「……藍花」
モーグ・メタラージ:丁寧に傷を抉っていく
バルカンのダーガン:「藍花か! 良いぞ、良い戦士だ! ポリゴナム様が俺を派遣したのも頷ける!!」
藍花:「……どうせ聞いた意味もすぐになくなる」尾がリザードマンだったものを弾き飛ばす
バルカンのダーガン:「意味はある! 殺した相手の名前くらい覚えてやろう!!」
藍花:「……愚かな」
グレン・ネルス:では動きます
GM:カモン!
グレン・ネルス:そうだGM、タロスのかばうは発動していますか?
赤竜式タロス:あ、発動してます
グレン・ネルス:了解!
グレン・ネルス:ではキャッツマッスルフットブラッド~
GM:げ、こいつブラッド持ってる!
グレン・ネルス:マナチャクリスタルからMP5使ってMP7消費
グレン・ネルス:まずアッシナにチェーンフッカー
グレン・ネルス:2d+11+3 命中力/チェーンフッカー1H投
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+3) → 7[3,4]+11+3 → 21
グレン・ネルス:k0[(13+0)]+11+5$+0#0 ダメージ/チェーンフッカー1H投
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+16 → 2D:[5,6]=11 → 4+16 → 20
赤竜式タロス:12ダメージ!
グレン・ネルス:2d+11+3 命中力/フランベルジュ2H
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+3) → 11[5,6]+11+3 → 25
ゴルゴーンのアッシナ:命中!
イディー:つよーい!
藍花:すごーい!
グレン・ネルス:k38[(10+0)]+12+5$+0#0 ダメージ/フランベルジュ2H
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+17 → 2D:[2,6]=8 → 10+17 → 27
藍花:しかも弱点!
ゴルゴーンのアッシナ:弱点+! 防護点ひいて21ダメージ!
グレン・ネルス:そういえば鼓咆発動してるよね?(確認)
GM:発動してるね
グレン・ネルス:OK、手番終了!
赤竜式タロス:「……」かばうを発動、アッシナをかばう。
赤竜式タロス:当然のことのようにタロスがアッシナをかばう。
グレン・ネルス:「まあそう来るだろうな」特に動じずタロスにフックを絡ませる
ゴルゴーンのアッシナ:「無駄だよ!そいつに刃物は通らない!」
グレン・ネルス:「だろうな! だからなあ!」
グレン・ネルス:鎖を手繰り寄せ、後ろに一気に飛び込む!
ゴルゴーンのアッシナ:「なぁっ!?」
ゴルゴーンのアッシナ:アッシナはグレンの奇襲を避けるために後方に飛ぼうとする
グレン・ネルス:「あんたと遊ぶことにしたぜ! よろしくなあ!」
グレン・ネルス:アッシナに剣!
ポーウェル:「うわーーーーーーーー☆!!」ポーウェルが身を乗り出し目を輝かせてグレンを見た。
ゴルゴーンのアッシナ:「ちぃっ! ちょこまかァ!」
グレン・ネルス:「肆の型、大車輪ッ!!」飛び掛かる勢いを利用して回転斬り!
ゴルゴーンのアッシナ:「ギャアアアウッ!?」
ゴルゴーンのアッシナ:奇襲を避けきれず、血飛沫が舞う!
ポーウェル:「すごいすごいすごいすごいすごーーい! 欲しい欲しい欲しい欲しい欲しいアレ欲しい!!!」
白騎士リーキ:「我慢してください」
シアストリス:「早めに倒さないと」
モーグ・メタラージ:「……厄介だからな」ぎ リ ィ
ゴルゴーンのアッシナ:「クソッ、このガキ…!」
モーグ・メタラージ:「先に落とす」矢を構えている
ゴルゴーンのアッシナ:「こ、の……ハッ!?」
ゴルゴーンのアッシナ:強烈な殺気に気づく。が、遅い
モーグ・メタラージ:行くぞ~、キャッツアイ宣言、そしてアッシナに銀矢通常射撃!
ゴルゴーンのアッシナ:いやあああ
藍花:撃ちぬけ!
モーグ・メタラージ:2d+16+2 命中力/ブラッドスクイーズ2H
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+16+2) → 6[4,2]+16+2 → 24
ゴルゴーンのアッシナ:命中!
ゴルゴーンのアッシナ:精神抵抗貫通!
モーグ・メタラージ:銀矢なのでブラッドスクイーズも発生、呪い!
ゴルゴーンのアッシナ:ぐえええ
モーグ・メタラージ:ダメージ、黒炎5!
モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+12+8$+0#0 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]+20 → 2D:[2,2]=4 → 4+20 → 24
モーグ・メタラージ:弱点込みで26!
ゴルゴーンのアッシナ:18ダメージ!
モーグ・メタラージ:手番終了!HP42>37、MP22>19!
モーグ・メタラージ:「しぃ ぃ ッ!」 ば ィンッ!!!
ゴルゴーンのアッシナ:「狙撃!? しまっ――――」
モーグ・メタラージ:ジジ キュバッ
モーグ・メタラージ:黒炎で熱せられた銀の矢が、驟雨となって降り注ぐ!
ゴルゴーンのアッシナ:「ぎゃあああああああああっ!?」
銀の雨がアッシナの全身を縫い留めるように食い込む!
モーグ・メタラージ:ズザッ ザッ ザァザザザザザザザザザ!!!
ゴルゴーンのアッシナ:「ぐあっ、く、くそ……!? このクソドワーフゥ…!!」
モーグ・メタラージ:「仕留めるにゃ遠いが……少しはやりやすくなったな」
モーグ・メタラージ:「このまま落とす」
グレン・ネルス:「おいおい、試合前の余裕が崩れてんぞ」
藍花:「なんだ、降参でもするか?」
グレン・ネルス:「まさか自分は狙われないとでも思ったか?」
バルカンのダーガン:「ハハハハ! 言われてるぞ、アッシナ!」
ゴルゴーンのアッシナ:「チィ…舐めるなァ!」
モーグ・メタラージ:「チ、来るぞ!」
GM:【蛮族の手番】
シアストリス:かかってこいや!
藍花:こわいよぉ
赤竜式タロス:◯全力攻撃:打撃点+4、回避力-2
赤竜式タロス:対象:グレン
赤竜式タロス:命中17、回避どうぞ
グレン・ネルス:2d+10+1 回避力
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+1) → 10[6,4]+10+1 → 21
赤竜式タロス:つ、つよい…!
赤竜式タロス:忘れてた、かばうⅡをアッシナに宣言
ゴルゴーンのアッシナ:(…! まずい、火矢を撃たせる相手がいない!)
赤竜式タロス:「排除」
赤竜式タロス:タロスは腰の短刀を引き抜くと、関節部から炎を吹き出しながら斬りかかる
グレン・ネルス:「遅いッ!」剣を相手の攻撃軌道に合わせ
赤竜式タロス:「!」
グレン・ネルス:「玖の型、煌めく波涛ッ!!」速度が乗る前にその剣を弾く!
赤竜式タロス:「…!」
ゴルゴーンのアッシナ:「こいつ!」
赤竜化したリザードマン_2:▶炎のブレス/9(16)/生命抵抗/半減
射程/形状:1/射撃で1エリアに2D+10の炎属性魔法ダメージを与えます。
赤竜化したリザードマン_2:対象:後衛
赤竜化したリザードマン_2:3人は生命抵抗16をどうぞ!
シアストリス:ぐええ
シアストリス:2d+10+0 生命抵抗力
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 5[2,3]+10+0 → 15
イディー:2d+9+0 生命抵抗力
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 6[3,3]+9+0 → 15
シアストリス:あちゃちゃちゃちゃ
イディー:アツゥイ!
モーグ・メタラージ:そうだった後衛にも来るんだった
モーグ・メタラージ:2d+11+0 生命抵抗力
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 7[1,6]+11+0 → 18
赤竜化したリザードマン_2:2d6+10
<BCDice:赤竜化したリザードマン_2>:DiceBot : (2D6+10) → 8[3,5]+10 → 18
赤竜化したリザードマン_2:ふたりには18、モーグに9!
シアストリス:アチーッ
モーグ・メタラージ:9点!37>28!ストブラしとくんだった!
イディー:いってぇ!
赤竜化したリザードマン_2:「スゥ……」赤竜兵は息を大きく吸い込み
赤竜化したリザードマン_2:容赦なく炎を吐き出す!
藍花:「しま……ッ!」
バルカンのダーガン:「ふぅむ、後衛は脆いのは人族といったところか」
イディー:「ウワーッ!!」
バルカンのダーガン:「つまり、お前が抜かれれば一瞬で皆殺しになるな。藍花よ」
モーグ・メタラージ:「ち……!」
シアストリス:「ん……!」炎に巻かれる!
バルカンのダーガン:バキバキと手指を鳴らしながらダーガンが藍花へと近づく
藍花:「おまえッ!よくも、よくもシアちゃんを傷つけたな!」
赤竜化したリザードマン_2:「グルル…?」
バルカンのダーガン:「ハッ、人の心配か!?」
バルカンのダーガン:▶乱撃:同じエリアの相手3人にまで近接攻撃を行います。
◯追加乱撃:乱撃で攻撃が命中した相手全員にもう一度近接攻撃を行います。ラウンド1回まで。
バルカンのダーガン:2d6+14+1
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (2D6+14+1) → 11[5,6]+14+1 → 26
バルカンのダーガン:命中26!死ねいっ!
藍花:2d+13+1 回避力
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+13+1) → 7[4,3]+13+1 → 21
バルカンのダーガン:2d6+16
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (2D6+16) → 11[5,6]+16 → 27
バルカンのダーガン:出目やば
バルカンのダーガン:炎は加えてないです
モーグ・メタラージ:うわっ良い出目出しやがる
グレン・ネルス:殺意!
バルカンのダーガン:もう一発
バルカンのダーガン:2d6+14+1
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (2D6+14+1) → 9[6,3]+14+1 → 24
バルカンのダーガン:出目ヤバ
藍花:カウンター!
シアストリス:絶好調じゃん
バルカンのダーガン:なにっ!?
藍花:2d+15+2 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+15+2) → 10[4,6]+15+2 → 27
藍花:オラァ!
バルカンのダーガン:げえっ!?
モーグ・メタラージ:ひゅー!
イディー:ナイスゥ!
藍花:k20[(10+0)]+14+6$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+20 → 2D:[4,2]=6 → 4+20 → 24
藍花:24点おかえし!
シアストリス:かっけぇ…
バルカンのダーガン:14ダメージ!
藍花:45>22
バルカンのダーガン:「眼の前の敵も見えぬのなら、そこで死ねっ!」
バルカンのダーガン:ダーガンが両手から炎を吹き出しながら藍花に殴りかかる!
藍花:「!」
バルカンのダーガン:深い一撃が藍花に叩き込まれる!
バルカンのダーガン:「骨が折れた音がしたなァ! もう一発いかせてもらうぞ!」
藍花:「ぐ、ぅぅぅ………ッ!」重い一撃を腹に受け、たたらを踏み……だがその場で踏みとどまる
バルカンのダーガン:拳を強く握り、藍花へと叩きつける!
バルカンのダーガン:「炎に焼かれて死ねっ!」
藍花:「うる、さい!うるさい!うるさいッ!出来損ないめが!」
藍花:拳を尾で反らし、左拳で深い一撃を叩きこみ返す!
バルカンのダーガン:「ゴハァッ……!!?」
藍花:「私は、わたしは、おまえとは、違うッ!」
バルカンのダーガン:想像もしない強烈な一撃にダーガンが後退りたたらを踏む
バルカンのダーガン:「いいや、お前も俺と同じだ」
バルカンのダーガン:「救われたんだろう、これにっ!!」
バルカンのダーガン:炎の翼を大きく開く
藍花:「ち、違う!私はこんな力なんてッ!」
バルカンのダーガン:「赤竜は!ポリゴナム様は!俺に翼を下さった!!」
バルカンのダーガン:「俺は許されている!! この翼がある限り無限の歓喜と共に戦うことができる!!」
バルカンのダーガン:「こんな歓びは…ねぇっ!!」
バルカンのダーガン:藍花との打ち合いを加速!
ゴルゴーンのアッシナ:「ゲホッ、あの馬鹿、こっちへの援護もよそに…!」
藍花:「許しなどと!どの口がそれを……ッ!」トゥムは、あの子は、そんなものじゃないというのに!
藍花:だが口角の笑みが深くなっていくことを藍花は止めることができない
イディー:コワイ!
シアストリス:藍ちゃん…
モーグ・メタラージ:いつものおまいう、芸術的
ゴルゴーンのアッシナ:▶▶ブリンク
モーグ・メタラージ:ウワッッッ
ゴルゴーンのアッシナ:"・ドレインタッチ
消費MP7/対象1体/射程接触/-/一瞬/抵抗半減:「威力10+魔力」点の呪いダメージを与え、適用ダメージと同じだけ術者のHPを回復"
モーグ・メタラージ:おまえー!おまえなー!
ゴルゴーンのアッシナ:対象:グレン
グレン・ネルス:めんどくさッッッ
ゴルゴーンのアッシナ:HPを5消費
ゴルゴーンのアッシナ:達成値18! 精神抵抗どうぞ!
グレン・ネルス:2d+9+0 精神抵抗力
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 5[3,2]+9+0 → 14
ゴルゴーンのアッシナ:K10+11
<BCDice:ゴルゴーンのアッシナ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[10]+11 → 2D:[5,4]=9 → 5+11 → 16
ゴルゴーンのアッシナ:16吸収!
ゴルゴーンのアッシナ:【手番終了】
ゴルゴーンのアッシナ:「吸わせてもらうよっ!」
ゴルゴーンのアッシナ:ゴルゴーンの身体がいくつにもブレる
ゴルゴーンのアッシナ:そしてそのまま一斉にグレンへと襲いかかった!
ゴルゴーンのアッシナ:そして次の瞬間背後から絡みつき、赤い蛇がその首筋から血を吸い上げる!
グレン・ネルス:「ぐうっ!?」身体が脱力する
ゴルゴーンのアッシナ:2ラウンド目
ゴルゴーンのアッシナ:◯身も凍る姿/9(16)/精神抵抗力/消滅
この魔物を見たキャラクターは、ラウンド開始時に石化進行(敏捷度/-6)の効果を受けます。この効果は呪い属性として扱います。
ゴルゴーンのアッシナ:全員16で抵抗どうぞ!
イディー:2d+11+0 精神抵抗力
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 8[4,4]+11+0 → 19
シアストリス:2d+10+0 精神抵抗力
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 6[1,5]+10+0 → 16
グレン・ネルス:2d+9+0 精神抵抗力
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 9[6,3]+9+0 → 18
モーグ・メタラージ:銀矢で-2だが解除するかい!
ゴルゴーンのアッシナ:あっと…
ゴルゴーンのアッシナ:解除!
藍花:2d+10+0 精神抵抗力
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 9[6,3]+10+0 → 19
ゴルゴーンのアッシナ:HP5消費
モーグ・メタラージ:2d+11+0 精神抵抗力
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+0) → 4[1,3]+11+0 → 15
ゴルゴーンのアッシナ:しゃあっ!
モーグ・メタラージ:ぐえーっ!解除されなければ!
ゴルゴーンのアッシナ:モーグはあと3回で石化だ
シアストリス:モーグの足がちょっと遅くなったところで何よ!
モーグ・メタラージ:モーグの敏捷が20>14!
ゴルゴーンのアッシナ:「コッチヲミナァ!!」
ゴルゴーンのアッシナ:赤い蛇達が一斉に金色の目を見開く!
モーグ・メタラージ:「ぐっ……!」
モーグ・メタラージ:ビ、シ……! 「クソぁ……!」
ゴルゴーンのアッシナ:「ギ、き、ひひひ…」
ゴルゴーンのアッシナ:ゴルゴーンの全身から血が吹き出す。銀の戒めだ
ゴルゴーンのアッシナ:「そうだ、戦いはこうじゃなくっちゃねェ…!!」
モーグ・メタラージ:「面っどうだなぁ!あぁ!?」
ゴルゴーンのアッシナ:「ギ、ッヒヒ…アンタ達、ダーテ様のところに来ないかい? いいセンいけるよォ?」
グレン・ネルス:「遠慮させてもらう!」
白騎士リーキ:「素晴らしい…イクサとはこうでなくては…!」
藍花:「GRRRRR……」藍花の灼熱を宿す瞳はただ目の前のバルカンにのみ向けられている
バルカンのダーガン:「ハハハ、そうだ、その目だ……! もっと飢えろ、もっと強くなってみせろ!」
ゴルゴーンのアッシナ:冒険者たちの手番
シアストリス:バフ撒きと回復の時間よ~
シアストリス:藍ちゃん含めてケガ人にキュアハートでいい?ちょっともったいないけど
モーグ・メタラージ:良いと思う!
モーグ・メタラージ:あ、でも鷹の目ないからグレンには届かないか
シアストリス:鼓砲のランクも上げていくぞ
シアストリス:【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】
GM:グレンがピンチ!(残り72)
モーグ・メタラージ:……早く前線の乱戦解消しねぇとグレンが死ぬぅ!
グレン・ネルス:このためのバカみたいなタフネスなのでグレンのことは気にするな!
シアストリス:シア以外の命中+1
藍花:やったね
シアストリス:キュアハート宣言。対象はグレン以外!
シアストリス:消費MPは12
グレン・ネルス:というかぶっちゃけ前衛より安全まである
藍花:そうね……
シアストリス:2d+12+1+0 神聖魔法行使
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+12+1+0) → 6[4,2]+12+1+0 → 19
シアストリス:k30[13]+12+1+0 回復量/神聖魔法
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+13 → 2D:[2,4]=6 → 6+13 → 19
GM:この回復力…!!
モーグ・メタラージ:助かる、全回復
シアストリス:全体19回復
藍花:22>41
イディー:全快助かる~~
ホルス:「ピ! ピ!!」
シアストリス:「わかってる!”立ち上がって”!」
シアストリス:敵の勢いが一瞬緩んだ隙を見て、奇跡を起こす。
砂の神:赤い砂が舞い上がり、冒険者たちの傷を癒やしていく
藍花:「まだ、まだァ!」瞳が歓喜に染まる。これでもっと戦える。もっと。もっと。
シアストリス:これでシアはターンエンド
GM:さあ、次来い!
モーグ・メタラージ:先にグレンだっけ?こちらから行く?
イディー:俺が行こうか
藍花:ダメージ的にはグレン先がよさそう?(回す的な意味で)
藍花:でも弱点物理か
イディー:庇うが先なら弱点の水叩き込める
赤竜式タロス:+5ダメージになるな!
藍花:なるほど、ありだな
グレン・ネルス:タロスの弱点か、アリだ
イディー:というわけで、いくぜ
藍花:いけー!
モーグ・メタラージ:いけー!
イディー:タゲサ、鷹の目、エフェバレ水
イディー:2d+9+5 命中力/テンペスト2H
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+5) → 6[4,2]+9+5 → 20
赤竜式タロス:命中!
イディー:k20[11]+13+0 ダメージ
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+13 → 2D:[5,5]=10 → 8+13 → 21
藍花:良い出目!
赤竜式タロス:26ダメージ!
赤竜式タロス:あ、かばう発動
ホルス:「ピ、アイスモード起動」
ホルス:ホルスの翼の表面に霜が浮く
イディー:「前衛を抜くぞ。ホークアイ起動!」
ホルス:「ホークアイ…シュート!」
イディー:BLAM!!
赤竜式タロス:「!!?」
イディー:「律儀に毎回かばってくれるおかげだね…!」
イディー:「今だ、グレン君!」
赤竜式タロス:アッシナを守ろうとしたタロスに弾丸が叩き込まれた瞬間、タロスが大きく身震いした
グレン・ネルス:「これで一手!」
赤竜式タロス:その体内に氷の魔力を叩き込まれ、動力源の炎が弱まる
赤竜式タロス:「ぐ、ガ、ガガガ…!」
グレン・ネルス:では動きます
モーグ・メタラージ:やれー!
グレン・ネルス:アッシナに斧投擲、ブリンク潰し
グレン・ネルス:2d+10+5 命中力/ハンドアックス1H投
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+5) → 3[2,1]+10+5 → 18
ゴルゴーンのアッシナ:ブリンクで自動回避
ゴルゴーンのアッシナ:「甘いんだよぉ!」分身をまといながらゴルゴーンが杖を振りかざす
グレン・ネルス:「これで二手!」
ゴルゴーンのアッシナ:斧が分身達を吹き消す!
ゴルゴーンのアッシナ:「ちぃっ!!」
グレン・ネルス:剣で追撃!
グレン・ネルス:2d+11+5 命中力/フランベルジュ2H
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+5) → 7[4,3]+11+5 → 23
ゴルゴーンのアッシナ:命中!
グレン・ネルス:k38[(10+0)]+12+5$+0#0 ダメージ/フランベルジュ2H
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+17 → 2D:[6,6 1,6]=12,7 → 13,8+17 → 1回転 → 38
藍花:おお!
ゴルゴーンのアッシナ:げっ
ゴルゴーンのアッシナ:32ダメージ!
イディー:さすがぁ!
モーグ・メタラージ:ひゅー!
シアストリス:爆発!
グレン・ネルス:「痛ぇの行くぞ!」分身魔法の効果が切れた一瞬を狙い、肉薄!
ゴルゴーンのアッシナ:「っ! クソッ、なんで剣士がこっちまで来るんだい!」
ゴルゴーンのアッシナ:「タロス、こっちのカバーを…」
グレン・ネルス:剣の腹で殴り飛ばし、上空にカチ上げる!
ゴルゴーンのアッシナ:「ごはぁっ!?」
グレン・ネルス:空中で一瞬のうちに3回の斬撃を叩きこむ!
ゴルゴーンのアッシナ:「ぎゃああああああっ!?」
グレン・ネルス:「拾の型……飛燕裂天翔ッ!!!」
ゴルゴーンのアッシナ:空中で蛮族の血の花が咲く!
グレン・ネルス:着地し、残心
モーグ・メタラージ:「いいぞ、その位置」その刹那に
ゴルゴーンのアッシナ:「――! く、そ…!」
ゴルゴーンのアッシナ:気付いたが、最早遅かった
ゴルゴーンのアッシナ:空中の身動きできない位置。
モーグ・メタラージ:動きます!
モーグ・メタラージ:通常矢露払い!命中は16+3+5=24!
ゴルゴーンのアッシナ:必中!
モーグ・メタラージ:ダメージ!黒炎5!
モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+12+7$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]a[+1]+19 → 2D:[6,6 2,6 4,3]=12,9,8 → 11,10,8+19 → 2回転 → 48
モーグ・メタラージ:わぁ
イディー:ワァオ
GM:無慈悲!
ゴルゴーンのアッシナ:2d6+10>30
<BCDice:ゴルゴーンのアッシナ>:SwordWorld2.5 : (2D6+10>30) → 4[2,2]+10 → 14 → 失敗
モーグ・メタラージ:手番終了!HP42>37!
ゴルゴーンのアッシナ:「くそおおおおおおっ!!」
藍花:Foo!
モーグ・メタラージ:「 っ 」 きゅ ボッ
藍花:殺意高いっすね……
モーグ・メタラージ:矢が黒い閃光と化し
モーグ・メタラージ:―――ジャァッ!!!
モーグ・メタラージ:その射線上、すべてを焼き溶かした
ゴルゴーンのアッシナ:「……!!!」
ゴルゴーンのアッシナ:叫び声ひとつ上げる間なく、ゴルゴーンの命はかき消えた
モーグ・メタラージ:「わりぃな」
モーグ・メタラージ:「事故だ」
バルカンのダーガン:「アッシナ!!?」
バルカンのダーガン:「ククク……ハハハ、ハハハハハ!」
藍花:「無様な」
シアストリス:「笑ってる」
バルカンのダーガン:「ハッハハッハハハハハ!!」
バルカンのダーガン:「よく死んだな、アッシナ! 羨ましいぞ!」
モーグ・メタラージ:「あぁ……?」
藍花:「羨ましい?」
バルカンのダーガン:「ああ、そうだ。羨ましくてたまらん」
バルカンのダーガン:「お前はそうではないのか? 藍花」
藍花:「なぜ?」
バルカンのダーガン:「奴は、赤竜の意思に、あの方が定めた方法でお前達と友誼を深めた」
バルカンのダーガン:「戦い、戦い、強いほうが残る」
バルカンのダーガン:「そして最後まで残った者だけが、あの方と並ぶ権利を持つ。そうだろう」
藍花:「……。」
バルカンのダーガン:「……その道のりに殉じられること、これ以上の歓びはない。お前もそうしてやる、藍花ァッ!!!」
バルカンのダーガン:◯赤竜深化/狂乱
アッシナが倒れた時自動発動。「赤竜化/赤い翼」と「赤竜化/矢溶かしの加護」を失う代わりに、「◯2回行動」を得ます。
藍花:「……それは」ゴクリ、と唾をのむ。
藍花:「違う、そんなことはない」
シアストリス:「……」
藍花:「違うはず、なんだ」
バルカンのダーガン:「何が違うっ! お前が今まさにしていることだろうに!」
藍花:「うぅ……!だって私は、私とシアちゃんは、みんなは」
藍花:「うるさい!私はおまえとは違うと言った!」
バルカンのダーガン:「いいや同じだ! 感じないとは言わせんぞ! 相手を踏みにじり、葬る時の歓びを!!」
バルカンのダーガン:「さあ来るがいい、出来損ない!!」
藍花:じゃあリザードマン殴るね……
GM:草
GM:でもいいのかい? メインアタッカーが殴らなくて……
モーグ・メタラージ:この流れで死ぬリザードマン、八つ当たりに見えて草
モーグ・メタラージ:好きな方をやっていいぜ!
藍花:リザードマンが じゃま^^
GM:草
GM:来い!
藍花:甲皮つかいます
GM:OK
藍花:3 2d+15+3 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+15+3) → 6[5,1]+15+3 → 24
#2 (2D6+15+3) → 8[4,4]+15+3 → 26
#3 (2D6+15+3) → 7[2,5]+15+3 → 25
赤竜化したリザードマン_2:全弾命中
藍花:3 k20[(10+0)]+14+5$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+19 → 2D:[3,6]=9 → 7+19 → 26
#2 KeyNo.20c[10]+19 → 2D:[6,1]=7 → 5+19 → 24
#3 KeyNo.20c[10]+19 → 2D:[2,5]=7 → 5+19 → 24
赤竜化したリザードマン_2:死!
シアストリス:かわいそ…
藍花:「出来損ない、出来損ない、出来損ない……誰も彼もが!」悲鳴のような絶叫が響く
藍花:陽炎のように揺れる瞳がリザードマンを捉えた
シアストリス:「藍ちゃん……」熱気がこちらまで伝わってくるような錯覚。
赤竜化したリザードマン_2:「……ヒ、ィ」
赤竜化したリザードマン_2:理性を失ったはずの赤竜兵が気圧され後ずさる
藍花:「私をそうやって呼ぶなぁぁあああああ!!」そのままリザードマンに肉薄!左の爪がその首を捉え、ぺきり、と小枝を折るかの如くへし折った。
赤竜化したリザードマン_2:「ギャッ……!?」藍花の赤熱した爪に触れた瞬間、ボロ屑のように赤竜兵が崩れ落ちる
バルカンのダーガン:「何を悲しむ!! 出来損ない! 俺達は! だから! それに気づいた! 力を求められた! だからこうなれたんだろうが!!」
藍花:「う゛ぅぅぅ、私は出来損ないなんかじゃないッ!そんなのは、そんな世界はもううんざりだ!!」
バルカンのダーガン:敵の手番
バルカンのダーガン:こいつじゃない
赤竜式タロス:◯全力攻撃:打撃点+4、回避力-2
赤竜式タロス:対象グレン、命中17!
グレン・ネルス:2d+10+1 回避力
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+1) → 6[2,4]+10+1 → 17
赤竜式タロス:ちぃーっ!
イディー:ナイスゥ
藍花:よし
赤竜式タロス:タロスが赤熱した刃を振るう
グレン・ネルス:「お前は後!」刃を弾き返す!
シアストリス:いくらグレンがタフでもダメージを受けないに越したことはないからな
赤竜式タロス:「……!」
バルカンのダーガン:2回行動
バルカンのダーガン:以下を2回繰り返します
▶乱撃:同じエリアの相手3人にまで近接攻撃を行います。
◯追加乱撃:乱撃で攻撃が命中した相手全員にもう一度近接攻撃を行います。ラウンド1回まで。
バルカンのダーガン:翼がなくなって命中は14
バルカンのダーガン:2d6+14
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (2D6+14) → 8[4,4]+14 → 22
バルカンのダーガン:回避どうぞ!
藍花:カウンター!
バルカンのダーガン:OK、来い!
藍花:2d+15+3 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+15+3) → 7[4,3]+15+3 → 25
バルカンのダーガン:ダメージどうぞ!
藍花:k20[(10+0)]+14+5$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+19 → 2D:[6,4 3,3]=10,6 → 8,4+19 → 1回転 → 31
バルカンのダーガン:21ダメージ!
バルカンのダーガン:もう一回いくぞ!
藍花:これで追加乱撃はなし
バルカンのダーガン:2d6+14
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (2D6+14) → 8[2,6]+14 → 22
バルカンのダーガン:回避どうぞ!
藍花:2d+13+1 回避力
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+13+1) → 7[5,2]+13+1 → 21
藍花:んんっ
藍花:これは指輪割るわ
バルカンのダーガン:なにっ
バルカンのダーガン:OK!回避!
バルカンのダーガン:「オオオオオオオオオオッ!!」
バルカンのダーガン:ダーガンの炎の翼が吹き消え、両肘から吹き出す!
藍花:「GRAAAAAAA!」応えるように吠える。怒りの雄たけびを。歓喜の歌を。
バルカンのダーガン:今までを遥かに超えるスピードで藍花に突貫!
バルカンのダーガン:「さあ、殺し合いだ!!」
バルカンのダーガン:拳を振り下ろす! 振り上げる! 丸太のような足での蹴り!
藍花:目にも止まらぬスピード。だが、その姿を金色の瞳が確かに捉えていた。
藍花:「AAAAARGH!!」蹴りを右手で受け止め、その勢いで回転しながら左爪を突き立てる!
バルカンのダーガン:「ぐおおおおおおおおっ!?」
藍花:人の戦い方からはおおよそ遠い、それは獣の戦
赤竜の血:そうだ、いけ。
赤竜の血:(((私のほうが強い。殺せ!)))
藍花:「そうだ、私の方が、強いんだァ!」爪で切り裂き、牙を立てる!その右手の指輪が音を立てて砕け散る。
バルカンのダーガン:「グ、オオオッ……!? この状態の俺が、押される……ッ!?」
白騎士リーキ:「これは……まるで……」
ポーウェル:「うん、見たことあるね、アレ」
ポーウェル:「あれは……そう……」
バルカンのダーガン:「この圧力、殺気……! ダーテ様……!?」
モーグ・メタラージ:「……チッ」
藍花:「藍花だと名乗ったはずだ!私が、私こそが……!」
バルカンのダーガン:冒険者たちの手番!
グレン・ネルス:とりあえずフックショットで元の位置に戻ります
GM:カモン!>グレン
グレン・ネルス:ダーガンにチェーンフッカー
グレン・ネルス:2d+11+5 命中力/チェーンフッカー1H投
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+5) → 4[3,1]+11+5 → 20
バルカンのダーガン:2d6+12
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (2D6+12) → 6[2,4]+12 → 18
バルカンのダーガン:命中!
グレン・ネルス:k0[(13+0)]+11+5$+0#0 ダメージ/チェーンフッカー1H投
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+16 → 2D:[6,3]=9 → 3+16 → 19
バルカンのダーガン:9ダメ!
グレン・ネルス:続いて剣
グレン・ネルス:2d+11+5 命中力/フランベルジュ2H
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+5) → 8[4,4]+11+5 → 24
バルカンのダーガン:2d6+12
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : (2D6+12) → 8[3,5]+12 → 20
バルカンのダーガン:命中!
グレン・ネルス:k38[(10+0)]+12+5$+0#0 ダメージ/フランベルジュ2H
<BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+17 → 2D:[4,4]=8 → 10+17 → 27
バルカンのダーガン:17ダメージ!
イディー:いいぞぉ
グレン・ネルス:「おらっ! 戦線復帰ッ!」ダーガンの胴体に鎖が絡み、巻き取る反動で飛び移る!
バルカンのダーガン:「ぬううっ、小癪な!?」
グレン・ネルス:「壱の型、頭蓋割りッ!」そのまま脳天に一撃をかます!
バルカンのダーガン:「ヌウウウゥッ!?」
藍花:「邪魔を……」言いかけ、苦し気に頭を押さえる。「……ありがとう、グレン」
バルカンのダーガン:全身から炎を吹き出して対抗するが、剣が額を割る!
グレン・ネルス:「おうよ」短く返答する
グレン・ネルス:手番終了!
シアストリス:私のターンだ
シアストリス:ドロー
シアストリス:【怒涛の攻陣Ⅲ:旋刃】
シアストリス:命中+1、物理ダメージ+1
藍花:バルカンは素で炎無効なんだよね?
GM:ですね
GM:炎無効は種族能力
シアストリス:エンポンにする?
藍花:そうねチャンポンしてもらうか
シアストリス:バトルソング届かないからね…
シアストリス:エフェポンって操霊だっけ
グレン・ネルス:操霊
シアストリス:チャンポンしか見つからねえ!
藍花:エフェクトは魔動機よね
GM:エフェポンは魔導機
モーグ・メタラージ:うむ、チャンポンでよか!
グレン・ネルス:すまない、思いっきり見間違えていた
シアストリス:どおりで何度探しても見つからないわけだ
シアストリス:うおおおチャンポン!
藍花:ポンポンしていけー
シアストリス:アンナマリーア見ました
シアストリス:料金1MP!
GM:おかしいよ!
藍花:モーグとかにも一応かけたら?
GM:DLsite並に無法なクーポン
シアストリス:藍ちゃんモーグに配ってあげよう
藍花:ありがとう
シアストリス:2d+9+1+0 操霊魔法行使
<BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+1+0) → 8[2,6]+9+1+0 → 18
モーグ・メタラージ:たすかる
シアストリス:物理ダメージ+1!
グレン・ネルス:グレンが省かれていて泣いた
バルカンのダーガン:くそおお来い!
GM:もう次のターンはないからね
藍花:ここで殺す!
シアストリス:びた一文無駄にするつもりはない!
藍花:巨腕!
グレン・ネルス:なんてやつだ……
シアストリス:「……わかった。でも、」私も一緒に。
シアストリス:「ホルス、行くよ。”纏って”」
ホルス:「ピ」
ホルス:ホルスは深く頷くと――――
砂の神:緑の光が藍花の両腕に纏われる
バルカンのダーガン:「今更そのような微かな加護程度!」
藍花:「……うん、いっしょ、一緒だから」苛烈な炎を包み込むように光が両手に集う。かちかちと鳴る牙が身の内で暴れ狂う衝動を表すように、だが瞳には僅かな理性の光を宿らせて。
バルカンのダーガン:ダーガンが両腕から炎を吹き出し、藍花に迫る。
藍花:三連撃だ!
藍花:3 2d+15+3 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+15+3) → 2[1,1]+15+3 → 20
#2 (2D6+15+3) → 10[5,5]+15+3 → 28
#3 (2D6+15+3) → 5[4,1]+15+3 → 23
藍花:!!!!!!
GM:あ
グレン・ネルス:あっ
藍花:出ましたよ!!!!
赤竜式タロス:★セブンスヘブン
全エリアのどこかでファンブルが発生すると何かが起こります。
赤竜式タロス:カチリ
シアストリス:えっ
赤竜式タロス:その時、タロスから妙な音が鳴った。
グレン・ネルス:「なんだ今の音」
イディー:「え…?」
赤竜式タロス:そのタロスは……この地の、魔法文明時代から残る遺跡から作られていた。
シアストリス:「……?」
モーグ・メタラージ:「……ぁぁ?」
赤竜式タロス:機能は運命を乱し、変える。
藍花:「……?」妙に耳に残る音に小首をかしげる
赤竜式タロス:良くも、悪くも
セブンスヘブン:次の瞬間――――
セブンスヘブン:藍花の両腕から赤と黒の入り混じった炎が吹き出した!!
シアストリス:「!?」
セブンスヘブン:その炎はかつて砂漠で見た赤竜の炎に近い。炎を受け付けぬ藍花の身すら焼く炎!!
グレン・ネルス:「うおっ!? なんだそりゃ!?」
藍花:「……!」これは、運命の導きか、或いは……?だがその思考は痛みによって中断された「うぐぁあァァアァ!」
セブンスヘブン:2d6 藍花へのダメージ
<BCDice:セブンスヘブン>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 4[2,2] → 4
セブンスヘブン:藍花は一発目の攻撃自動命中&このターン全攻撃確定クリティカル
セブンスヘブン:ダメージ計算式の最後に$12をつけねい
藍花:わい
セブンスヘブン:3発だからダメージ量おまけ♡
セブンスヘブン:2 2d6
<BCDice:セブンスヘブン>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6) → 11[5,6] → 11
#2 (2D6) → 9[3,6] → 9
セブンスヘブン:もってけ! 合計24ダメージ
モーグ・メタラージ:ウワーッ!
藍花:全部クリティカル!?
藍花:3 2d+15+3$12 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : 繰り返し対象のコマンドが実行できませんでした (2d+15+3$12 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳)
モーグ・メタラージ:威力表ダイスになってないぜ
藍花:+$12?
グレン・ネルス:kが抜けてる
モーグ・メタラージ:最初、最初
モーグ・メタラージ:2dじゃなくてk
GM:あ、命中は自動命中でOKです
GM:今回は最初のボーナスということで確定命中+クリティカル✕3
藍花:しまった間違えてた
藍花:3 k20[(12+0)]+14+9$+0#0$12 ダメージ/尻尾2H#
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : 繰り返し対象のコマンドが実行できませんでした (k20[(12+0)]+14+9$+0#0$12 ダメージ/尻尾2H#)
藍花:3 k20[(10+0)]+14+9$12
<BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]m[12]+23 → 2D:[1,4 5,1]=12,6 → 10,4+23 → 1回転 → 37
#2 KeyNo.20c[10]m[12]+23 → 2D:[3,2 3,4]=12,7 → 10,5+23 → 1回転 → 38
#3 KeyNo.20c[10]m[12]+23 → 2D:[2,6 1,5]=12,6 → 10,4+23 → 1回転 → 37
バルカンのダーガン:わぁ
バルカンのダーガン:c(37+38+37-30)
<BCDice:バルカンのダーガン>:DiceBot : c(37+38+37-30) → 82
バルカンのダーガン:撃破! フィニッシュロールどうぞ!
シアストリス:ひぇ…
イディー:ナイスゥ!
モーグ・メタラージ:こわ~
グレン・ネルス:30軽減して82ダメージ……?
グレン・ネルス:もしかしてメタガをやっていたのか……?
シアストリス:このダメージ何か…変…
赤竜の血:「何を戸惑っている」
赤竜の血:(((力の使い方を教えてやろうか!)))
藍花:熱い、痛い、苦しい……救いを求めるようにその言葉に縋る
バルカンのダーガン:「ぐ、オオ……!!?」
シアストリス:「藍ちゃんっ!」
藍花:声が、音が、色が……その全てが消えていく
藍花:目の前が赤く染まる。頭蓋に怨嗟の声が響き、頭が割れるように痛い。
バルカンのダーガン:「こ、これは……これはァ……!?」
藍花:身を苛む炎がこの苦しみから解放されるための手段を高らかに語り掛けてくる。破壊、蹂躙、殺戮。
藍花:赤い。見渡す限りの赤、赤、赤。あの子と同じ、赤。
"赤竜の夢"トゥム:「――――――」
藍花:あのこが よんでる
"赤竜の夢"トゥム:一瞬、トゥムが笑ったような気がした。あれは黒竜に炎を吐きかけられた時と同じ笑み。
赤竜の血:(((忘れるな。どう取り繕うと『これが ただしい やり方』だ)))
藍花:ぶちり、とダーガンの腕が捥げた
バルカンのダーガン:「…………?」
藍花:微笑みを浮かべた藍花がなんでもないことのように、その腕を投げ捨てる
バルカンのダーガン:「オぉ…………?」
バルカンのダーガン:もう片方の手ではパキリ、と焦熱の指輪が砕けた。
バルカンのダーガン:「な、ア、ア…………」ダーガンが藍花の目を見た
バルカンのダーガン:「…………は、はは、ははは…………」
藍花:一歩ずつ、前へ歩む。戦闘中とは思えぬまでの穏やかな表情で弱者を見下ろす。
バルカンのダーガン:「羨ましい、もう、そんなに近くにいるのか」
バルカンのダーガン:ダーガンは笑うと、崇高なものを見るような目で藍花を見上げた
藍花:藍花は答えなかった。
藍花:否、その左手は雄弁に答えた。
藍花:"逃れえぬ死"という答えを。
バルカンのダーガン:次の瞬間、ダーガンの身体は崩れ落ちた。
藍花:「なかよく、なれたかな?」
"赤竜の夢"トゥム:「――――」
"赤竜の夢"トゥム:声は返らない。だが、どこかでトゥムが獰猛に笑ったような気がした。
赤竜式タロス:「…………コ、レハ……」
GM:さあ、トドメを刺すならどうぞ
モーグ・メタラージ:なら動くぜ
藍花:いけー!
モーグ・メタラージ:徹甲矢露払い、命中は24
赤竜式タロス:必中!
モーグ・メタラージ:黒炎5、ダメージ!
モーグ・メタラージ:k28[(8+0)]+12+9$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
<BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[8]a[+1]+21 → 2D:[6,2 1,2]=9,4 → 9,3+21 → 1回転 → 33
赤竜式タロス:25ダメージ!
赤竜式タロス:惜しい、残り3!
藍花:イディーにすべてが託された
モーグ・メタラージ:チッ、殺しきれなかったか!
モーグ・メタラージ:手番終了!HP37>32!
モーグ・メタラージ:「……あーあー、面倒ごとばかり増えやがる」ぎり ぎりり
モーグ・メタラージ:「だから、この場はとっととお開きにしようや」ひゅ パッ
赤竜式タロス:「!!!」バキン!
モーグ・メタラージ:―――ダガァァァァァァン!!!!
赤竜式タロス:タロスの鋼鉄の鎧を矢が貫く!
モーグ・メタラージ:黒炎をブースターにした一射が、鎧を貫通する!
赤竜式タロス:「グ、ガ……!?」
モーグ・メタラージ:「ち、かてぇな……おら、仕舞にするぞイディー」
イディー:「まだ動くか…。了解。ホルス、ロックオンだ。」
白騎士リーキ:「……! いかん、私としたことが戦いに恐怖すら覚えるとは」
爆発で気がついたように首をふる。
ホルス:「ピ!」
ホルス:「イディー、ハヤクオワラセヨ」
イディー:タゲサ、エフェバレ水!
ポーウェル:「いいなあ…………今すぐ戦えないかなあ…………!」
イディー:「OK、ホルス」BLAM!!
イディー:2d+9+5 命中力/テンペスト2H
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+5) → 9[3,6]+9+5 → 23
イディー:k20[11]+13+0 ダメージ
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+13 → 2D:[6,5 1,4]=11,5 → 9,3+13 → 1回転 → 25
ホルス:ヒューッ!
イディー:イェア
藍花:もはやモーグが倒しきれなかった、というより念入りに殺しにかかってるようにも見えるの笑う
赤竜式タロス:撃破!
シアストリス:キメた!
グレン・ネルス:生存者いねえんじゃねえか?
藍花:いないな
赤竜式タロス:2d6+11
<BCDice:赤竜式タロス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11) → 5[1,4]+11 → 16
赤竜式タロス:生死判定失敗!全員死亡!
藍花:追手は念入りにころしておかないとね
赤竜式タロス:「!!!」
赤竜式タロス:バガァン! タロスの頭部を銃弾が吹き飛ばす
イディー:モーグの矢の勢いで弱まった炎を水の弾丸が完全に鎮火!
GM:【戦闘終了――――冒険者たちの勝利】
闘技場の戦果
赤竜式タロス:動力を失ったタロスはゆっくりと崩れ落ちた。
イディー:「ふぅ…。いやぁ、事故が多発してしまったね。」
白騎士リーキ:「ウム、よくあることだ!」
シアストリス:「…………」
グレン・ネルス:「終わったか……あーあーこりゃひでえ」
白騎士リーキ:鷹揚に応えるリーキ、だが周囲は……
藍花:「あ、はは、は……」じゅうじゅうと音を立て、全身から炎のようなオーラが立ち上り、消える。
モーグ・メタラージ:「はぁ……」
GM:上半身が黒炎で吹き飛んだ死体、赤竜兵の残骸
バルカンのダーガン:そしてなにより、原型すら留めない死体が遺されていた
イディー:こわ
モーグ・メタラージ:何て恐ろしい怪物なんだ……やっぱり赤竜病はコワイゼ
藍花:「……。」目の前の惨憺たる有様に口を覆う。「う、うぉぇぇ……」
藍花:これを自分がやったのか?吐き気がこみ上げる。
シアストリス:こりゃ凶悪犯の犯行に違いありませんな
モーグ・メタラージ:「……ふん」ちらりと、リーキとポーウェル以外の蛮族の反応を見やる
ポーウェル:「いやーすごいね! さっきの藍花ならいつでも戦いたいくらい!」
蛮族:「…………」
トロール:「……お、おお……」
トロール:蛮族ですら、藍花の有り様には戦いているようだった。
モーグ・メタラージ:(この場に置いてもなお異常、と、余計な話が立つなこりゃ)
トロール:当然である。彼女の先ほどの戦いの苛烈ぶりは四天王のダーテに比するものだったのだから。
藍花:「……。」呆然と己の左手を見つめる。
赤竜式タロス:敵の中で唯一原型を残したものといえば、タロス程度のものだ
シアストリス:大丈夫?イディーに解体されない?
白騎士リーキ:「しかし困ったな! 連中の持っていた魔剣、すべて戦いで吹き飛んでしまった!」
赤竜式タロス:魔法文明時代の遺産だからセーフ
藍花:「それは……ごめん、なさい」リーキの言葉に頭を下げる
シアストリス:「藍ちゃん、ケガしてる」
シアストリス:シアは手を伸ばす。
藍花:「う、シアちゃ……危ない、よ」びくり、と震え、シアへ伸ばしかけた手を引っ込める
藍花:愉しかった。そう、ひどく、愉しかったのだ。その事実が藍花を何よりも深く傷つける。
藍花:「そ、そう、だよね。いつも、のこと。」浅い息を繰り返し、ようやく右手だけをシアへと伸ばした
シアストリス:「……」翠の瞳が傷を診る
イディー:「ふむ…残った戦利品は…これかな?」タロスの残骸を漁る
モーグ・メタラージ:「あー、確かに派手に……あぁ?なんかあったか?」
グレン・ネルス:「なんか残ってねえのか?」
赤竜式タロス:ではイディーはタロスの身体の中から一組のサイコロと、メモを見つけます
白騎士リーキ:「全く構わん! だが報酬はどうするか……」
イディー:「見たまえ、なんか四角いアーティファクトだ」
モーグ・メタラージ:「なんだそりゃ?骰子……?」
シアストリス:「? いつもしてること」
イディー:「タロスの動作には必要ない部品だろうし、凝った装飾もある。きっと値打ちものだよ。」
セブンスヘブン:それは2つ一組のダイス
セブンスヘブン:先ほど藍花の身に起こったことと関係あるとは思えないが……
セブンスヘブン:売価:売買不可
正体不明の女神と邪神が一の目に刻まれた奇妙な二つ一組の六面体ダイス。
所有しているだけで効果あり。PCの誰かがファンブルを起こした時に、1シナリオ1回のみ出目をクリティカルに変更することができる。
ただし効果発動直後、所有者にはなんらかの不幸が発生し、2d6+ボウケンシャLvの軽減不可魔法ダメージを受ける。
イディー:「と書いてある。」
セブンスヘブン:あ、メモはそうじゃないです!
藍花:草
モーグ・メタラージ:だよねw
セブンスヘブン:イディーは学識で効果が分かったことにしましょう
シアストリス:マニュアルそのまま入れてんじゃねえぞ過去の人!
セブンスヘブン:運命を"より面白く転がす"力を持つアーティファクトです
モーグ・メタラージ:「……不運を幸運にぃ?うさんくせぇ話だなオイ」
白騎士リーキ:「フム、だが報酬となるのはそれくらいか。持っていってくれたまえ」
イディー:「まぁ、魔法文明時代のモノだからねぇ、なんでもありさ。」
イディー:「これからのボクたちの運命を面白く転がしてもらおうじゃないか。」
シアストリス:「……火傷」ぱちぱちと瞬く。
藍花:「火傷、うん、そうみたい」藍花の二の腕には引き攣ったように黒く焼け焦げた火傷跡
グレン・ネルス:「もらえるんならもらっとこうぜ」
白騎士リーキ:「だが、そのメモはなんだ?」リーキはセブンスヘブンの傍らに畳まれた小さな羊皮紙のメモを指差す。
イディー:「ふむ。」
白騎士リーキ:「えーと、ペ、る、シカリアへ?」
白騎士リーキ:「ふむ、誰ぞにあてたものだ?」
藍花:「!?」ひゅっと息をのむ
イディー:「ふぅむ…藍花君、読めるかい?」
シアストリス:「痕が残らないように、今治すから───」シアの声が遠く響く。
藍花:瞳がその手紙に吸い寄せられるように向けられる
モーグ・メタラージ:「……おい、その呼び方は……確か」
GM:さあ、シアの治療か、姉のメモか、どちらを選ぶのかな?
藍花:うわーん!
白騎士リーキ:「ふむ、コリザンテ殿の書いたメモのようだな」
シアストリス:今回赤竜方面の勧誘強すぎだろ!
藍花:ここは乗ろう。姉メモに
モーグ・メタラージ:「……」苦虫を嚙み潰したような顔をする、増々面倒だ
藍花:ふらり、と足が手紙へと向かう
シアストリス:「あ……」
モーグ・メタラージ:陰謀だの企みだのより、ランファの精神状態が一番面倒だ
藍花:大丈夫、この程度の傷なら後で治せるから……友にかけるそんな些細な言葉すら浮かばない。
白騎士リーキ:「ふむ、心当たりが?」メモを藍花に渡した。
藍花:「うん」掠れた声で返し、メモに目を落とす
コリザンテ:『かわいいペルシカリアへ』それは、藍花にとってひと目で分かる文字だった。
藍花:(姉様……)
藍花:メモを握る手に力がこもる
コリザンテ:『これを読んでいるということはお父様の企みは失敗したってことね。
ま、ダーガン達程度が強いペルに勝てるわけはないけれど
このダイスはお祝いと止められなかったお詫び、もらっておいて』
コリザンテ:『ね、頼みたいことがあるの。焦熱の楽園で待ってるから
――コリザンテ』
藍花:ぞわりと全身の肌が粟立った。
藍花:それはまるで耳元で囁きかけてきているかのような……
グレン・ネルス:「なんて?」ランファへ
藍花:悪寒を払うように首を振り、メモをくしゃりと握り潰す
藍花:「このダイス、くれるって」
藍花:「コリザンテ姉様が、そう言ってる」
白騎士リーキ:「ふむ、コリザンテ殿が? 確かにダーテ派からの使者なら理屈はつくな」
イディー:「ふぅむ、そこまで見越しているとは。末恐ろしいね」
グレン・ネルス:「そうか」
モーグ・メタラージ:「……(ポリゴナムの指示だと言ってたが、何処までだ?)」
藍花:「あと……」一瞬の躊躇
藍花:「焦熱の楽園で待ってる、って」
モーグ・メタラージ:(どこまでがコリザンテの企みだ?)「……そうかよ」
イディー:「ふむ…」
グレン・ネルス:「そうか……うーん」
藍花:「コリザンテ姉様なら、助けてくれる、かも、しれない」
イディー:「でも遺産ないだろう、そこ」
シアストリス:「…………」
ホルス:「ビ」
ホルス:イディーを突いた
藍花:「……まだ調べてないから、ないと決まったわけじゃない、よ」
グレン・ネルス:「でもカンヌ討伐するならいつかは行かなきゃいけねえぞ」
モーグ・メタラージ:(冷静になりゃ、ランファの名前も覚えてねぇ奴がわざわざこんな仕掛けをするかも怪しい……)
イディー:「ボクは心配だよ。今のままの藍花君がポリゴナムに会いに行くのはね。」
シアストリス:「心配?」
モーグ・メタラージ:「あーくそ、完全に別枠の企みしてやがるなぁ……はぁ、全くだなクソ」
シアストリス:心配?
シアストリス:心に気配っている…?
イディー:まさか…洗脳…!?
グレン・ネルス:貴様は誰だ!
シアストリス:やっぱりオーガが紛れ込んでやがったか
グレン・ネルス:本物のイディーをどこへやった!
シアストリス:その妙に高い出目でバレバレよ!
藍花:草
イディー:つつかれたので、人の心を使って遺産の方へ誘導しようとしています
藍花:こいつ
GM:こいつ~
シアストリス:心を配するな
藍花:「エディルネを助けるためには、ウルカナの後ろ盾が必要、だから、カンヌは倒さないと。だよね。」
イディー:「それはそうだが…」
モーグ・メタラージ:「イディーはどうせ遺産がねぇから別の理由言ってるだけだろうが、今すぐ吶喊するにゃお前が不安定過ぎだ」
藍花:「……不安定?」
イディー:「ぐぬ…やりにくくなったもんだよ全く…」
モーグ・メタラージ:「自覚がねぇか?お前、あんだけ力に溺れて暴走してるような言動しといてよ」
モーグ・メタラージ:いい加減、なぁなぁで済ませるのをやめて正面から言う
藍花:「……ッ!」
藍花:反論しようとして、何一つ反論する余地がないと気づく。
グレン・ネルス:「責めてるわけじゃねえが、俺にまで殴りかかりそうな勢いだったぞお前」
藍花:「そ、んなこと……」
"赤竜の夢"トゥム:藍花
まってるよ
ダーテはもうすぐ来てくれる
あなたは?
モーグ・メタラージ:「……別に、俺ぁ心なんぞ読めねぇからな、言っておくぞ」
藍花:ふるふると首を振る。「知らない。何も聞こえない。聞きたくない!」それは心の中に響く声への恐怖か、モーグの追求への恐怖か。
モーグ・メタラージ:「知るかよ」
シアストリス:「藍ちゃん……」
モーグ・メタラージ:「―――言いたいことがあるなら、言え、それだけだ」
藍花:「……。」両手で頭をおさえたまま引き攣った顔をモーグへ向ける。
モーグ・メタラージ:「誤魔化したままにすんのは……お互いに、良いことじゃねぇよ」散々、自分がそうしてきたからこそ
モーグ・メタラージ:正面からそう言った
藍花:「……ぅ」痛みを堪えるように、どこか眩しそうに顔をしかめた。「わか、った」
白騎士リーキ:「んー、オホン!!」
藍花:「わ」
白騎士リーキ:「ふむ……仲間同士の信頼は大事だ! だが!!」
ポーウェル:「う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」うずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうず
モーグ・メタラージ:「……あー」
モーグ・メタラージ:「よし、帰るか」
白騎士リーキ:「このままお前達がここにいると、ポーウェル様に襲われかねん!」
ポーウェル:「え~~~~~!? やらないのお!!?」
藍花:「それは困る」ぎょっとして首を横に振る「やらない」
グレン・ネルス:「またの機会でお願いします」真顔
シアストリス:「今は無理」
イディー:「逃げろー!」
モーグ・メタラージ:「誰がやるか、ほら、規律、規律」
ポーウェル:「そっかー、じゃあリーキ、付き合って」
白騎士リーキ:「え」
藍花:「ありがとう、よろしくリーキ」
モーグ・メタラージ:「よし、じゃあな」
白騎士リーキ:「待て、お前たち、ああは言ったがもう少し残っても、ほら、すこしだけでいいから、まって、あ、ああ、ウワーーーーーーー!!」
イディー:「次来るときまで生きてるといいね」
GM:◆◆◆
エリア:奴隷街区-タヌキ亭
GM:【DAY38午後 世慣れたタヌキ亭】
GM:君達はダルクレム神殿を後にし、酒場に帰ってきた
グレン・ネルス:「ただいまー」
イディー:「ふぅ…激しい散歩になったね…」
藍花:「………うん」
シアストリス:「……」息を吐いた。
ミケ:「あ、おかえりなさーい!」
モーグ・メタラージ:「9割方は心労だろありゃ……おう」
ミケ:「なんか疲れた顔してますね! ハチミツが手に入ったので水割り作っちゃいますね!」
グレン・ネルス:「分量間違えるなよ……?」
グレン・ネルス:体力は削られたが外傷はない。なんだかんだで被弾0である
藍花:「ありがとう、ミケ」椅子へと座りこむ
ミケ:「むぅ、失礼な!」
藍花:「シアちゃん、その……」
藍花:「さっきは、ごめん」
シアストリス:「?」
藍花:「せっかくシアちゃんが治してくれようとしてたのに」
藍花:火傷跡を軽く撫でる
シアストリス:「んーん。」
シアストリス:「藍ちゃんがいいなら、いい。」
藍花:「……うん」
ホルス:「シアは、ヤサシイ」
藍花:「優しいところは、昔から変わらない、ね」
藍花:どこか懐かしむように目を細める
シアストリス:「そう?」
藍花:「そう」
シアストリス:「なら、よかった。」
シアストリス:「ともだちとしていられるなら、よかった。」
藍花:「うん、ともだち」震える両手でそっとシアの白く小さい手を包み込む
ダムール:「……なんかあったみてえだな」男連中にこっそり話しかける
グレン・ネルス:「そろそろ危ねえかもしれねえ、あいつ」
モーグ・メタラージ:「根が複雑すぎて面倒くせぇ、放置もできねぇのが特にな」
ダムール:「なるほどな、だがそういう時こそお前たち男が踏ん張らねえとダメだぞ」
ミケ:「あ、マスター、そういうの前時代的って言うんですよ~?」
ダムール:「なにっ!?」
イディー:「シア君がいるから大丈夫だろ」
モーグ・メタラージ:「そうも言えねぇぞ」
グレン・ネルス:「居てあれだから問題なんだろ」
モーグ・メタラージ:「シアストリス、ありゃランファが良いなら、で流すだろ」
グレン・ネルス:「いざという時のストッパーになるかちょっとわからねえ」
イディー:「ふぅむ…」
モーグ・メタラージ:「あとなぁ……ランファ、あいつアレで色々と誤魔化してるだろ、さっきの感じ」
モーグ・メタラージ:「腹割って話さねぇと、余計な爆弾抱えたままだ、ありゃ」
イディー:「自覚がない…というよりは目を背けている感じはしたね」
モーグ・メタラージ:「別に、それでも安定してんならいいかと放置してたが……外から余計に突っつく奴がいるようだからな」
グレン・ネルス:「お前くらい単純ならなあ」ミケを見た
ミケ:「ム! 失礼な! 私だって考えてることくらいあるんですよ!」
イディー:「それこそバーサーカーまっしぐらだろう」
グレン・ネルス:「ふむ、聞こうか」
モーグ・メタラージ:「はぁ……パンの数か?スープの量か?」
ミケ:「新しい食事のメニュー!! この前、すごくいい香りのヒノキが手に入ったので、木くずにしてパンに入れてみようと思うんです!」
モーグ・メタラージ:「入れるなアホ、ボケ、バカ」
ミケ:「アホ、ボケ、バカァ!?」
モーグ・メタラージ:「ったく、ともあれ……やっぱ一度話すべきだろ」
グレン・ネルス:「まともなことを言ってると一瞬思ったがまともじゃなかった」
グレン・ネルス:「そうだなあ」
モーグ・メタラージ:「"俺らを含めて"な」
モーグ・メタラージ:「色々見てきたんだ……"どうしたいか"は、考えとくべきだろ、俺らもよ」
イディー:「そうだねぇ、どうやらうまい事誘導しようとする試みはバレてきているようだし」
イディー:「ここらで方針を話し合うのもいいかもしれないね」
ルーサ:「なるほど、どうやら私の出番のようですねっ!」にゅっ
ルーサ:突如、君達の中心にルーサが生えてきた
イディー:「うわっ、どこから…」
シアストリス:「ルーサだ」
グレン・ネルス:「よし帰れ」
ルーサ:「ひどっ!!?」
藍花:「ルーサ、どうしたの?」
ルーサ:「フフーン、いいんですか? そんな態度をとって。私はいまひじょーに重要な情報を握ってるんですよ?」
モーグ・メタラージ:「ホルドが呼んでるとかだろ」
ルーサ:「おっと藍花さん、よくぞ聞いてくれまし…………」モーグを見る
モーグ・メタラージ:「じゃ、行くか」
グレン・ネルス:「おう」
藍花:「わかった」
モーグ・メタラージ:立ち上がって上の階へ
イディー:「はーい」
ルーサ:「えーん!! 先に言わないでくださいよぉ!!」
前半感想戦~後半開始
GM:お疲れ様でした!
グレン・ネルス:お疲れ様でした!
イディー:お疲れさまでした!
シアストリス:お疲れさまでした!
GM:というわけで予想外の激闘とダイスの女神の気まぐれにより前後編になりました、すまん!
モーグ・メタラージ:お疲れ様でした!
藍花:お疲れ様でした!
GM:でもナイスロールが見れたのでGM的には嬉しい……
モーグ・メタラージ:びっくりだぜ
イディー:よかったねぇ…
藍花:こんなことになるなんて……
シアストリス:うおっすげえダイスの女神…加減して…
GM:シアが引き戻してくれると思ったところでファンブル爆発
セブンスヘブン:ダメです
シアストリス:ひーん!
藍花:ここまできれいにダメですされるとは思わなかった
モーグ・メタラージ:うーんびっくり
イディー:どうなっていくのか楽しみであり怖くもある
モーグ・メタラージ:モーグもすっかりツンデレクソタラシになってきて……
藍花:シアと仲間への信頼を背に「私はおまえとは違うんだ」アタックを決めてやるつもりだったのに
GM:モグ藍が摂取できてホクホクのGM
藍花:どうして……
赤竜の血:お前はこっちや
藍花:ひー!
GM:この問題にどう答えを出すかを決めない限り
GM:ダーテに立ち向かえないし、赤竜剣も手に入らないからね
藍花:そうなんだよね
GM:モーグも全く他人事ではない
藍花:一部を通して目をそらし続けてきたことを二部では否が応でも見なければいけない
イディー:ここにきてモグ藍がキーに
モーグ・メタラージ:モーグ自身はまぁ「最終的に全員殺せばいいのだ」を言える輩だからいいけど……
シアストリス:隠れモグ藍派閥歓喜じゃん
モーグ・メタラージ:傷ついてるのが"仲間"だからね
GM:この男、やりおる…
GM:あの真正面から心配するシーンよかったよね
イディー:うむ…
GM:今までずっとシアと藍花の二人の世界にさせてきたのが、変わるシーンだった
モーグ・メタラージ:抱え込んでねぇで言え、聞いてやる
モーグ・メタラージ:ふふふ、前にも言っただろう……
藍花:ちょうどトゥムからの声を否定しようとしてモーグの声がかぶってくるのすごく良いタイミングだった
モーグ・メタラージ:モーグは……百合の間に挟まる男……!
グレン・ネルス:ガ……ガイアッッッ
モーグ・メタラージ:シアランの間にも挟まるし、ラントゥムにもランコリにも挟まるぞ
シアストリス:やれーっ藍ちゃんを救えるなら挟まれーっ!
藍花:めっちゃ挟まってくるじゃん
GM:おのれぇ……!
モーグ・メタラージ:2人のいい空気に「浸ってんじゃねぇぞテメーッ!」から暴言コンボを吐けるクソ野郎
GM:かくいうGMが隠れモグ藍派だったりするからな……(藍シアもすき)
イディー:百合の破壊者…ディケイド
シアストリス:破壊の後に再生があるから…
藍花:でも本当にシア藍は破滅感あるからな
藍花:共依存の果てに
シアストリス:どんどん仲間たちに挟まってもらわないと一瞬で破滅しちゃうからね
GM:シアが道を定めたから、ここからますます藍花がどうするの?が問われてくるんでしょうね
モーグ・メタラージ:それな、あとまぁせにすちさんの依存PCに対しては
モーグ・メタラージ:結構無理やり割り込んでいかないと反応貰えないときがあるからな、知ってんだ俺は(華崎で学習済み)
藍花:ありがとね
モーグ・メタラージ:だからこう……空気読まずにロールしてるところはゴメンネ!
グレン・ネルス:(散々クソデカ矢印を向けられていた人)
藍花:いっぱいいっぱいなところもあって反応かえせないことあるのはごめんね
GM:ククク、ロールプレイパワーのぶつかり合い、いいね……
なんなら事前にこういうシーンやろうぜ、みたいな相談とかもやっていこう
モーグ・メタラージ:しかたなしだぜ、今回は特にすごいことになってたもんよ!
GM:今回は思う存分の藍花いじめ回だった
モーグ・メタラージ:だわね、今回なんでこれがノープランだったんだろ……
藍花:今回は本当にこんなはずじゃなかったんです、というのは高らかに言っておく
イディー:ダイスも交えた藍虐
シアストリス:世界が全力で揉んできてる
グレン・ネルス:メタガで試したら成功したので積極的に提案していこう>事前相談
モーグ・メタラージ:でもまぁ、結果的にランファに絡めて嬉しかったです
セブンスヘブン:藍花も絞れば絞るほどいいダシが出るのよ
モーグ・メタラージ:絡むロールできると嬉しいし楽しいからよ、せにすちさん
藍花:蟹汁
イディー:さすが魔法文明の機械はやることがえげつねぇや
GM:みんなロールプレイ力高いからね、ガンガンやっていこう
せっかくのCPだから色々相談もできるしね
藍花:ではそろそろでぃすこ撤収します!
GM:さて、じゃあ24時だ!ディスコードに撤収!
モーグ・メタラージ:オツカレサマドスエ!
グレン・ネルス:アイヨー
シアストリス:送還判定!
GM:お時間になりました
GM:点呼!
イディー:ウサー
グレン・ネルス:ヴォー
藍花:カニ
シアストリス:スナー
モーグ・メタラージ:ミ゜
GM:ヨシ!
GM:今日もお集まりいただきありがとうございます。
GM:では、始めていきましょう
GM:◆
GM:(前回のあらすじ)
"足場固め"の仕上げにダルクレム神殿での死闘を制した君たち。
今後の方針を話し合うためホルドのところへと向かう。
GM:では再開。
藍花の話
GM:【DAY38 夕・世慣れたタヌキ亭】
ルーサ:ルーサに呼ばれてホルドの部屋に向かおうとした君たちでしたが……
赤竜の血:――――
赤竜の血:急に、藍花は激しい鼓動と身体の熱を感じる。
藍花:「ぅぁ……っ!?」
藍花:胸をおさえ膝をつく
モーグ・メタラージ:「……? おい、どうした」
グレン・ネルス:「おぅっ、急に止まんなよ……どうした?」
赤竜の血:赤竜化進行の兆候か、それとも先程の戦いで無理をし過ぎたか。
シアストリス:「藍ちゃん?」
イディー:「ふむ…少し休んでからにするかい?」
ルーサ:「そういえばダルクレム神殿に行ってきたんですもんね」
藍花:「わか、らない……身体が、あつ、い……」
モーグ・メタラージ:「チ……赤竜病か?」
GM:考えてみればつい先程ダーガン達との死闘を制したばかりなのだ、君たちも無傷ではない。少し休憩したほうがいいだろう。
シアストリス:「ん……」
モーグ・メタラージ:「クソ、自覚的な進行なんざ……あ"ー、普通にあったなクソが」
ルーサ:「ちょっと将軍に待っててもらうように言ってきますね!」
イディー:「あぁ、頼むよ」
ルーサ:「しょーぐん! 藍花さんがあったまってます!!」 声は遠くなっていった
藍花:その場で荒く息を繰り返す。
グレン・ネルス:「どんな報告だ……」
シアストリス:藍ちゃんの傍に居よう
イディー:「ひとまず部屋で横になるかい?」
GM:では君たちの部屋に移動しましょう
藍花:「う、ごめ、ん……なさ……」
モーグ・メタラージ:「うるせぇ、いいから部屋に入れっての」
GM:◆◆◆
赤竜の血:(楽しかっただろう、戦うのは?)
赤竜の血:(嫌われるんじゃないかってビクビク相手のご機嫌を伺う仲良しごっこなんかよりずっと純粋だったろう?)
赤竜の血:(100回のおべんちゃらを重ねるより、ずっとあのバルカンのことが理解できただろう?)
藍花:部屋に入るとふらりとベッドに座り込み、耳を塞ぐ。
藍花:そんなことをしたって、意味なんてないのに
グレン・ネルス:「氷……はさすがにないな、横になってろ。水袋で頭を冷やす」
赤竜の血:(トゥムにどの口で"違う"なんて言えたもんだな)
赤竜の血:(なぁ、"ペルシカリア"?)
GM:部屋で少し横になっていると、徐々に声が遠くなっていった。
GM:鼓動も収まり、額の水袋がひんやりと心地よい
藍花:暫しの休息の後、唸り声と共に起き上がる「ぅぅ、う゛ぅぅ……」
藍花:ぽとり、と水袋が落ちてようやく、自分が横になっていたことを自覚した
藍花:「わたし……」目の前の4人に目を向ける
モーグ・メタラージ:「ぁ?起きたか」
モーグ・メタラージ:「ってぇか、ようやく落ち着いたか、のが正しいな」
グレン・ネルス:「もう大丈夫か? まだ寝ててもいいんだぞ」
藍花:「でも、ホルドに、会いにいかないと」
藍花:言葉とは裏腹に身体はまるで張り付いたように動かない
モーグ・メタラージ:「うるせぇ、ジジイくらい待たせとけ」
グレン・ネルス:「そんな状態で会っても話が頭に入らないだろ」
藍花:「ぅ」グレンの言う通りだ
シアストリス:「……」
シアストリス:「切羽詰まってる、わけじゃない。待てる」
イディー:「まぁ、普段から理解できているとは思っていないが、体調が悪いときに無理はするものじゃない」
藍花:「うぐ……」イディーの言うとおりだ
モーグ・メタラージ:「はぁ……やっぱお前のそれぁ……赤竜病なのか?」
グレン・ネルス:「風邪ってわけじゃなさそうだしな……」
藍花:「赤竜病、そう、だと思う」頷く
藍花:……視線が彷徨い、地に落ちる
イディー:「どれ、簡単な診断でもしてあげようか?」小魔法、ハートレートチェッカーで見てみようかな
GM:いいね
モーグ・メタラージ:「ダーテの連中も散々やってやがるが、やっぱ根本的に異物か……」
GM:ではイディーは判定をどうぞ。1・1だとセブンスヘブンの効果で爆発します
イディー:2d+10+0+0 魔動機術行使
<BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 7[6,1]+10+0+0 → 17
藍花:草
シアストリス:心臓爆発!
モーグ・メタラージ:セーフ
藍花:チッ
藍花:突然爆発するイディーはいなかった
グレン・ネルス:セブンスヘブンの持ち主もあとで決めないとな
イディー:何でもない判定がヒリつくぜ
藍花:たしか共有財産じゃなかった?
モーグ・メタラージ:セブンスヘヴンはアップデートで共有資産だぜ
GM:OK、では魔導機は既に藍花の鼓動が正常になっていることを示している。
少し早いが、通常の範囲内だろう。
グレン・ネルス:あ、そうだったか
GM:ですね>アップデートで共有財産
グレン・ネルス:「どうだイディー?」
イディー:「心音、体温ともに異常はなし。体の方はなんともなさそうだが…?」
藍花:「……。」
藍花:「……その、少し良い、かな」
シアストリス:「?」
モーグ・メタラージ:「なんだ?」
藍花:「皆に話したいことが……話しておかないといけないことがある」
グレン・ネルス:「どうした改まって……」
モーグ・メタラージ:「ハン、もう言ったろうが」
モーグ・メタラージ:「話せよ……そうしねぇと分からねぇ」
藍花:こくり、と頷き小さく息を吸う
藍花:「私は、」声が震え、掠れて消える
藍花:「私は、自分自身が、こわい」
藍花:「私の中には、狂暴で残虐な"私"がいる」膝に置かれた両拳が握られる
モーグ・メタラージ:「……」
藍花:「私は、誰も傷つけたくないし傷ついてほしくないって思ってる」
藍花:「それなのに……」
グレン・ネルス:「ああ、うん」曖昧に返答する。心当たりがありすぎる。
シアストリス:「知らなかった。」
モーグ・メタラージ:「……まぁ、戦いでテンション上がるたびにあんな言動してりゃな」
藍花:シアの反応に小さく息を吐く。それは安堵?恐怖?わからない。
藍花:「それなのに」
藍花:「"私"は、傷つけて踏み躙って何もかもを叩き壊したくて、それが当たり前で正しいって、思ってる」ざわりと鱗が逆立ち、僅かに細めた黒い瞳の奥に欲の紅炎が踊る。
藍花:「わかってる、こんなのはよくない。蛮族と何も変わらない。人族に相応しくない」
シアストリス:「そう?」
藍花:「そう、だよ」
藍花:「だから私はこんな醜い"私"が嫌い。」
藍花:「でも……本当に嫌いなのは、その"私"を否定できない、私自身」
藍花:ぎゅう、と両の爪に力が籠る
藍花:「この間の、赤竜化が進んだ時……コリザンテ姉様が、来てた」
シアストリス:「!」
モーグ・メタラージ:「この前、外に出てなんかしてた時か」
藍花:頷く
モーグ・メタラージ:あの直後に熱を受けぬ身になった、心当たりは十分だ
モーグ・メタラージ:「あいつ、さらりとこっちにまで脚伸ばしてたのかよ……」
藍花:「ここのことも、バレてる……みたい」
グレン・ネルス:「マジ?」
モーグ・メタラージ:「クソがよ、だが……」
モーグ・メタラージ:「……その上で潰さねぇなら、独自の企みがありそうだな」
モーグ・メタラージ:「度々お前に接触することといい、よぉ」
藍花:「たぶん、そうなんだと思う。姉様の考えることはわかったことがないけど」
イディー:「なんともつかめない相手だね…」
シアストリス:「……」
グレン・ネルス:「まさか善意で『汝に力を授けよう……』とかそんなことはないだろうが」
藍花:「どんな考えがあったかはわからない。けど、私は姉様に抗えなかった」がりり、と竜爪が自らの太ももに突き立てられる。
藍花:「皆を守るにはそれしかなかった」
モーグ・メタラージ:「……一応、聞くぜ」
モーグ・メタラージ:「今のァ、本音か」
藍花:言ってから、何かを堪えるようにきつく目を閉じ、首を横に振る。
藍花:「違う」
藍花:「本当は、私がそれを選んだ」
藍花:「コリザンテ姉様を、皆を、シアちゃんを……トゥムさえも、言い訳にしたんだ」
藍花:あの時、姉の手を取りトゥムを視た藍花は誰よりも幸せに笑っていたに違いないのだから。
シアストリス:「私はいいけど。」
藍花:シアの言葉に目を閉じる
モーグ・メタラージ:「はぁ……別に、今までならそう言って放置したがなぁシアストリス」
グレン・ネルス:「つまり俺たちより蛮族の手を取ることを選んだわけだ。あーあ傷つくなー」わざとらしく言った
藍花:「ごめん、なさい」
藍花:「私は、結局"私"だった」肚の底から無尽蔵に湧き上がる傲慢も憤怒も強欲も全て、自分自身のものでしかなくて。赤竜はきっかけに過ぎなくて。
藍花:「いつか皆を傷つけてしまうとわかっていても、私はこの力を手放せない、手放すのがこわい。人族にも蛮族にもなれない出来損ないの私には、力しかないから」
藍花:赤竜の前では人族も蛮族もウィークリングも等しく弱者、故に平等。それは何もかもを失った藍花にとっての福音で、今の居場所も存在価値も幸せも全ては"力"なくして得られなかったという現実こそがどんな言葉より雄弁にその真を謳うのだ。
モーグ・メタラージ:「……その慣れ果てがケペラってぇわけだな」
グレン・ネルス:「今のは冗談だ。……今は、まだな」
藍花:「……。」
シアストリス:シアは首を傾げた。
シアストリス:「藍ちゃんのしたいことなら、なんだってすればいい。」
シアストリス:「その中で、藍ちゃんのなかの藍ちゃんが耐えきれなくなって、悲鳴を上げたとして」
シアストリス:「その時、それに気づけない私が、ともだちとして至らないだけ。」
藍花:「シアちゃんは、優しいね」悲しそうに微笑む
シアストリス:「私が藍ちゃんに寄り添えていなかった。藍ちゃんの本当に言いたいことを引き出せなかった。」
シアストリス:「それだけじゃないの?」
モーグ・メタラージ:「は、じゃあ今どうするって?」
モーグ・メタラージ:「赤竜の力がなけりゃことが為せねぇからと、そう言って振るった結果が破壊者なんだ」
モーグ・メタラージ:「俺ぁごめんだね……ランファがそうなっちまうのはよぉ」
藍花:「モーグ……」
シアストリス:「ならないよ」
シアストリス:「私たちがもっと友達になれれば」
シアストリス:「私、遺産つかえるし」
モーグ・メタラージ:「遺産と赤竜でどっこいだろうが……しかも、リソース的にはあっちのが膨大だしよ」
グレン・ネルス:「それはさすがに楽観的すぎると言わざるを得ないぞシア」
シアストリス:「グレンに言われるなんて」後ずさった。
グレン・ネルス:「お前は優しすぎる。いや"優しい"って表現が適当なのかもわからねえ」
イディー:「まぁ、ケペラ君のようになるのはよっぽどだろうがね」
モーグ・メタラージ:「かもな、だが……コリザンテの誘いのままに赤竜化が進行すりゃ、なるだろ」
藍花:どこかぼんやりと4人を見ながら、ほっと息を吐く。極限まで張りつめていた糸が、皆を見ているとそっと緩むのを感じる。
グレン・ネルス:「"ともだち"が破滅しそうになったとき、それをよしとして一緒に破滅するのはなんか……違うだろ」
シアストリス:「そうなの?」
グレン・ネルス:「俺はそう思う」
藍花:「私だって、シアちゃんには破滅してほしくない、よ」
グレン・ネルス:「俺なら、頭に一発食らわせてこっち側に引き戻すね」
藍花:「……。」
グレン・ネルス:「さっきのは冗談だと言ったな」
モーグ・メタラージ:「あーあー乱暴なこって、その前にこうして話してんだから感謝しろよ」
藍花:「わかってる、感謝してる」
グレン・ネルス:「もしこれから冗談じゃなくなっても、安心しろ」
モーグ・メタラージ:「クソ、調子狂うな……」
グレン・ネルス:「俺がお前を一発ぶん殴って目ェ覚まさせてやるからよ」
藍花:「うん」
モーグ・メタラージ:「……お前も大概楽観だろそりゃ、グレン」
シアストリス:「そうだそうだ」
グレン・ネルス:「俺にできることはそれくらいしかねえからな」頭をかく
藍花:「……きっと」ぽつり、と呟く
藍花:「きっと、今の私はコリザンテ姉様に会ったらまた従ってしまう」そう生まれて、そう生きてきた。
藍花:「どれだけ裏切られても傷ついても、それでもまだ信じてしまう、縋ってしまう……強くなれば見てくれるって、家族に認めてもらえるって。それは私の望みだから。」
ホルス:『ピ……』
藍花:「だから……」
モーグ・メタラージ:「……次、出会うとすれば炎の街でだな」
藍花:「そうなったら、私のことを止めてほしい」
シアストリス:「わかった。」
グレン・ネルス:「それにはお前の協力が必要だ」
グレン・ネルス:「なんかあったときに相談するって協力がな」
モーグ・メタラージ:「あークソ、結局こうかよ……はいはい、そんときゃキッチリ伸してやるよ」
シアストリス:「止めてほしいと望むなら。」
藍花:「うん」
藍花:「私は……諦めたくない。"私"から逃げたくない。"私"に負けたくない。私のままでありたい。」言葉を零す度に薄く張った水の膜が部屋の光を揺らす。
藍花:「強く、なりたい」
藍花:「皆の隣を歩ける私でありたい、の……」
グレン・ネルス:「別に強いからお前と冒険者やってるわけじゃねーぞ」
モーグ・メタラージ:「ハ、それなら賛成だ、俺らも身内を追放する真似ぁ御免だしな」
グレン・ネルス:「いや最初はそうだったかもしれないが……」
藍花:「……?」
藍花:きょとん、とグレンを見上げる
グレン・ネルス:「もう"仲間"だからな」
グレン・ネルス:「仲間ってのは、一緒にいるだけで安心できるもんだ」
藍花:「なかま」
グレン・ネルス:「例えお前の自慢の両手が吹っ飛んで戦えなくなったとしても、俺はお前を見捨てねえよ」
シアストリス:「ん」
ホルス:『ピ。追放モノ、モウ流行らナイ』
グレン・ネルス:「流行り廃りがあんのか……?」
モーグ・メタラージ:「……自分に負けねぇ強さなんぞ、俺にぁ分からんが、まぁ」
モーグ・メタラージ:「何とかなるだろ、多分よ」
藍花:「……うん、ありがとう」ぽたり、ぽたりと落ちる水滴が膝を濡らす
グレン・ネルス:「お前もたいがい楽観的じゃねえかモーグ」
シアストリス:「遺産とかあるし、なんとかなる」
シアストリス:「全然、楽勝」
ホルス:『ピ』
モーグ・メタラージ:「お前らと違って、暴走前で止まるって意味で言ってんだよ」
藍花:「ふふ、皆、案外似たもの同士?」くすり、と笑った
モーグ・メタラージ:「暴走した後に、なお引っ張り戻す自信なんぞねぇな」
赤竜の血:(…………)
赤竜の血:(今はそれでいいさ。だが忘れるなよ)
シアストリス:「そこは、友情のちから」
グレン・ネルス:「じゃあ暴走前はモーグ担当で。暴走したら俺がなんとかするか」
赤竜の血:(お前は人族でもない、蛮族にもなりきれない出来損ない)
シアストリス:「藍ちゃんがこっち側に戻りたいって思うくらい仲良くなればいい」
イディー:「うんうん、頑張ってくれたまえ」
赤竜の血:(人に認めてもらうには、強くなるしかないんだ)
モーグ・メタラージ:「お前も何とかするんだよクソ兎」
グレン・ネルス:「おめーもなんとかするんだよ!」
モーグ・メタラージ:「口の上手さじゃお前が一番なんだからな、ボケ」
ホルス:『ピ』モーグにウンウンと頷いた。
藍花:「……時間、とってごめん、ね」心の声にそっと蓋をし、立ち上がる
イディー:「言っても聞かないだろう、この子は」
モーグ・メタラージ:「うるせぇ何とかしろ、遺産が後回しになるぞ」
イディー:「ヤダーッ!」
グレン・ネルス:「遺産の前で暴走したらお前担当な」
グレン・ネルス:「命に代えても遺産守れよ」
GM:どれだけ困難なことでも仲間が力を合わせればなんとかなる……かもしれない。
GM:少なくとも今まではなんとかしてきたのだから。
GM:では身体を休めた君たちは、ホルドの部屋(自称:作戦司令室)へ向かった。
GM:◆◆◆
作戦会議
GM:【作戦司令室】
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「おお、来たか冒険者たち!」
藍花:「ホルド、遅くなってごめんなさい」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「いや、構わん。あったまったと聞いていたが大丈夫か?」
グレン・ネルス:「もう冷えました。ご安心を」
モーグ・メタラージ:「問題ねぇよ」
シアストリス:「ほかほかだった」
ルーサ:「いやもう私、びっくりしちゃって!」
ルーサ:「思わずこれを飲んでもらおうとしたくらいなんですよ!」
藍花:「ん、もう元気だけど……」
藍花:「?」
イシスの水酒:そう言うとルーサが、ゴトリとなにかの瓶を取り出した。
藍花:「あ、タキツルの」
モーグ・メタラージ:「……はぁ?お前なんでこれを」
ルーサ:「タキツルさんって人からのお届け物です!」
シアストリス:「おお」
ルーサ:「色々情報収集で回ってたら頼まれまして!」
モーグ・メタラージ:「何でお前が窓口になってんだよ……!こいつ……」
グレン・ネルス:「ほーう」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ルーサには情報収集のために街中を回らせている」
シアストリス:「なくならなくてよかった」あるいは、他の誰かに届かなくてよかった。
藍花:「ルーサが割らなかったなんて……」信じられないものを見るようにルーサを見た
グレン・ネルス:「とりあえず中身が無事なまま運んできたことを褒めてやろう」
モーグ・メタラージ:「こいつ、マジで何なんだよ……そんな気軽に回れる場所じゃねぇだろ」
ルーサ:「でへへ、もっと褒めていいですよ!!」
藍花:「まずはルーサが無事でよかった」
グレン・ネルス:「偉い。いや今回はマジで」
ルーサ:ルーサは胸を張った。その胸はやや豊満よりであった。
シアストリス:「ケガしてたら言って」
シアストリス:「呪いとか、石化も」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「コヤツ、ゼンセ時代からそうだったが情報を集めるだけならば、意外と使えるんだ」
イディー:「意外な才能だね」
ルーサ:「大丈夫です!」Vサイン
シアストリス:「わかった」
グレン・ネルス:「そうですね……」遠い目をした
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「なぜか知らんが、どこに出しても絶対無事に帰ってくる」
藍花:「すごい」
ルーサ:「でへへ……」
グレン・ネルス:「ドレイク率いる野営地に突っ込ませたときも帰ってきたからな……」
ルーサ:「どうしようもなくなった! ってなったら何故か隣にグレンさんがいたりするから不思議ですよねえ」
モーグ・メタラージ:(オーガの成り代わりじゃねぇだろうな……)
グレン・ネルス:「誰があの後ゴブリン軍団の処理したと思ってんだ!?」
藍花:「グレンも、すごい」
ルーサ:「まあまあ、おあいこってことで」ルーサはポンポンとグレンの肩を叩いた
グレン・ネルス:「こいつ……」
藍花:「それで、ホルドの話って何だっけ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「フ……、ああ、それなんだが、その前に」
グレン・ネルス:「?」
シアストリス:「その前に」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「グレン、お前はゼンセでは部隊長だったか?」
ホルドはグレンの腰のバックルを見ている。
グレン・ネルス:「? いえ、ただの一兵卒でありますが」
グレン・ネルス:「ああ、これですか」視線に気づく
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、それが部隊長章だったからな」
グレン・ネルス:「元部隊長の物です。遺品として発見しました」
グレン・ネルス:「まだ使えそうだったので身に着けております。失礼に当たるのならば外しますが」
藍花:二人の邪魔にならないようにシアの隣からバックルを覗き込んでいる
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「いや、構わん。そうか……確かそのデザインは……タイテか」タイテはグレンが所属していた部隊長の名だ
グレン・ネルス:「そのようです。俺にも色々世話を焼いてくれました」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……」ホルドは二度、三度と小さく頷く。
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「よし、決めた」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「グレン・ネルス。お前をゼンセ兵団、特別部隊長として任命する」
グレン・ネルス:「はっ! …………はっ?」敬礼した後、周りを見回す
モーグ・メタラージ:「はぁ?」何言ってんだコイツ、という声色
藍花:「おお……」
シアストリス:「おお」
シアストリス:ぱちぱちぱちぱち。
藍花:かちかちかちかち。
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「なに、お前達全員をゼンセ兵団に入れようというわけではない」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「心構えの問題だ、私と、グレンのな」
グレン・ネルス:「お、俺がですか? いえ、決定に不服があるわけではありませんが」
モーグ・メタラージ:「……ふん、そういうもんかよ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ならばグレン! お前に問う、蛮族侵攻に対する人族最前線の砦!ゼンセ兵団の使命はなにか!」
イディー:「兵隊ってのも大変だね」
グレン・ネルス:「人族に仇なす全ての存在の撃滅であります!」
シアストリス:「そうなんだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「そうだ! では民衆に対して追う義務はなんだ!」
グレン・ネルス:「守護と博愛であります!」
藍花:「なるほど」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「そうだ! ならば、ともに戦う仲間に対する責務はなんだ!」
グレン・ネルス:「何者にも壊せぬ結束であります!」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「その通りだ」ホルドは柔らかく微笑んだ。
モーグ・メタラージ:「なんだこれ……」
藍花:「私はかっこいいと思う」
シアストリス:「つよそう」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前たちの中で兵士はお前だけだ。仲間にはまだ幼い子どもも、学者もいる」
モーグ・メタラージ:「軍のノリは合わねぇ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前が盾となり、守ってやるんだ。いいな」
シアストリス:「よろしく」
グレン・ネルス:「はっ! 例えこの身砕けようとも!」
藍花:「砕けるのはよくない」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ!」ホルドは満足げに頷いた。
ルーサ:「わーい! これからも守ってくださいね!」
グレン・ネルス:「お前は自分でなんとかすることを覚えような!?」
シアストリス:「治してあげるけど、そもそも痛くならない方がいい」
イディー:「君も兵隊だろ…」
藍花:「グレンが砕かれる前に私が砕く」
シアストリス:「これが結束」
モーグ・メタラージ:「めんどくせぇ……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「フフ、頼もしいな」
藍花:「そうでしょ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……タイテは私の息子だった。そのベルト、大事にしてやってくれ」
グレン・ネルス:「……はっ」
グレン・ネルス:今一度敬礼を返す
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「よし! では本題に入る!」
藍花:「ん」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドはもう一度深く頷くと、机をドン、と両手で叩いた。
イディー:ぴょん
"虎将軍"ホルド・マッリョ:机の上には街の地図と、いくつかの人形が置かれている
藍花:「よくできてる」
シアストリス:「ちっちゃい」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、ダムール殿を通してドワーフ達に用意してもらった」
グレン・ネルス:「さすが手先が器用で知られるドワーフだ」
ルーサ:「あっちにこういう細かい作業が得意な女の子がいたんですよ!」
グレン・ネルス:「へえー」誰だろうと思っている
藍花:「ピリンかな?」
ルーサ:「なんか作業中、彼氏っぽい人が戻ってこない? とかそういう愚痴をずっと聞かされました!」
藍花:「ピリンだ」
シアストリス:「かわいそう」
グレン・ネルス:「なんてやつだ」
ルーサ:「誰か知らないけどひどいですよねー」
藍花:「……そうだね」モーグを見た
モーグ・メタラージ:「……はぁ、手先は器用だからな」
モーグ・メタラージ:ちゃんと察しつつもスルーした
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うおっほん」
藍花:「ん」
グレン・ネルス:「失礼しました」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「それでだお前たち、街のざわつきを見たな?
お前達の話と集めた情報を統合すると、どうやらこの街は間もなく動乱を迎えようとしている。」
イディー:「そうだね、大通りも何やらピリピリしてたよ」
モーグ・メタラージ:「だな、西はオダーとダーテ、東はハラノヴが起点になりそうだが」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ。原因は明白だ。長く廃人同然だったセトナクトがにわかに復活しようとしている。それに呼応した動きだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「年に1度顔を見せるかどうかだったヤツが、この前ゼンセの軍に対しアレだけの力を振るった。
この街の蛮族はアレをセトナクト復活の兆しとしてみなしているようだな」
藍花:「セトナクト」
グレン・ネルス:「…………」険しい顔
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ」ホルドはポン、とセトナクトの人形を宮殿に置いた。
シアストリス:「……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前たちの話によると、確かセトナクトはオシリスの力を手にして一時は”砂の神”同然の存在になったそうだな」
グレン・ネルス:「まさに神話の光景でした」
モーグ・メタラージ:「そうだな、今も実質的に"成り上がる"寸前だろうよ」
藍花:「ん」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ。だが今まではオシリスの破損と身体の魔導機化による魂の摩耗、この2つの理由でほとんど自我の無い抜け殻状態……だった」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「だが、長い時間をかけて準備をしていたのか、その力と自我が戻りつつある」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「セトナクトが復活すればこの街の情勢が大きく変わることは必定。
逆に復活以降はもう動かしようがなくなる可能性もある」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「それで四天王はセトナクト復活前にそれぞれの目的を達成しようとしているようだ」
藍花:「セトナクト復活前に?」
藍花:不思議そうに首をかしげる
モーグ・メタラージ:「……ハラノヴは分かりやすいな、あれぁ砂の神が魔動機なのが許せねぇって腹だろ」
モーグ・メタラージ:「ダーテは……まぁそっちも分かるか、赤竜との接触だとして……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、推測だが、最近やたらと動きを早めたダーテとハラノヴは間違いなくそのつもりと見ていいだろう」
グレン・ネルス:「やつが"砂の神"になる前に赤竜剣を復活させようってことか」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「可能性は高い」
藍花:「ん?」
グレン・ネルス:「どうした」
藍花:「でもそれじゃあダーテの目的ってセトナクトの目的と違う、というか反対だと思うけど」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:ちなみに君たちの今まで得た情報はすべてホルドとルーサに共有したものとしています。(GMメタ:ホルドとルーサは決して君たちを裏切りません)
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、そうなるだろうな」
モーグ・メタラージ:「ランファ、要するに四天王はな」
モーグ・メタラージ:「セトナクトの下にいるだけで、セトナクトの部下ってわけじゃねぇんだ」
藍花:「うん……?」
モーグ・メタラージ:「セトナクトっつぅ天辺が立ってるだけ、別にアレの仲間でも何でもねぇのさ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「簡単に言えばダーテがもし赤竜剣を復活させ、その力を得たのならばヤツはセトナクトが復活する前にその生命を消しにかかるだろうな」
シアストリス:「セトナクトが復活すれば、全部セトナクトの思うがまま」
シアストリス:「それがイヤ?」
グレン・ネルス:「仮にだ、お前が今ダーテ並の力を持ってたとして、それがセトナクトに尽くす理由になるかということだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「そういうことだ。蛮族とはそういうものだが……特にダーテはその傾向が強いようだ」
シアストリス:「げこくじょだ」
藍花:「ならない」グレンの言葉に迷わず首を振る
モーグ・メタラージ:「どうだかな、ダーテがそこまで状況を掴んでるかは怪しいが……」
藍花:「ダーテについてはなんとなくわかった」
ルーサ:「ダーテは正直そのへん適当みたいですね!」
藍花:「闘技場でも、そんな感じだった」
ルーサ:「でも、その参謀のポリゴン……ポリゴナ……って人が色々計画を練ってるみたいですよ!」
モーグ・メタラージ:「……はぁ、面倒な奴だな」
藍花:「……。」
グレン・ネルス:「ポリゴナムか……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ともあれ、お前達がの自分の目的を達するにせよ、奴らの狙いを潰すにせよ……これからは一層覚悟を決めて行動する必要があるだろう」
藍花:「うん」
イディー:「ふむ…」
シアストリス:「邪魔をすれば本気で攻撃してきてもおかしくない」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「そういうことだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「故に、これからの方針を決める必要がある。お前達がこれまで集めてきた情報と、各勢力からの依頼と合わせて整理した。ルーサ!」
ルーサ:「はーい!」
ルーサ:ルーサは元気よく手を上げた。
ルーサ:「それじゃあ、街の動静と四天王についてそれぞれお話しますね!」
ルーサ:カンペを読み上げ始める。
藍花:「よろしく」
シアストリス:ソファに座ってルーサを見上げている。
【ダーテと赤竜の剣】
目的:赤竜剣の片割れを手にし赤竜の力を得ようとしている。
状況:赤竜兵で兵力拡大中。オダーに調査の妨害を受けており、近い内に戦争が起こりそう。
対抗:ダーテを倒して赤竜剣の片割れを奪えば、ケペラのものと合わせて修復できる?
依頼:『”ダーテの料理人”カンヌ討伐』by ウルカナ
ルーサ:「ダーテはポリゴナムを軍師役に赤竜剣?を手にして力を得ようとしているみたいです」
ルーサ:「連中の部下の動きを見る限り既に煤の街に当たりをつけているようですが、オダーは調査を許さないようです。この前の戦闘もそれが原因みたいで……」
ルーサ:「ダーテがその状況を長く我慢するとは思えないので、もうすぐ両者で戦争が起こると噂されています」
モーグ・メタラージ:「……だが、戦力自体はダーテの優勢」
ルーサ:「はい。皆さんがオダーの力をかなり削いだのもあって、両者はダーテ優勢で進んでいます」
モーグ・メタラージ:「放置すりゃ、いよいよ炎の剣が確保されかねねぇな」
グレン・ネルス:「いくら武装してるっつっても主戦力がゴブリンじゃな」
藍花:「……煤の町がめちゃくちゃにされるのは、嫌だな」
ルーサ:「一方で、この街については廃城に住んでるウルカナさんから”料理人”カンヌ討伐の依頼が来てます」
シアストリス:「料理人」
ルーサ:「はい、"ダーテの料理人"を自称する強いドレイクらしいです」
シアストリス:とんでもなく硬いパンとかを念力で操る魔族を脳内に思い浮かべている。
藍花:「赤竜の炎を使う相手」
ルーサ:「この人を倒せば、煤の街への侵攻を少し遅らせられるかもしれません」
藍花:「たしかウルカナのいとこ……って言ってた気がする」
シアストリス:燃え滾るパンを念力で操る魔族の姿に更新された。
ルーサ:「ここから先は私の推測になってしまうのですが……おそらくクソデカイパンを焼く料理人なのではと……」
シアストリス:「やっぱり」
ルーサ:「ですよね!」
藍花:「そう、かな……?」
モーグ・メタラージ:「ちげぇよボケ」
グレン・ネルス:「そうだろうか……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ゴホン。ウルカナの依頼はシェフィード討伐の後ろ盾を得るためにも必要だ。早めに抑えておくのが良いだろう」
藍花:「エディルネのためにも、何とかしておきたい」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ。それに今ルーサが言ったように、ダーテとオダーの戦力差が大きく開いているのもうまくない」
シアストリス:なんでやろなあ…
モーグ・メタラージ:「そうだな……」
ナンブナング:どっかの誰かが三将のひとりぶっ倒したり人狩り部隊殲滅したりしたからやろなあ
藍花:だれやろなぁ
グレン・ネルス:きっとすごいつよいゆうしゃにちがいない
シアストリス:くっ結果的に我々が追い詰められているなんて謎の勢力ゆるせないぜ
イディー:「とはいえオダーの戦力を増強させるのも…」
モーグ・メタラージ:「そっちはそっちで策はあるんだ、それにカンヌを殺したところでよぉ」
モーグ・メタラージ:「オダーがあそこから勝てると思うか?俺ぁよほどの隠し玉がねぇと無理だと思うぞ」
ルーサ:「それなんですが……実はあるかもしれないんです」
ルーサ:「あとで話します。あまり良くない話なんですが……」
藍花:「よくない話?」
グレン・ネルス:「嬉しくねえニュースだな……」
ルーサ:「はい……」ルーサはシュンとした
藍花:「そう……」合わせてシュンとした
シアストリス:「?」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ダーテについては最終的には炎の剣……赤竜剣の争奪に行き着く」
モーグ・メタラージ:「……まぁ、そうだな」
モーグ・メタラージ:「俺としちゃ無視できねぇ」
藍花:「……私も」赤い拳を握る
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「セトナクトと戦うならば確保しておきたいところだが、あれを使うということが使い手にどのような悪影響を及ぼすか、想像もつかん」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「そもそも破片を集めたところで復活できるかどうかもな」
イディー:「そうだねぇ…」
モーグ・メタラージ:「それでもだ」
モーグ・メタラージ:「悲願だっつぅんだ、やってやるさ」
グレン・ネルス:「なんか燃えてる魔法王ならその辺知ってるかもな」
藍花:「トゥムのためにも、何とかしたい」
シアストリス:「ほかほかだから魔法王に近づくと危ない」
藍花:「ほかほかというより、あちあちな気がするけど」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ」ホルドはモーグに深く頷く。
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「グレンが言う通り、確かアレはタウセルトという魔法王が作ったんだったな」
グレン・ネルス:「そのようです。本人は無限の業火に焼かれていましたが」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「話が出来る方法が見つかったならアクセスしてみたいところだな」
藍花:「そのためには炎をなんとかしないとね」
モーグ・メタラージ:「となると……ふむ、やっぱトトのアレに繋がってくるか……」
ルーサ:「バーっと冷やしたりとか?」
シアストリス:「ひえひえ塔」
藍花:「そういうところがある」
ホルス:『ピ!』そよ……ホルスが羽を震わすとすこしひんやりした風が吹いた
藍花:「ん、涼しい」そっとホルスを撫でた
ルーサ:「ほほー! 涼しくなって良さそうですね!」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……よし、一旦ダーテと赤竜剣についてはこのくらいにしておこう」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「次だ、ルーサ」
ルーサ:「はい!」
ルーサ:ルーサが今度は太りに太ったゴブリン、否、フォモールのコマに手を伸ばす。
【オダーと煤の街の解放】
目的:オダーは減退した兵力を補いダーテを撃破、さらには四天王筆頭になろうとしている。
状況:ダーテの攻撃で戦力減も人狩り頻度が増加、奴隷農場から人が帰らない等、動きが不気味。
対抗:オアシスの盾とイチ姫派蛮族で手を結べば煤の街が解放できるかも。
依頼:依頼『”大管理官”ラッダイト討伐』 by ケルダ
ルーサ:「オダーは浮民を人狩りして得た資源を元に勢力を増そうとしてきました。
しかし、皆さんの活躍があって大きく戦力ダウン! 更にそこにダーテに攻撃を受けました」
藍花:「さっきのルーサの話とつながってくる?」
モーグ・メタラージ:「……正直、こいつの動きは直接把握できてねぇんだよな」
モーグ・メタラージ:「一番卑近な野望をしてるとも言えるが……」
ルーサ:「はい、戦力は大きく落ちた……はずなのですが最近動きが不気味なんです」
グレン・ネルス:「巡り合わせがな」
藍花:「不気味?」
イディー:「不気味…?」
ルーサ:「これまでの殺して奪うような人狩りではなく、連れ去るような誘拐が増えているそうなんです。さらに、連中が管理してる奴隷農場からも働きに行った人たちが戻ってこないとか……」
シアストリス:「……人を何かに利用してる?」
藍花:「それは、確かに何か変」
ルーサ:「イデヨシと言う名前の人族の軍師が裏で手を引いているとかそんな噂を聞くんですが、末端ゴブリンじゃ知らないみたいで……」
モーグ・メタラージ:「ちっ、あのカスか……」
藍花:「イデヨシ、聞いた名前」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「知っているのか?」
藍花:「私は会ったことないけど」ちらりと隣を見る
シアストリス:「……」
モーグ・メタラージ:「一度な、悪辣な策を使う奴だ」
藍花:「確か人族だって」
グレン・ネルス:「見る限りでは人間だったな」
モーグ・メタラージ:「わざわざ浮民が希望を見たタイミングで、間引くように最低限だけ殺す奴だぞ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……!」ホルドの目元が怒りに歪む
モーグ・メタラージ:「面倒くせぇに決まってら」
シアストリス:「ああいうのがいるから、戦略の専門家が欲しかった」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「なるほど、な」
藍花:「今はホルドがいる」シアの言葉に頷く
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、任せておけ」ホルドは深く頷いた。
グレン・ネルス:「あえて半殺しで止めることで恐怖を伝播させる、合理的だがクソだ」
ルーサ:「……それで"オアシスの盾"のゲルダさんからは、浮民達が連れ去られた先であるタコ部屋と奴隷農場の方を調査して欲しいという依頼が来てきます」
ルーサ:「ここから先は私の推測にはなってしまうんですが、人手を集めて大量の小麦を収穫して、クソでかいパンを焼いているのではないかと……」
藍花:「そう……かな?」
シアストリス:「てごわい」
モーグ・メタラージ:「俺の脳にゴミのような情報を流し込むな」
グレン・ネルス:「お前の頭はメロンパン入れなのか?」
ルーサ:「メロンパン! メロンパンいいですよね!!」
イディー:「ふむ…気にはなるがダーテとの戦力差を埋めてもらったほうがいいっちゃいいんだよな」
藍花:「それで煤の街の皆が傷つくのは困る」
シアストリス:「人族を利用して戦力を強化されても、困る」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、藍花の言うとおりだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「オダーが何をしているのかは分からんが、連れ去られた浮民にとって良いことであるはずがない」
藍花:「それにタコ部屋に関しては結構前からケルダは気にしてた。本当はもっと早くいけたらよかったんだけど」
ホルス:『ピ(激動だったからね)』
グレン・ネルス:「まさか蛮族の脅威から匿ってやってる、なんてわけはなし」
グレン・ネルス:「きっとろくでもねえことだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ……。人族の軍師がいる、ということから考えると多少想像はつくが、な」
シアストリス:「ん」
イディー:「イデヨシ君は信頼が篤いね」
藍花:「想像がつくの?」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「確定的ではないが……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「一般的に人族は、ゴブリンよりも手先が器用で魔力も強い」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「"命令さえ聞かせられれば"いい兵士になる」
モーグ・メタラージ:「……ちっ」
藍花:「……早く、止めないと」
イディー:「つまり命令を聞かせるような教育か洗脳装置的なものが…」
グレン・ネルス:「そんなんいらねえよ」
モーグ・メタラージ:「フォモールと人間がゴブリン従えて、そいつらがまた人間を従える……クソがよ」
グレン・ネルス:「奴隷の首輪一つで十分だろ、それで大抵の人間は反抗心なんて折れる」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ」ホルドはグレンに頷いた。
シアストリス:「……私の望む、人と蛮族の共存と相容れない。止める。」
藍花:「うん」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、その話にもつながるな」
イディー:「ふぅむ、なんだ新たな遺産ではなさそうか」
モーグ・メタラージ:「お前はホントそれだけだなクソ兎……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前たちが渡りをつけてきたオアシスの盾とイチヒメ派蛮族……。うまく組んでオダーを倒せば煤の街を解放できるだろう」
グレン・ネルス:「仮に遺産だったとしてどうするおつもりなのですか教授?」
イディー:「ほう?」
シアストリス:「解放」
藍花:「タキツルたちのためにもなる、し」
藍花:「協力したい、ね」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、イチ姫の子孫であるヨドが名目上のトップに立てば、街の中に人族が安全に過ごせる場所を作れる」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「なによりイチヒメ派を味方につけておけば妖魔共の管理も任せられる。街の将来を見据えるなら必要な行為だろう」
モーグ・メタラージ:「とはいえ、だ、解放した時点での戦力差に気を掛ける必要はあるな」
グレン・ネルス:「それはそうだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、そこにダーテがなだれ込んできて全部がご破産となっては意味がないからな」
藍花:「じゃあ先に炎の街からなんとかすべき?」
シアストリス:「ん」
モーグ・メタラージ:「イディーに同意するのは癪だが、解放したがダーテに滅ぼされた、じゃ溜まったもんじゃねぇ」
グレン・ネルス:「解放しました攻め込まれて滅亡しましたじゃ話にならない」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ダーテ派を完全に滅ぼす必要はないが……奴らの頭脳を叩いておく必要があるかもしれんな」
モーグ・メタラージ:「……ま、そうなるか」つまり、ポリゴナムを
グレン・ネルス:「ポリゴナムか……」
藍花:「……そう、だね」
シアストリス:「ん」
ルーサ:「ダーテ派の中に協力者でもいれば早いんですけどねえ」
ルーサ:「なんか知りません? 協力してくれそうな人!」
モーグ・メタラージ:「……………………動きが滅茶苦茶うさん臭くて裏が取れねぇ奴ならいるが」
藍花:「……うん」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「不確定要素が大きい。その"協力者"とは一度話してみるのも手だろうな」
グレン・ネルス:「それも考えておくか……」
シアストリス:「交渉ごとだ」
イディー:「…ふむ」
モーグ・メタラージ:「話したくねぇんだよなぁ……はぁ、まぁウルカナはこっちの話にゃ使えん、そん時次第だ」
藍花:「話せば、わかりあえる……かもしれない?」そうだといい、と思った
シアストリス:イディーとかモーグとかがなんとかするだろう。とソファに身を沈めた。
ホルス:『ピ』
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ。あとは煤の街については一つ大きな前提がある」
モーグ・メタラージ:「ふむ……牢獄か?」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「いや、それもあるが……オアシスの盾のリーダー、ケルダだ」
モーグ・メタラージ:「あぁ、確かにな、アイツを回復させられりゃ色々と動きやすい」
藍花:「そのためには心臓をなんとかしないといけないんだよね」
グレン・ネルス:「今は魔改造で煤の殺人鬼製造マシーンになってるからな」
ルーサ:「なにそれこわっ!」
モーグ・メタラージ:「で、そのためにはトトの協力がいると……はぁ、迂遠だなクソ」
藍花:「あの時は大変だった」
シアストリス:「でも、全部繋がってるなら最悪ではない」
ルーサ:「ひとつ解決すれば2つ3つ解決するってことですもんね!」
モーグ・メタラージ:「はいはいそーだな、何とかするさ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ、では次に行こうか」
藍花:「うん」
ルーサ:「はーい、ちょっとまってくださいね!」
ルーサが上半身ミノタウロス、下半身ケンタウロスの異形のコマを掴んだ。
【ハラノヴと砂の神】
目的:砂の神が魔導機であることを否定するため、セトナクト復活までに遺産を破壊しようとしている。
状況:戦乱を求めるショウライに扇動され、遺産と”白服の者達”を殺し始める。
対抗:リリーララはハラノヴの凶行阻止を考えているようだ。
依頼:依頼『白塔”ルクソールの日傘”及びその住人保護』 byリリーララ
ルーサ:「ハラノヴは長く休眠状態だったセトナクトに代わり"第一の将"としてこの街をまとめてきました」
ルーサ:「それが今、老いで錯乱して街の重要施設である遺産を壊そうとしています。」
藍花:「……。」あの時のハラノヴの後ろ姿を思い出す
シアストリス:「こまる」
モーグ・メタラージ:「ち、塔を……ん?この白服の者達ってな何だ?」
ホルス:『ピ』
グレン・ネルス:「初めて聞く単語だが」
ルーサ:「はい、ヒトツメサンからの手紙に書いてあったんですが」
ルーサ:「遺産に妙に詳しい人達がこの街には何人かいるらしいんですよね」
モーグ・メタラージ:「……ふ、む」
ルーサ:「ハラノヴさんはその人達も殺すように言ってた、とか」
藍花:「そうなんだ」
モーグ・メタラージ:「どこにいるか、とかまでは掴めてねぇか?」
イディー:「ゆるせないな…」
ルーサ:「で、その人達は……」

「みんなそろって

白衣を着てたとかで」
藍花:「思い当たる節があるような」
モーグ・メタラージ:研究者の白衣、なるほどね!
グレン・ネルス:「つまりは研究者……遺産に関する全てを抹消するつもりか……」
ルーサ:「みたいです……」
ルーサ:「目的は彼が信じてきた砂の神が魔導機で無いことを証明するため、なようですが……。裏ではグレンさんや私達の仇であるショウライが動いてるようです。アイツなんなんですかねほんと」
モーグ・メタラージ:「……これよぉ、最終的にモリィとハラノヴの争いになるんじゃねぇか?」
シアストリス:「……まだ聞けてないことも多い。」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、そのとおりだ」
イディー:「砂の神が魔動機でなにがまずいんだい。まったく老いたやつほど厄介なものはいないね。」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「遺産を破壊するのはモリィへの、さらには事実上セトナクトへの反逆行為。
上手く誘導してやればセトナクトの復活後両者が対立する可能性すら見込めるだろう」
藍花:「なる、ほど?」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うまくやれば復活前に両者を殺し合わせることもできるかもしれん」
モーグ・メタラージ:「そりゃいい、大賛成だ……と言いてぇとこだが」
グレン・ネルス:「共倒れ狙いか……」
イディー:「それまでに遺産をこわされたらどうするんだね」
モーグ・メタラージ:「どうするよイディー?多分余波で遺産の2,3は壊れるぞ」
藍花:イディーを見る
イディー:「ダメに決まっているだろう。遺産は一つ残らず手に入れる。」
モーグ・メタラージ:「はぁ、言うと思ったよ」
イディー:「モリィと協力関係を築き、ハラノヴを潰す。」
シアストリス:「イディーがカンカン」
イディー:「砂の神の力で滅されるなら本望だろう」
藍花:「モリィと、協力関係?」
藍花:「うーん、難しいような気もするけど」
モーグ・メタラージ:「この前きっちり釘刺されたしなぁ」
グレン・ネルス:「けどモリィとはこの前目の前で敵対宣言されたろ」
グレン・ネルス:「その辺どうすんだ」
イディー:「少なくとも遺産を壊されることはよく思っていないだろう」
イディー:「彼女にとっては大事な思い出だ」
シアストリス:「ん」
シアストリス:シアは頷いた。
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……理由は分からんが、モリィは本質的なところでセトナクトへの忠誠が深いようだ。セトナクトの不都合にならない範囲でなら共闘が目指せるかもしれんな」
藍花:「なんだかフクザツな話になってきた」
イディー:「ふむ…そういう糸口でもないかルーサ君には念入りに調べてもらいたいね」
モーグ・メタラージ:「は、そりゃ最終的にぁ殺し合いだな」
イディー:「最終的にはモリィも倒すさ」
ルーサ:「承知しましたっ!」
ルーサ:「モリィさんの部下の人たちって親切なんですよぉ、きれいな人も多いし……」
グレン・ネルス:「本当に承知したか? もう一度任務復唱してみ?」
モーグ・メタラージ:「……情報抜かれてねぇだろうなコイツ」
ルーサ:「えーと……えーと……モリィさんの下心を調べる!!」
藍花:「ちょっと心配になってきた」
グレン・ネルス:「うーんこの」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「あとでメモにして渡しておく」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドはため息を付いた
ルーサ:「それでハラノヴなんですが、神殿のリリーララさんからは最初の目標を調べたからそれを守って欲しいと依頼が来ています」
イディー:「ほう」
藍花:「イディーが興味津々だ」
ルーサ:「えっと、ルクソールの日傘。煤の街にある遺産みたいです」
モーグ・メタラージ:「げ」
モーグ・メタラージ:「クソ、確実に放置できねぇなオイ」
藍花:「ん」
イディー:「決まりだね」
シアストリス:「わかった。」
藍花:「え?」
ルーサ:「決行まであと何日かはあるみたいですが、早めに対処したほうが良いと思います」
藍花:「まだ最後まで聞いてない、よ?」
イディー:「ルクソールの日傘に行きます。」
グレン・ネルス:「ちょっと落ち着こうか……」
イディー:「遺産が危ないんだよ!?藍花君!?」
モーグ・メタラージ:「うるせぇ、即日じゃねぇって言われてんだろうが!」
藍花:「う、うん……そうだけど……」
ホルス:『ピ』イディーの頭にのる。
ホルス:ココココココ……
イディー:「しかも!炎の剣作りにも!快適な街の生活にも…いたたたたた!」
シアストリス:「おお」
シアストリス:ぱちぱちぱちぱちぱち。
藍花:「気持ちはわかるから、優先して考えるようにはする」
モーグ・メタラージ:「クソ、ケルダの治療にも魔法王との接触にも関わってくるから当然放置は無しだ、だが他の件も同じだ同じ、厄介ごとばかりよぉ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、だが早めに抑えておいたほうがいいだろう」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「では最後だ。ルーサ」
ルーサ:「はーい!」
ルーサ:ルーサは最後、君たちの人形の横に置かれたサキュバスの人形を掴んだ。
【モリィとセトナクト復活阻止】
目的:セトナクト復活の手引をしている?
状況:セトナクトは現在リコポリスの巫医で命を繋いでいる。XXが新しい身体を用意?
対抗:七色の自由団はセトナクト復活前にその不死を停止させ、完全復活を阻止、可能なら殺害する。
依頼:依頼『魔晶石鉱山深部潜入』by七色の自由団
モリィ・ネフティス:
ルーサ:「えーと……」ルーサがカンペを読み上げる。
ルーサ:「セトナクトが復活しようとしています」
モーグ・メタラージ:「端的過ぎるわボケ、あと知ってる」
ルーサ:「アッハイ!」
ルーサ:「でも、セトナクトはオシリスの破損と身体の魔導機化による魂の摩耗、この2つの理由でほとんど自我の無い抜け殻状態……だったはずなんです」
グレン・ネルス:「それがなんらかの原因で修復されつつある……?」
ルーサ:「はい」
モーグ・メタラージ:「……そこへ来て鉱山の潜入調査、か」
ルーサ:「はい。どうやって復活しようとしているのか、手がかりがほとんど無い状態で……。あるとするならば、モリィしかないと思います」
ルーサ:「300年前の技術者で、今でも遺産の技術を持っているのならば……モリィとセトナクトの関係からいっても、復活に関わっていないとは思えません」
藍花:「……。」
モーグ・メタラージ:「あそこから取れる砂は……確か、微小な魔動機なんだったな?イディー」
イディー:「あぁ、シア君が使役する極小の魔動機と同じものだ」
シアストリス:さらさらと砂を躍らせた。
ホルス:『ピ』ホルスが気持ちよさそうにしている
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「恐らく、あの地下には砂の神が行使する極小魔導機の生産工場がある」
藍花:「それは初耳」
モーグ・メタラージ:「モリィは新しい魔動機を製造もしてる、原料がそれって線もあるな」
グレン・ネルス:「なるほどな」
ルーサ:「はい、七色の自由団も同じことを考えていたようで、調査を進めていたそうなんです」
イディー:「ふむ・・」
藍花:「新しい魔動機を量産されるのは困る」一つですら相当な代物だった
ルーサ:「でもソコさんじゃあ奥までは潜れなかったみたいで……」
グレン・ネルス:「俺たちが強行偵察か」
イディー:「ソコ君でも無理か…なかなか厳重なようだね」
ルーサ:「はい、それで魔晶石鉱山の地下の調査を依頼してきました」
シアストリス:「イディーの知識と私の権限なら、気付けることもある」
ホルス:『ピ!』
藍花:「頼もしいね」
モーグ・メタラージ:「なるほどな、前に入り口は見たが……奥まで潜るのも必要か」
イディー:「うむ」
グレン・ネルス:「ソコで無理ってことは物理的に入れないゾーンがありそうだ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「七色の自由団はそこでセトナクトを調査し、完全復活を阻止する方法を探すつもりのようだ」
モーグ・メタラージ:「管理者がいるだろう遺産となると、またガーディアンがいる可能性もあるな」
藍花:「それに、鉱山には"鉱夫殺し"バンセルがいるって、放っておけない」手配書で見た名を思い出す
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、むしろそれが防衛の主体と見ていいだろう」
ルーサ:「あ、ただですね! ソコさんから情報をもらってるんです」
グレン・ネルス:「おん?」
ルーサ:「『鉱道の警備にゾンビじみた怪物が出没してた』って」
藍花:「アンデッドかな?」
イディー:「ゾンビ?」
グレン・ネルス:「ゾンビじみた怪物……が、警備……?」
ルーサ:「わからないですけど、なんか腕が何本もあったり、機械の砲がついてたり……」
ルーサ:ルーサはそう言うと視線をめぐらし……グレンの胸の花を見た
ルーサ:「あ、ちょうどグレンさんみたいな感じかもです!!」
藍花:「魔改造、だ」
シアストリス:「XXが、わざわざなんかしてる?」
イディー:「そりゃ厄介だな」
モーグ・メタラージ:「クソマッドがよぉ……!」
グレン・ネルス:「魔改造のなれ果てを譲り受けてんのか?」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「あるいはモリィとXXが組んでいる可能性があるな」
モーグ・メタラージ:「あぁ?……いや、確かにそうだな」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「? 心当たりがあるのか?」
モーグ・メタラージ:「マッドの館を見る限り、アイツは生物を直接弄る方が得意そうだったからな」
藍花:「確か××はセトナクトの指示で不死の研究をしてるって」
イディー:「そうか、不死身の肉体を作るのが目的だって言ってたっけ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ほう……」
モーグ・メタラージ:「魔動機が付いてる、なんつーのも外部の協力の気配を感じる」
藍花:「モリィの目的がセトナクトの復活なら、組んでてもおかしいことじゃない」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「不死の体、それが復活の手段の一つか、あるいは鍵か」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……これ以上は調べてみないとわからないか」
モーグ・メタラージ:「そうだな、複数の手段を並行して模索してる、ってぇあたりだと思うが……」
グレン・ネルス:「どれかが当たればいいってか」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「優れた戦略家ほど複数のプランを用意しているものだ、ありうるな」
藍花:「むむむ、考えることがたくさん、だ」
シアストリス:「ね」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ。この街を取り返すのであれば最終的にセトナクトと対決するのは不可避。そのためにも復活の阻止方法を調べておくのは重要だ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「だが……我々が仕掛ければモリィはセトナクトを守るために動く気がしてならん」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「セトナクトの命を本気で狙いに行くならば、対決は避けられんだろう」
モーグ・メタラージ:「そうかよ、ならそん時はやるさ」
イディー:「とはいえ、ハラノヴの件もある。まだ事を荒立てるのは得策じゃないと思うがね」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ、それを踏まえてこれから検討して欲しい」
シアストリス:「わかった」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドは深く頷くと――
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「というところで、少し休憩にするか」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:机の上に水差しを取り出した。
藍花:「……ん」頭から湯気が出ている。ほかほかだ
ルーサ:「あ、じゃあ私水注ぎますね!」
シアストリス:炎熱耐性あるから無限に知恵熱出せる…ってコト!?
ルーサ:水差しを持って水を注ぎ始める。ホルスの上に……
ホルス:『ピガガガガガガ……』
藍花:「……ん?」なんだか嫌な予感が……
シアストリス:「あ」
モーグ・メタラージ:「はぁ……どれも厄介だな……っておい何してんだ!?」
ホルス:『プヒョー』
ルーサ:「あ! コップじゃない!!」
イディー:「ホルス―!!」
藍花:「どういう見間違いをしたらそうなるんだろう」一周回って感心している
グレン・ネルス:「どこを間違えたらコップに見えるんだお前!!!!!」
シアストリス:命中判定失敗か…
ルーサ:「だってぇ、丸みを帯びてるし……」
方針決定
ルーサ:「ゼーッ、ゼーッ……というわけです!」
グレン・ネルス:「もう一度お願いします」
藍花:「むむむむむ」ぷしゅー……
ルーサ:「エエッ!? カンペさっきホルスさん拭くのに使っちゃったんですけど!?」
イディー:「やめてあげたまえ」
ホルス:『プヒョー』
シアストリス:ホルスを抱きかかえて座っている。
グレン・ネルス:「冗談だ……何してんのお前!!!!!」
ルーサ:「全部しゃばしゃばになっちゃいました」にこり
モーグ・メタラージ:「もう知らねぇよ……」
藍花:シアに寄りかかった藍花の頭からは煙が出ている
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ゴホン、まああまり深く考えることもない。その時に必要だと思った依頼を受ければいい」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「相手のいることだ。行動していれば必ずぶつかる時がくる」
グレン・ネルス:「高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応せよ、ですね」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ!」ゼンセ兵団の基本である
モーグ・メタラージ:「はぁ……間違っちゃいねぇが言い方よ」
イディー:「行き当たりばったりじゃないかいそれ」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「しかし準備もある。次受ける依頼くらいは決めておくのがいいだろう」
モーグ・メタラージ:「……俺としちゃ、優先すべきは日傘の防衛、そしてカンヌの暗殺になる、が」
グレン・ネルス:「んんー」
シアストリス:「遺産が潰されたら、いみがない」
ホルス:『ピ』
モーグ・メタラージ:「……気になってんのは、タコ部屋の騒動だな」
グレン・ネルス:「遺産が壊されるのは正直取り返しがつかない。まずはこれが最優先だな……」
藍花:「……どれもこれも気になっちゃう」
イディー:満足げに頷いている
シアストリス:「失われたらダメな、遺産と。人族への被害。優先してとめたい」
モーグ・メタラージ:「それに鉱山の事態も、モリィとXXの動きを推測するのに役立つし……あーくそ、悩むなこれぁ」
藍花:「……そうだね」
藍花:「でもどれか一つ選ばないと、って言われたら……うーん」
ルーサ:「……」わくわく
シアストリス:「遺産の破壊を一番に止めに行くべきと思う」
シアストリス:みんなのプライドが許すのであれば。
モーグ・メタラージ:「……そうだな、他にかまけてアレを破壊されるわけにはいかねぇ」
藍花:「シアちゃんがそう言うなら、それで良い、よ」
シアストリス:「ありがとう」
モーグ・メタラージ:「せめて、襲撃に対応する前準備はしとくべきだ」
イディー:「うんうん…」
グレン・ネルス:「そうだな。あれは放置できねえ」
モーグ・メタラージ:「まぁそこから、襲撃までに間があるようなら余所も覗く、ってなもんでいいだろ」
グレン・ネルス:「そこで『わかってくれたか』みたいに頷かれるとなんかムカつくな……」
ホルス:『ピ!』
イディー:「遺産の重要性をみんなが理解してくれて先生は嬉しいよ」
藍花:「よかったね……?」
シアストリス:「……」
藍花:「あとは、エディルネのためにも、ウルカナの後ろ盾は早めにほしい、かな」
藍花:「遺産のあとで構わない、から」
シアストリス:「ん。そっちも、時間が決まってる」
イディー:「いいとも。シェフィードの呪いも解かなければならないしね」
モーグ・メタラージ:「最低でも、トトとウルカナ、2つを解決すれば間に合うはずだしな」
藍花:「ありがとう」呼ばれている、その感覚が生み出す焦燥がチリリと胸を焼き、胸を軽くおさえた
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「フム、決まりのようだな」
ルーサ:「じゃあとりあえずリリーララさんに返事をしておきますね!」
シアストリス:「ん。」貴重な砂の神神官仲間だ
GM:よし、他に話すことがなければ場面が進行しますがどうでしょう?
藍花:OK!
モーグ・メタラージ:おっけー
グレン・ネルス:アイヨー
イディー:OK!
シアストリス:ハイ
GM:OK!では
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「よし、じゃあ今日はお前たちの足場固めも終わったことだし、ちょっとした晩餐をダムールに頼んである」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドは満足げにヒゲをしごく。
モーグ・メタラージ:「また石みてぇなパンじゃねぇだろうな」
シアストリス:「カレー?」
藍花:「たのしみ」
イディー:「わざわざ言うってことは何かしら美味しいものだろう」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「フフフ、大丈夫だ。他の店に買いに行かせた!」
グレン・ネルス:「それはそれで心配だな……」
イディー:「さすが将軍」
ルーサ:「大丈夫ですよう、私が買いに行ったんですから!」
シアストリス:「じゃあ、今日は解散で」
シアストリス:「おつかれさまでした」
藍花:「おつかれさま」
グレン・ネルス:「だから心配なんだが???」
ルーサ:「ええーっ!?」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「まったく、まあこれまで戦い詰めだったのだ、少し楽にして……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドが苦笑する、その時――――
GM:窓の外が、にわかに騒がしくなった。
シアストリス:「!」
藍花:「何?」
蛮族:「なんだ、あれは……」
モーグ・メタラージ:「? なんだ……?」窓に近づき、ちらと見やる
男:「鳥? ……天使?」
グレン・ネルス:「どうしたよ」外を見る
ガーディアン:モーグが窓の外に見たのは――――通りの上空に浮かぶ、魔導機だった。
藍花:「え、何、あれ」窓に駆け寄る
シアストリス:「……」
モーグ・メタラージ:「……おい、シアストリスはこっち来るな、奥に潜んどけ」
ガーディアン:見た目は偉大なる遺産と同系統。ガーディアン
イディー:「……魔動機か?」
シアストリス:「わかった。」ソファに留まる。
モーグ・メタラージ:「魔動機……飛行型のあれだ」
ガーディアン:だが、その装甲、装備、すべてがそれまでのガーディアンとは質が違う、そう確信させる代物だった。
藍花:「……!」即座に踵を返し、シアの傍に立つ
イディー:「いや、いつものアレに比べればずいぶん高度だぞ」
モーグ・メタラージ:「あの意匠……ガーディアン、に見えるが」
ホルス:『ピ…………』
藍花:「敵意は、あるのかな」
シアストリス:「空を飛ぶ魔動機」
グレン・ネルス:「ガーディアン……でもなぜこんなところに?」
モーグ・メタラージ:「分からねぇ、だが明らかに"新造"されたもんだ」
ガーディアン:『この地の人蛮、あらゆる小さき者共に告グ』
藍花:「!」
モーグ・メタラージ:「……」
グレン・ネルス:「なに……?」
ガーディアン:ガーディアンは宣告ともいうべき響きを持って、言葉を発した
男:「う、わ……」
蛮族:「ああ……っ!?」
ガーディアン:弱い者はそれだけで腰をぬかし、あるいは跪いてしまうほどの威光を以て
ガーディアン:『歓びを以て聞ケ』
ガーディアン:『来たる謝肉祭。セトナクト様は再びこの地に降りられる』
ガーディアン:『今いまし、昔いまし、やがてきたるべき者、全能者にして主なる者、砂の神、"セト"として』
ガーディアン:『セトナクト様はお前たちをより分け、忠実なる者には永遠の従僕の名誉と、穢れなき子供の肉を与える』
ガーディアン:『お前たちの歓呼をもってセトナクト様は砂の神と一体となリ――』
ガーディアン:『――この街の。世界の。新たなる治世を開ク』
ガーディアン:『人蛮こぞりて崇拝し祝エ』
ガーディアン:『子のあるものは、子を贄とせよ』
『親のあるものは、親を贄とせよ』
ガーディアン:『お前たちが愛すべき者は、ただ我のみである』
藍花:「……!」ぎりり、と歯を噛みしめる。
モーグ・メタラージ:「チ、揺さぶりか?だがこうも宣告したならマジでやりそうだな……」
イディー:「いいじゃぁないか、謝肉祭を潰せば、奴の面目はまるつぶれだ。」
男:「あ、ああ……!」
蛮族:「おおお……」
シアストリス:「…………」窓の方に視線を向けている。
グレン・ネルス:「こうまではっきり宣告するってことは、復活の目途は立ってると見ていいな」
ホルス:『……』
イディー:「これだけ派手に宣伝してダメだったら信仰心も薄れるというものだ」
ガーディアン:ガーディアンは最後に通りに平伏する小さき者達を広く見下ろす。
ガーディアン:『我を崇めよ。我を記憶せよ。過去を忘れ。未来を打ち捨てよ』
ガーディアン:『我は今いまし、昔いまし、やがてきたるべき者、全能者にして主なる者。砂の神。セト』
ガーディアン:その言葉を最後に、ガーディアンは身を翻し……姿がかき消えた。
モーグ・メタラージ:「……面倒くせぇな、簒奪者がよ」
モーグ・メタラージ:「しかし最後のァなんだ……?消えただと?」
藍花:「そんなこと、させるものか」かちかちと無意識に爪を鳴らす。
シアストリス:一応砂の目で窓の外チラ見しとこ
グレン・ネルス:「急ぐ必要がある」
シアストリス:透明化して徒歩で帰ってるかもしれんし
グレン・ネルス:「迅速に、だが確実に」
GM:残念ながら消えてしまってますね
シアストリス:ガチ飛行型か~
GM:ただ砂の神の神聖魔法を使った時と同じ砂の残滓が残っていました
藍花:ヴィジョンというか映像映す魔法ってあったっけ?
シアストリス:「……砂の神の力。」
グレン・ネルス:ウィザードとかにはある
ホルス:『ピ』シアに頷く。『ガーディアンの上位機種、ハイガーディアン』
シアストリス:「ハイ、ガーディアン」
モーグ・メタラージ:「分かりやすいこったな」
ホルス:『強イ、トテモ、ツヨイ』僅かに震えているようにも見える。
藍花:「あのガーディアンは古くなかったように見えたけど」
イディー:「ふぅむ…」
シアストリス:「……」ぎゅ、とホルスを抱き寄せる。
ホルス:『ピ』グリグリとシアに頭をすりつけた。
グレン・ネルス:「それが既に特別製ってことを表してるな」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……お前たちが王墓より戻ってから、300年前のイーシスについての記録を出来る限りで調べてみた」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「だが、当時の記録が不自然なほど残っていない。特に当時の王族関連は。
どうやらセトナクトは徹底的に当時の王族や文献を滅ぼし尽くしたと見える」
モーグ・メタラージ:「なるほどな」
藍花:「つまり見られると都合が悪い」
藍花:「そういうこと、だよね?」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ。ヤツはすべてをまっさらにして、新しい王に、神になるつもりのようだ。そのために謝肉祭を使うと」
イディー:「そうだね」
モーグ・メタラージ:「は、都合がいいな」
モーグ・メタラージ:「どのみちぶっ潰すんだ、分かりやすくて結構じゃねぇか」
シアストリス:「遺産に触れれば、過去の映像から何かを見出せる、かも」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「……なるほど、お前たちの目的は人間牧場の解放だったな」
藍花:「そう」ホルドの言葉に頷く
モーグ・メタラージ:歯を剥いて笑う
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「ちょうどいい。ひとつの目処が見えたな」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「20日後、ヤツが復活する謝肉祭。そこまでにお前たちが何が出来るか……」
"虎将軍"ホルド・マッリョ:「目にもの、見せてやれ」
グレン・ネルス:「やるぞ、皆」
藍花:「うん」
モーグ・メタラージ:「おう」
シアストリス:「わかった。」
イディー:「いいとも」
GM:かくして、次なる戦いの幕が上がる。
GM:復活せんとするセトナクト。それぞれの思惑を持つ四天王。
それに抗う人々……そして、君たち。
GM:果たして勝利の女神は誰に微笑むか。
冒死よ!第二部『砂の街の奪還』
開幕
感想戦+リザルト
GM:お疲れさまでした!
モーグ・メタラージ:お疲れ様でした~
藍花:お疲れ様でした!
イディー:お疲れさまでした!
グレン・ネルス:お疲れ様でした!
藍花:べりべりヘルシー!
シアストリス:お疲れさまでした!
GM:イエイ
シアストリス:ヘルシーすぎて具合悪くならないか不安だわ…
GM:GMが既に具合悪くなってるからセーフ
藍花:ヒェッ
シアストリス:風邪!!!!
藍花:お大事に……。
モーグ・メタラージ:寝ませい
GM:いえいえ、というわけで作戦会議回でした!
イディー:アウトだろ
イディー:お大事に…
GM:皆良い感じに考えてくれて良かったぜ……次回の依頼も決まったしね
藍花:ちょうど良い感じに方針も纏まったね
イディー:🐰「計画通り…」
シアストリス:遺産壊すな~~~~~~~!!!!
シアストリス:ピピーーーー!
藍花:このウサギッ
ハラノヴ:「こわす?こわさない?」
ハラノヴ:「こーーーーーーーーーーー……ーーーわすっ!」
イディー:ダメーーーー!
グレン・ネルス:パワー!
シアストリス:ハッ
モーグ・メタラージ:殺す?それとも殺す?―――殺す!!!
藍花:「こーーーーーーーーーーー……ーーーろすっ!」
GM:殺意二人組~
モーグ・メタラージ:ランファと違って自身の暴力性に自覚的なうえに恥じてない輩
シアストリス:壊していいのは殺される覚悟があるやつだけだからね
藍花:モーグはちゃんと律してるから
グレン・ネルス:だが正直今の段階でハラノヴ軍団と戦っても勝てんぞ
GM:藍花よかったよー
藍花:ありがとー
グレン・ネルス:本人が来るとは言ってないが
藍花:モーグのおかげだね
GM:ハラノヴも毎回自分が現場出るわけじゃないから多分大丈夫
GM:前回ちゃんと言えって言ってたもんねモーグ
モーグ・メタラージ:いぇいいぇい
藍花:あんな出目でてあんな台詞かけられたら、やるしかなかった
モーグ・メタラージ:名前を言うだけじゃパーティの絆は深まらないんだぞ!!!ちゃんと話しあいしなさい!!!
グレン・ネルス:ずっと前から思ってたこと「別にお前が強いから一緒に行動してるわけじゃないんだが?」言えてよかった
GM:グレンのセリフ、めっちゃ鍵になると思う
藍花:クリティカルだよ
シアストリス:両腕なくなっても仲間だぜっていうの好き
イディー:よかったよね
モーグ・メタラージ:強いから仲間なんじゃねぇ、仲間だから心強いんだ
藍花:これで赤竜血ちゃんはちょっとおとなしくしてもらうとして
グレン・ネルス:ゼンセの兵は仲間を決して見捨てない
いやなんかバカ司令官はいた気がするが……
赤竜の血:ジッ
藍花:うっ
GM:あの司令官は外から手柄だけ取りに来たアホ貴族だから……
GM:おっと、リザルトを忘れてた
グレン・ネルス:あれがまだ生きてることがすでに懸念事項
藍花:そういえば経験点と名誉点はおいくつでしょうか
モーグ・メタラージ:ハラノヴには勝てないとしても、やはり本編入りしたらまたひり付く戦闘が待ち遠しいな……
藍花:まずは塔のガーディアンかな
GM:殺すぜ~~~
グレン・ネルス:ただのガーディアンなら今ならよほど数が出ない限りは倒せる
グレン・ネルス:なので本命が別にいると思っていいだろう
GM:ガーディアンが出て逃げるしかなかった昔とはだいぶ違うよね
藍花:懐かしき思い出
グレン・ネルス:ビーム喰らっても死なないぜ
GM:グレンがタフすぎる
GM:よし、ではディスコードに生きましょうか!
藍花:生きます
シアストリス:撤収!
グレン・ネルス:生き延びたい
モーグ・メタラージ:うぉー